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漆黒文書の森

筆者が日常からヒーローものまで、様々なことを書き込むボヤキブログです。

冬のアニメ決算期!?

2011-02-07 21:12:00 | アニメ
 さて、2月にもなり、ようやく今期アニメが出揃ったところで、一通り洗ってみます。今期のアニメを一通り見てみたところ、どうも今期は空回りの印象…。というか、今期は今一つでした。ところが、思わぬ伏兵もあった印象。
 その伏兵は「べるぜバブ」でした。ジャンプで連載していたから、内容はある程度把握していましたが、見てみたらかなりおかしかった…。特にアランドロン…。個人的にはヒルダがポイント高し。そりゃゴシックな服装で巨乳、さらに声が伊藤静だったら、そりゃエエでしょうに!!(マテ)
 わりと最近のジャンプらしく、若干マッドな部分もあるので、日曜朝7時にやるには随分とおっかないんじゃないのか??と思うのですが。(前略)傍若無人で(中略)な高校生が(以下略)、魔王の子を育てることになるという設定は、ギャグとしてはアリですけど。でもそんな設定のわりに、その高校生・男鹿(おが)の周囲が普通すぎ。学校の校長(第2話)まで、あんなに貧弱そうなキャラって…(むしろアリかと思いますが)。男鹿の姉ちゃんはともかく、ご両親まで普通なのは、世界観としてものすごいギャップが…。
 あとは「GOSSIC(ゴシック)」。これはラノベ好きなダチに勧められて、あまり気乗りがしなかったのですが、聞いていた印象ではバディ・ムービーを想像していました。いわゆる「安楽椅子探偵」です。見てみたところ、当たらずとも遠からじ。特に良かったのが、転がるエリザベス。ひとまず、時代背景を踏襲しているのは見事。でもまさか2クールとはな…。他には「レベルE」。これも原作の時にハマッた作品。詳しくはこちら。でもどこまで可能なんだ??最初の計画からかなりツボにハマッたが。あの部分が個人的にどのようになるのか気になっていたが、見てみた結果は満足のいくものでした。何かワイドショーの、ドッキリ企画の舞台裏番組みたいで…。
 他に面白かったのが、「神のみぞ知るセカイ」の再放送。これもサンデーで設定だけは知っていたのだが、あまりにもコテコテでどんなもんかと思ってましたが、コテコテすぎて面白かった。伊藤かな恵のエルシィが実にポイント高かった!!…けど去年の作品だからな。でもHD録画なので、DVDに写して見る時には難儀します。持っている機械のスペックの都合もありますが、倍速ダビング出来ないから…。というか、最近の作品は全てこれです…。殆どの作品がHDなので、画質は良いのですが。結局、ダビングする際の容量の都合で、SP方式に戻したけど。
 そのHD作品のいくつかが、ほとんど個人的には残念な作品ばかりで、ガッカリしております。「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃ無いんだからねっ!」とか、特に昨年の「俺の妹がこんなにかわいいわけがない」の流れで、明らかに狙っている感じがして嫌だ。「これはゾンビですか?」も、角川系列なので同様の印象。これは「撲殺天使ドクロちゃん」のような印象(あくまで印象だけ)を持つ作品ですが、こっちは電撃だから関係ない。そもそも、「HSOTD」の流れでアニメにした作品を、信用できるものか。「HSOTD」も、迫力ある作品なのですが、迫力優先(あとエロ)で、「売れ行きのためにグロに走ったか!?」という感じがするので、そこが信用できない由縁。「夢喰いメリー」もそんな感じですが、これはまだマシかな。グロは私の趣味に合わないので、結局外してますが。
 同じ理由で、「フリージング」も。これも原作を知っていたので興味深かったのですが、作品をアニメで実際に見てみたら、あまりにもエゲツナイので腰抜かしました。作品設定上、いくら再生治療が行き届いているからって、簡単に相手を瀕死や、四肢をブッチにしたがるキャラが多い作品は、さすがにヤヴァイだろ。キルタイムは小説の表現はうまくても、それをアニメに持ちこんじゃいけないのでは!?でも内容は今一つ。これも迫力はあるのですが、迫力優先(あとエロ)で行くばかりで、作品としては内容が物足りない。
 他のやつも、「みつどもえ!増量中」も。えげつなさでは「こどものじかん」と似たようなところがあるのですが、これは前シリーズもパスしたので却下。そんな中では「魔法少女まどか☆マギカ」はほっとする作品ですが、これももう一つ盛り上がりに欠けていますが、あくまで個人的な感想。盛り上がるのはこれからでしょうから、今後に期待したいところ。原作ありきの作品ばかりの昨今では、アニメーターオリジナルの作品は極めて稀有ですので、実に貴重。これがシャフトの理想とする、まさに繋ぎ役(牽引役が正しいのですが、ここはシャフトの意味に乗っ取る)となってもらいたい。今後のアニメ業界のためにも。
