漆黒文書の森

筆者が日常からヒーローものまで、様々なことを書き込むボヤキブログです。

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赤い記憶

2010-05-31 21:43:00 | 特撮ヒーロー
 昨日はへばってしまったので、今日は改めて記事を書く。先日「超・電王トリロジー」を観てきたが、昨日また観てきました。ワーナー・マイカルで1000円だったから。それに前回ははしっこだったので、今回はド真ん中。
 改めて観てはみたものの、改めて書くことも実は少なかったりする…。今回の物語の主軸はゼロノス=桜井侑斗(過去と未来)と野上愛理をめぐる、三角関係の物語なのはご存知かと。それに対しての決着は、侑斗の悲恋という結末で終わり、惑星よりも遠い二人の距離を痛感しました。しかしまだ希望はある。最後の、侑斗と愛理がバイクで走り、途中星空を見上げるシーンがあったが、これが最大の恋愛要素。JAE代表で、REDの監督の金田さん、恋愛もの未経験の中よく頑張った!!でもバイクで走るシーンはちょっと長すぎた??子供が退屈がっていたぞ、仕方ないけど。子供にはまだ難しいかな?しかしその星空に思いを馳せる侑斗の姿に、失われた恋人との記憶を思い浮かべる?野上愛理の姿に、わずかな希望があるのかも知れない。桜井侑斗の残したメッセージ、「過去が希望をくれる」のとおり、(彼女にとっての)過去が、侑斗にわずかな希望を残してくれている、そんな内容でした。
 しかし今回の笑いどころもアレだったな。特におかしかったのが、シネスコープ調の「デネブのラブラブ大作戦!?」。フィルムもセピア調だったし、服装まで明治時代みたいだった。それどころか、吹き替えまでデーネーブー!!大塚さんの声で貴婦人(しかもわざとらしい芝居)なのが、ものすごく可笑しかった。さすが芳忠さんだ。んで、最後はイマジンを自転車で追いかけるモモさん。あの自転車、京都ロケでWが乗ってたやつじゃないか??と一瞬疑った。あとは「笑えないけど笑えた」シーン。腰を痛めたモモさんと、侑斗とデネブの喧嘩めいたじゃれ合い。さらに墜落するデンライナーアナウンス、同時に無重力体験。プラネタリウムのオマージュだろうか。次のEPISODE BLUEが楽しみだ。一方で、殿が主演を努める舞台「銀河英雄伝説」も楽しみ。初の舞台で主演とはさすがは殿!!じいは嬉しゅうございます。
 それにしても、まさかblogramカテゴリの上位にランクインするとはな…。これもひとえに、訪問してくださる皆様のおかげです。でもランキングが「ライアーゲーム」と「ブラッディ・マンディ」。最近そんなに書いていませんのですが、それでもランクインできたことは嬉しいことです。一方で上位に「藤田まこと(敬称略)」と「森三中」、何が決め手だったのだろうか。こればかりは当たり前田のクラッカー、というわけにはいかないな。

