晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

「アンのゆりかご」と四つ葉のクローバー

2008年11月11日 | 友人
北風に堪らず炬燵を出したのはおとといのこと。陽だまりで「アンのゆりかご」を読み終え久しぶりに幸せな気持ちに浸っていた。日本の少女達に「赤毛のアン」を送り出した翻訳家、村岡花子の生涯を孫である村岡恵理子さんが書いた本だ。勿論、私も赤毛のアンに魅せられ、アンシリーズを最後まで読破し、他にも「エミリーブックス」「果樹園のセレナーデ」と次々にモンゴメリーの本を読み漁った。

その「赤毛のアン」を教えてくれた中学時代の友人Tや、小学校の頃推理小説「江戸川乱歩シリーズ」を先を争って読み探偵団まで結成したM子など・・・お互いに同じ本を読んで楽しさを共有した友人達が居たことを懐かしく思い出していた。

夕方郵便ポストを覗くとダイレクトメールに混じって友人からの封書が入っていた。手に取ると「今頃気付いたのね」とヒンヤリとしている。「朝が始まるのが辛い」と葉書に書いた一行に、気遣った友人が四つ葉のクローバーを同封してくれたのだ。彼女は四つ葉のクローバーを見つける名人で、贈られた四つ葉のクローバーも5本の内の1本。weedflowerをあしらった便箋にひっそりと折り畳まれていた。

彼女とは音訳を通じて知り合ったのだが、あなたも腹心の友ダイアナのような大切な存在です。

    


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