 少し話を戻して、ラノベの嵐(?)。「IS ~インフィニット・ストラトス~」も、ダチに勧められて見てみたのですが、これも空回りの印象。確かに「MS少女」のような武装が面白く、そこはポイントとして高いのですが、「高レベルの中に異端が混じる」という設定は、特に昨今、黒一点が多くてうんざりしています。その中でもう一つ際立つのが、「女だらけの中に、男が混ざって場をかき乱し(そこまではまだ目をつぶろう)、いつの間にか中でツンデレな争奪戦」という流れ。これもその一つ。いわゆる「萌え」路線ばかりで食傷気味。いい加減にして欲しいよ。しかも先程の「フリージング」でもそうですが、最近は嫌味な高飛車女子が場をかき乱すのが流行なのか!?これがステレオタイプすぎて、呆れます。こんなのばっか。どこまで前例主義なんだ。これだから頭打ちになるんだ。
 もう一つうんざりする流れが、萌えキャラが前に出る作品。まさかの「リオ」のアニメ化には驚きましたが、内容には仰天。これもアレコレとえっちぃ部分が突出しておりますが、この辺もネタ。ディーラーなのにコスプレが多い設定も、「オーナーの趣味」で片付いたのはいいとして、話の内容がかなり白けてしまった…。しかも制作スタジオがXEBECだったのが、余計に「ToLOVEる」の流れがして嫌な予感がしたのですが、やっぱりその予感通りでした…。原画が腑抜けてたし…(XEBECの原画崩壊は有名な残念話)。今度は払拭されてるかと思いきや、やはりそれも叶わなかったか。お話も残念だったし。リオは最強のディーラーであっても、アニメではその最強ぶりも今一つのようで。支えるスタッフの不出来が原因か。ただ個人的に、リオの声が井上麻里奈なのはポイント高い。これはイメージにもマッチしており、文句が付けられない。これは過大評価しても良いです。他のキャラでは、リンダはわりとツボ。褐色肌に日焼け跡、緑のツインテールで巨乳という設定は、私にとってのキラーチューン。さらにロボ娘という設定には、開いた口が塞がらなかったが。なのに日焼け跡というのは、どこまでシュミ丸出しやねん!!もうどこからツッコんでいいのかわからん。あとは見習いドジッ娘ディーラーのターニャが、自分のシュミに丸ごとツボですので以下略。
 もうひとつ加えておきましょう。「ノイタミナ」枠で放送されている…らしいのですが、フジテレビ直接ではないので、関西にそんな枠はない!!しかし放送されているのはありがたい。そのひとつが「放浪息子」。作品世界はよく知らなかったが、この紹介記事で大体わかった。記事を読んでみた限り、複雑な作品であることは間違いないが、見る分には外すことに。そういう心理描写の複雑な作品は惹かれるし、別に同性愛的な部分に対して、理解がないわけではないが、多少なりとも嫌悪や偏見があるのは否めない。だから見ないというわけではないですが、正直見る番組がメチャメチャ多いので、少しずつ間引きしなければならないから。もう一つは「フラクタル」。よく知らなかったが、これはどうもSFらしい。設定だけなら「ターンAガンダム」を思い起こさせるが、実際の作品は知らない。追っ手との掛け合いを見ていると、「ラピュタ」や「ナディア」を思い出す。監督がヤマカンこと山本寛(やまもと・ゆたか)というのには若干ながら驚いたが、「今度はこの路線に走りやがったかヤマカンめ」と思ったさ。というか、「B☆RS」はどうした。前評判ばかりで、この作品で間を繋ごうというのか、とか懐疑的な感じを持っている。先見の明はあっても、ああいういちびりなところがある人物は信用出来ん。とはいってもアニメーターなんだから、面白い作品が作れるならそれはいいんですが、あまり表立っての行動や発言はしてもらいたくない。だから信用出来ん、それだけ。監督が監督なら、それに関わった声優も(ウソ臭い)声優かもな。
 どんな作品が出るのかは、情報が出てから放送までが楽しみではありますが、その後で残念だったかどうかは、見てから決まる。今期は残念でした…。個人的な感想ですので、関わっている人や好きな方々は、あまり気を悪くなされないよう、よろしくお願いします。2月に始まる「海賊戦隊ゴーカイジャー」と、「スイートプリキュア♪」におきましては、恒例の「スーパーヒーロータイム」の時に書きます。


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