晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

今回も分からず・・・多良山系釜伏山は?

2015年02月14日 | 
(画像の奥に高く聳えているのは五家原岳)

一日中晴天らしい。久しぶりに郡岳から経ヶ岳のロングルートにある岩屋越しから865峰あたりまで歩いてみよう。登り口がブルドーザーで整備され広がり歩きやすくはなっていたけど、嬉しいやら悲しいやら複雑な心境。
いつから置いてあるのか分からない、平谷トンネルの上にある名物狸の置物は首を傾げなかなか愛嬌があります。



縦走路に出るまでの大ケヤキ辺りまで、樹木名札が小まめに付いているので退屈しのぎになります。一時間ほど登って岩屋越しに到達。



郡岳から経ヶ岳へ至るこの縦走路は落葉樹が少なく冬でも薄暗い。でも今日のような晴れた日を選んで登れば、時折りぶつかる落葉樹林の陽射しを感じながら静かな山歩きを楽しめる。落ち葉を踏む登山靴の音しかしない森の中で突然音がすると身がすくんでしまう。一瞬獣が潜んでいるのかとびくつくけれど木の枝が落ちた音だと気づき、肩の力を抜いて山へ身を委ねて歩くのだと言い聞かせる。自分の不注意さえしなければ山は怖くない。



数年前、釜伏山を目指して登りどの山頂がそうなのか分からずじまいで終わってしまっていた。たぶん、地元でお釜を伏せたような形から呼んでいるのだろう釜伏山。その時ブログで山頂に標識があるのか教えてと書いたが答えは得られなかった。アップダウンの激しい途上にある822峰や865峰のどちらかがそうなのだろうか。今回、答えを出すはずった。
「数年前、ほとんど出会わないのに年配男性2人連れにばったり出くわして驚いたよね」と、アチさんと話して歩いていると、またもや年配男性2人連れと出会う。勿論、以前出会った人らではない。彼らは2週続けて釜伏山を探して登ったのだが分からないと言い、私たちにどの山かと尋ねた。4人で地図を広げ、その時は『つげ尾』近くの865峰ではなかろうかと言って別れたのだった。
結局、私たちは時間がオーバーして822峰手前で引き返した。(現在は行動時間を4、5時間内で抑えています)
下山途中でお釜を伏せた山容の峰を捉えて間違いないと確信した!
でも写真に納められず・・・

帰ってからあれこれ調べてみて、『釜伏山』は『狸だまり』から20分ほど登った795峰ではなかろうかと結論づけました。ということは、やはり釜伏山山頂には表示がなく私たちは登っていたということになる。断定が難しいので表示されていないのかもしれませんが、山容が似てたら拘らなくとも良いのかもと思ってもいます。


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2 コメント

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おどけた写真 (マッスル)
2015-02-17 04:37:52
おはようございます
今回は景色のみの写真ではなく
おどけたbambooさんの写真つきでしたね
登山の間隔も狭まっておられるようで
今年はこのまま意欲的に登られるようですね
私も意欲的に登ろうと思っていますので
多良山系あたりでお会いできるかも(はい)
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こんにちは (bamboo)
2015-02-17 17:15:51
マッスルさん、お久しぶりです。
アチさんも定年で4月から変わった新しい職場にも慣れ、少しづつ山へ向かうリズムを取り戻しつつあります。お互い大変な時期を乗り越えたようにも思えるこの頃。

お母様の入所も実現できて安心されたことでしょう。送り出される心境を語られた文章を読んでコメントを書けずそのままになっていました。私もいずれ母を送り出す時にはそんな気持ちになると思いますが、今やれる良き方法だと信じるしかありませんよね。

そろそろ花も咲きだす季節ー、ニアミスではなくばったりお会いできる日も間近かかもしれません。
今年こそ私の写った写真が役立てる日が来ますように!
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