違いのわからぬ単純変更

2010-05-29 15:46:00 | 日記
 昨日は映画を見たかったので、さっさと切りあげましたが、その見た映画もまた微妙でした。見たのはTV地上波初登場の「陰日向に咲く」だったのですが、またなんとも…。
 作品としては悪くなかった。劇団ひとりの同名小説が原作のこの作品、映画化したのは結構なことです。しかし実際に内容を見てみると、話がさっぱりわからなかった。何かと崖っぷちな人々が、切磋琢磨する作品だったのですが、それは良い。でも、「小説をそのまま映像化した」印象が強く、作り手の力不足が伺える印象。そのため、登場人物の背景模様がさっぱりで、話がすぐに前後してしまうために、時系列も整理できず、内容も理解できないままで、小説と脚本の違いが、作り手も理解できていない、そんな感じでした。
 小説と脚本の違いを大きく分けると、「小説=ト書き(台詞の合間の説明とかの部分)が命」と言われるくらい、文章での表現が重要となる。変わって「脚本=台詞が命」というくらい、語られる言葉が重要とされます。そのため、説明台詞にならないように表現を検討しなければなりません。しかし、小説をそのまま映像化してしまうと、ト書きの部分まで映像化してしまうため、幕間の心理描写の説明が無いままに物語が進んでしまい、内容がわからなくなるのです。それがそのまま出てしまった映画という印象が強かった。一方で原作の方も未見ではありますが、いくらなんでも崖っぷちアイドルの背景は、男の幻想抱き過ぎな印象。それに本編にそれほど絡んでこないし。映画としてはどことなくつまらない印象でした。原作はわりと売れたらしいけど、印象の薄い感動だな、という感想。原作を読まないと、なんとも評価はできませんが、あくまで映画だけ見た感想ですのであしからず。
 なんか最近、インスタントな感動や商売が多くてたまらない。やや脱線して「コミュキャラの箱」というサイトがある(時々当ブログでも話に出す)。ココから連絡があり、返事を書かなくなるそうだ。しかし、「ユーザーから得た文章を基に、架空のキャラと交流をする」のがコミュキャラ最大の特長。それがあったから、(二次元至上主義に)大きく話題になったというのに、これでは従来のゲームと変わらん。無味乾燥となってしまう。それこそ安い感動だ。何があったのだろうか。まさかどこぞの妖精の影響!?…悪い意味ではなく、そっちと合わせた方針変更か?という意味。ただ単に、「運営方針が変更されて単調な作品提供となる」だけだろうけど。規制法案とかなら心配する必要は無いはずですが。詳しくは以下の記事。
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100528/lcl1005282335009-n1.htm
 インスタントな感覚というのは恐ろしいものです。その違いのわからぬユーザーが、それを望んだのかも知れない。あるいはスポンサー(出資者)。こういった(一種の)文化的なものも、資産的利益や合理ばかり追い求めた単純化で、思考が弱っていくのかも知れない(これについてはまた後に)。新たなものを求めて、それで面白みの無いものばかりがあふれかえるのも、皮肉な話だ。最終的には、そんな「思考能力のない」者たちばかりが、いわゆるファンや文化人となってしまうのかも。安い感動で満足した気分になる、そんな文化ばかりでは、規制法案が否決されても、何の意味もない。
 そういえば総務省も、発売された「iPad」を学校の授業に導入しようという。辞書が簡略化されすごく便利だが、「調べる」という行為は、「考える」能力に直結する行為。それがなくなれば、日本も文化的に衰退してしまうぞ。政府もまるで考えていないわけでは無いだろうけど、手間を惜しんだために現代がどんな状態になっているのか、わからないはずも無かろうに。「ゆとり世代」というものも、そんな弊害の一種のはずだが、それを望んだのもまた民意。民衆の考える力も弱っているのだろうか。違いのわからないのは、政治家ばかりでは無いらしい。合理主義ばかり追い続けると、このようになってしまうのだろう。「すぐに他者のせいにする」というのも、そんな合理の一種なのかも知れない。「自分を合理的に正当化する」には結局、他のせいにするのが一番考えないで済むから。自身の気持ちを楽にするのは良いが、それでは何も解決しないな。一億総白○化ならぬ、脳軟化症かもな。

ぶれてはいないけど

2010-05-28 20:55:00 | 社会面
 とうとう社民党党首も罷免となられてしまいました…。こればかりはどうしようも無いが、それでもブレまくった総理よりはマシかな。でも感情ばかりの人に国政は任せられん。
 結局基地移設をアメリカ政府に打診したらしいし、日本は引き続き「安全にタダ乗り」することにはなるが、その負担を受けるというのも、なかなか納得いくものでは無いようです。でも実際に「安全にタダ乗り」しているわけですから、それを解消するための会合を行ったはずなのに、確かにあの会合はバカバカしいわ。大丈夫か民主党。ホントに空中分解してしまいそうだ。今日は手短に終わらせるぞ。
 ちなみに「タダ乗り」と言ったお方ですが、ちょっとカッコ付け過ぎ??言ってることは立派だが、あっさりと受け入れを検討したりするのは、少々危険なところもあると思うのですが。

ニュースなます切り

2010-05-27 22:11:00 | 社会面
 今回は社会面を扱いますが、正直やる気が起きません。だから「メッタ切り」に対して「なます切り」。ぶつ切り程度の切り方しかしませんので、そのつもりでお付き合いください。
 まずは連立が瓦解しそうな、移設案。わざわざ社民党党首が沖縄まで出向くとかいう話だったが、出向いたところでどうなるのやら。選挙のための格好だという意見もあったし、まるでかりゆしを着た○ーぴーみたいだ。でも現行案のまま(選挙前の案件という意味)で開発を進めるというのも、ますます…同じ侮辱を使いたくないな、いくら相手がアレな子だからって。
 次に与党が崩壊しそうな、口蹄疫。処分はなかなか進まないとのこと。無理もない。それどころか、医師まで倒れたらしいし、寝ないで頑張っている知事が凄いわ。「種牛だけは生かして欲しい」という声も空しく、例外なく処分されてしまうのは残念。処分しなければならない理由は、(排水などによる)河川からの感染を防ぐためというのを、改めて理解した。よく理解出来ていなかったのは、私も勉強不足だ。物産展などで応援をしてくれているらしいが、これもこれで感染が心配になるが、これは大丈夫だと思っておきましょう。しかし、処分する前にワクチンを注入して、それから殺処分しているのであれば、最初のうちに十分な対処をしておけよ!!と改めて思いました。だってワクチンだって、いくらするかわからんもの。それも税金だと思うと、今の政府はどれだけるー○ーなんだ…。
 今度は海シェパード初公判。被告の言う「正当な理由」はこの際置いといて、「人を傷つける意図は無かった」というのは、いくらなんでもウソだろう!?捕鯨を妨害するわけだから、捕鯨する人を傷つけなければならないんだし、そのための妨害だろうが。匂いのする薬品も、明らかに相手の神経を刺激する(傷つける)わけなんだから、そんな言いわけがあるか!?と思うが、それでもダマされるんだろうな、アノ国は。日本も、いいかげんマトモに相手するのもやめておいた方が良くないか?と思い始めてきました。日本が騒ぐほど、あの団体の宣伝になってしまうし(やる気の起きない最大の理由)。だからといって泣き寝入りも出来ないから、そこはちゃんと訴えていかないと。
 「調査捕鯨」という言い訳だけは、アメリカとの連立の影響で考えた法案だが、中曽根さんの失態だな、と思う。売上税はもしかしたら、今の消費税の政策を考えるとまだマシだったかも知れないが、これも勉強不足ですので、これ以上の追従はやめておきます。こんなモンでしょうか。

