扇が鼻はミヤマキリシマが満開 その２

久住山山頂に立つと何と人出の多いこと！みんな、照り降りの季節にお日様のピンカーンを待っていたようです。が、山頂に立ち四方を見渡しても、期待を裏切るかのように、ピンクの絨毯はどこにも見当たらず緑の山肌！いつもはピンク色に染まるはずなのに、とてもこの時期には見えません。ミヤマキリシマさん、今年は遅れているのかそれとも咲かないで終ってしまうのかちょっと判断できませんでした。

画像の通りにすべてこんな風

朝食が早朝の５時だったためにお腹がぺこぺこでエネルギー不足になっていました。お弁当を広げつつ、それぞれの頂を地図で確認していたら、あらぁ～雲間から大船が姿を現しました。

「私に免じて許して下さい」とマイヅルソウのお花畑は素敵！

肥前ヶ城や扇が鼻の咲き具合が心配で、足取りが早まります

前方に扇が鼻が見えてきました。「あっ、ピンクの絨毯だ！」

ピンクの絨毯の合間を人の群れが蟻んこのように登ってる、登ってる・・・

途中、肥前ヶ城の斜面もチェックしましたが、こちらはぼちぼち・・・

　

 

扇が鼻は何とか面目を保って、霧の合間に幻想的な景観を次々に現します

先ほど登ってきた久住山が見えました

扇が鼻山頂

 山頂から分岐へもどって下山開始。”添いヶつる”までは黒土に転ばないように急斜面をおそるおそる下りましたが、後はだらだらと退屈しそうな長い戻り道です。アセビの幹が赤茶けていて枝が何手にも塞ぐようなお化けの森を抜ける時は自然と足が速まりました。

途中で出会った足元の小さな花たちです。ヒメハギと笹の花！（ルーペで観察すると蕊が覗いていました）

　

アウトラインステッチの入った葉は胸元に飾りたい、イワカガミ、フクオウソウの翼のある葉、クサボケ　　

　　　　

土日が 雨続きであきらめていた久住登山でしたが、そよ風さんのおかげで登れました。年に一度しか会えないのにYさん、Hさんとも楽しく会話が弾み、快適に登れるのは山があるからだけでないと思えます。皆さんありがとう！