皆さんこんばんは。
昨日の夕方スロベニアから帰ってきました。
最初から振り返ります。
レース初日は個人タイムトライアル6.6km
自分としてはかなり良い距離だと感じたのでコースのチェックも入念に行った。
特にスタート後すぐ石畳の下り、コーナーがあった為そこは他の選手の後ろに付いて走り方を真似した。
ウォーミングアップは道路を交通規制してくれてたおかげで、ローラーではなくコース上で行った。
自分の順番が来てスタート
石畳のコーナーはやはり上手く走れなかったが、ペースは良い感じで上げれてる。
折り返し地点に近付くと、1分前にスタートした選手がかなり近い事に気付いた。
折り返すと若干登り基調。
しかしギヤを軽くするとペースが落ちるので、落とさないように走る。
残り2キロ過ぎから下り基調のトンネル。ペースを一気に上げ前との差を詰める。
残り700mで左に曲がるがここで前に追い付き。
そのまま抜いてゴール。
自分としてはかなり良い感じだったが、トップと35秒差。
しかしヨーロッパに来て3回目のＴＴで前回までの反省をいかせての結果だったのでかなり良かった。
今回1軍揃いのチームでも、アスカーニ、バリアーニに続いて3番手だったのでかなり良かった。
あとはさらに練習を重ねればさらにタイムは上げれると思う。
第2ステージ（189ｋｍ）
スタートしてすぐ二人の逃げが前を行く
そこでアタック。
一人付いてくるが前に出ず
後ろが追いついてきて吸収。
そのあと
2人が飛び出し。
終了。
ここで飛び出すのはかなり気まづいので
待機。
その後登りでペースが上がるが。
とりあえず越えて
そこからは集団の後方でチームメイト達と一緒に待機。
残り距離が少なくなって来たところで、少しづつ前に上がり。
というところでアタック合戦。
前に6人ほど行ったのでチェック。
追いつき、後ろで待機。
エースが後ろにいるので。
集団が追いついて来たところで何回かカウンターがかかるが
集団は一つになり2キロあるかないかくらいの登りがある周回コースへ。
上手く集団前方で走り
登っているとアスカーニがトラブル。
自分がいる位置で止まると後ろの選手に追突されるので止まれず
かといって頂上で待っても下りで足手まといになるので
下った先で待機。
後ろから追いついてきて
そこから先頭を引き。
なんとか一人で集団に戻せた。
その後自分は同じ登りで遅れ。
グルペットでゴール。
ゴールしてくれたあと
彼はお礼を言ってくれました。
仕事をした後はかならず皆にお礼を言いに来てくれる。
トレンティーノの時は部屋まで来てくれた。
第三ステージ
今回のレースで一番きつい山岳コース。
しかし
自分はスタートしてすぐアタック合戦の最中
落車してしまいました。
前のリクイガスの選手が一気に左に行き
前輪に当たり
一瞬で地面に叩きつけられました。
いつもならすぐ立ち上がって自転車に乗り
集団に戻りますが、この日は無理でした。
顔をかなり打ってしまい。動く事も出来ず
その場で軍の救急車で病院に運ばれました。
レース前に変な救急車だなー
と思っていたのでまさか乗る事になるとは・・・
病院に付いてから
治療するまでかなり長かったみたいですが
不思議と長く感じませんでした。
ただ顔に麻酔を打ってる時と、麻酔が効いてないところを縫うのはかなり長く感じました。
その日は頭を打ってる事もあり入院。
動いて何かをする
という事は出来ないくらいの状態でした。
次の日の朝
起きるとだいぶ良くなってましたが
上半身の打ち身が酷く息をするのが少し辛かったです。
腕も両手とも腫れてて。
昨日は食事は禁止されてたのでかなりお腹が減ってました。
それで出てきた朝ごはんは、パンと牛乳、ヨーグルト。
それとリンゴ。
お腹減ってたのでリンゴもナイフ使って食べました（笑）
お昼御飯もナイフを使うようなもの（苦笑）
夕方になりチームの監督とメカのけいたが来てくれました。
ご飯が足りないと言うと
売店でケバブを買ってきてくれました。
かなり美味しかった（笑）
ケイタには落車後から付き添ってくれてとても助かりました。
アルベルトはとても心配してくれて、元気づけてくれます
今回の落車は人生No1の痛さでしたが
何もなく本当に良かったです。
あの写真をみるとかなりやばそうですが。
これから数日は不便な生活が続きそうですが
頑張ってやっていきます。
はやくチームメイトに会えますように
あ！
今回もメカKeitaの写真より（笑）