執念さえも、振り切るぜ!!

2010-05-25 23:03:00 | 特撮ヒーロー
 今日は「スーパーヒーロータイム」でさっさと振り切るぜ!!まずは「ゴセイジャー」。いよいよウォースターの首魁・惑星のモンス=ドレイク様の出陣となりました。通り名は惑星だったのか…。地球上の大気(酸素)を宇宙船に取り込み、惑星を窒息させる能力に、地球上が高山病状態に。しかし「明日は必ず来る」と信じる心が、ついにウォースターを撃ち破った!!しかし次回からどうするんだ??予告見た限りでは、ビービ(雑兵)の姿を確認できたので、もしかしたらブレドランが生き残っている可能性も…。この流れは「超星神シリーズ」の流れになるのか??しかしミスティックブラザーと合体したデータス、あれはタケコプター??
 次は「W」。アクセルトライアルの登場と、井坂の死亡フラグのお話。アクセルトライアルの特訓にバイクレースを勧めるシュラウド。タイムは一周10秒。照井は井坂に追われる彼女を守るため、それに挑戦するが、そんな照井に興味を示さないシュラウド。「照井の目的が復讐だったから協力した」と言っていたし、シュラウドが復讐に固執するのは何なのだろうか。ともかく、アクセルトライアルを発動させ、限界も振り切り、ついに井坂=ウェザードーパントを打ち砕いた!!井坂はガイアメモリの多重使用の影響もあり、塵さえも残さずに砕け散った…。翔太郎・フィリップ・照井に、「全ては最初からシュラウドに仕組まれていた」という呪いの言葉を残して…これは最後に書いておきます。ともあれ事件も解決し、照井の復讐の念も振り切られた。さすがに子供相手には、「俺に質問するな」と命令口調で言えずにタジタジの照井であった。次回は冴子の死亡フラグ!? 
 あとは「ハトプリ」ですが、母親代わりにがんばってたナミナミが、ファッション部に参加してる!?しかも妹を中学校に連れて!?保育所から引き取って、交代で面倒見るのか??今回はつぼみ。で、今回のお話はファッション部部長のえりかと、友人の演劇部部長のお話ですが、その演劇部部長との関係は説明されなかったな。演劇部部長は演劇に打ち込み過ぎて部員らが離れてしまうが、ファッション部は褒めて伸ばす方法だったので、良い衣装が出来ました。そういや今回は、生徒会長は欠席だったな。その後、演劇部部長もデザトリアンにされちゃいますが、マリンの活躍で、演劇部も元通り。しかし少々かいつまんだ印象。部員が駆けつけたのは結構だが、そこにいたる経緯が不明のままでした。これは残念。
 次回は色々と新展開の様相。「ゴセイジャー」は1クールごとに敵が入れ替えられるのかな??地底人とかに??「ハトプリ」においては、次回はキュアムーンライトのことも絡んできそうですが、いわゆる「ダブルライダーの遺言状」状態に!?しかし井坂の言葉が気になるな。何か想像したことが実現しそうなイメージ。それこそミュージアムが、ガイアメモリを宣伝するためにあえてシュラウドと敵対し、シュラウドがメモリの広告塔として、鳴海荘吉を「仮面ライダー(という都市伝説)」に仕立てあげて、ガイアメモリの流通を促進した、というのが私の思い描いたシュラウドの計略で、翔太郎たちにとっての最悪のシナリオです。シュラウドが復讐に固執する理由まではわかりませんが、それすらもシュラウドの表向きの顔に見えてくるのです。兵器を流通させるには、仮想敵を作り出すのが一番ですから。流通させるのがミュージアムだから、「あえて」としてるのはそのため。それにおやっさんに思慮がちゃんとあるのであれば、復讐に加担するようなマネはしないはずなのです。それが一番、悲しみを増大させていくから。何故その(依頼人を泣かせない、という)信念を曲げたのか、そこまではわかりませんがそのように考えると、リボルギャリーとかの用意周到さが納得いくのですが、当たらないでもらいたいものです。