漆黒文書の森

筆者が日常からヒーローものまで、様々なことを書き込むボヤキブログです。

終末と未来

2013-01-30 22:22:00 | 特撮ヒーロー
 とうとう一つが減ってしまった「スーパーヒーロータイム」、「聖闘士星矢Ω」から。こっちはいよいよ、山羊座の黄金聖闘士・イオニアと再戦!!彼は女神(アテナ)に対する忠誠心が強く、それゆえ屈折した異様な愛情を持っており、彼女をその運命から解き放ちたいとして、マルスに協力使用としたという。彼女には次世代の聖闘士を導くための存在であってもらおうと、パライストラの指導者に抜擢されたのだったが…。そしてその想いから、言霊による人体の操作を身につけた、恐ろしいヤツ。しかし、光牙のセブンセンシズ(第7感=限界突破)により、イオニアの言霊は破られた!!山羊座を抜けた光牙とユナは、いよいよ最後の宮・双魚宮に向かう!!そこには、獅子座のミケーネを屠ったアモールが!!
 では「ゴーバスターズ」レディ・ゴー!!ついにエンター復活の秘密、バックアップが判明!!それはNo.13のカードが、全てのデータを吸収するカードで、すでにヒロムにインストールされていたということ!!エンターがカードをバラ撒いた時、エンターと戦った時にヤツによってヒロムにインストールされていたのだった!!…その時点では人間とかに同化させられないはずなんだが、それもメサイヤカードの成せる業か。つまり、ヒロムの存在自体がメサイヤのバックアップサーバーそのものとなっており、ヒロムを削除しない限り、エンター=メサイヤを削除することが永久に出来ない!!しかも転送データと照らし合わさなければ見つけられないくらい複雑な構造になっており、その部分だけ削除しようにも、入り組んだところに存在しているため、削除したらヒロムを再生することも難しい!!
 さらに一方、エンターは自ら構築したエスケイプがお気に召さないようで。とうとうエスケイプを見捨てて、彼女はさらにあらゆるものを取り込むようになった!!前回のクワガタロイドは無脊椎動物だったが、今度はヘビに犬!?脊椎動物や哺乳類まで取り込むように!!哺乳類までとなると、人間が取り込まれるようになるのも時間の問題。何とか阻止しようとするものの、もはやエスケイプは自分が何者かもわからなくなってしまうほど、多くのものを取り込み、恐るべき進化を遂げる!!これもやはり、彼女の集めた「愛情」というデータが存在するから起こった、予期せぬ悲劇だったのかも。新たな姿、エスケイプ・キマイラとなり、ブルーバスターやイエローバスター、さらに昆虫コンビを苦しめる!!そしてレッドバスターはエンターと戦うのだが、やつもヒロムのデータを共有しているため、戦闘スタイルがヒロムのそれになってきているのだった…!!この辺はスーツアクターの、仮面劇としての本領発揮である。演者のクセを真似すれば、同じ人物になりきるという、覆面芝居の面目躍如です。
 粉砕してもさらに協力になって襲い来るエスケイプ!!ちなみに俗称は、当方で勝手につけた名称です。公式とは何の関係もありませんので、あしからず。ついには建築物などあらゆるものを取り込み、メガゾードサイズにまで進化したエスケイプ!!エスケイプ・Ζ(ゼータ)と戦うゴーバスタービートだったが、データの蓄積からその存在を解放しようと、ついにシャットダウン!!彼女は創造主の望むような「いいもの」になったのだろうか、そうではないだろう。しかし、他にかける言葉も見つからない。それも不完全な人間だからこそか。
 一方ヒロムも、エンターを倒すためにボルカニックアタックの高熱で自らを焼き尽くそうとしたのだが、エンターはそのままでも大丈夫だといった余裕を見せて自爆!!そのままではニックも破壊されてしまうため、ニックを引き離したのだが、メサイヤカード自身がヒロムを保護したため、ヒロムは自らを滅することも出来ない!!そして足元の側溝の蓋から再生したエンターは、復活して新たなデータで強くなっている…!?次回、エンターがレッツ・モーフィン!?
 では「ウィザード」ショータイムだ。仁藤がラーメン専用のマヨネーズでラーメンを食っていた頃、フェニックスはワイズマンに謹慎を食らってしまい、暴れたい衝動に駆られていた!!元柔道部?の岡元 次郎さんの同窓会をぶっ潰したところを、凛子が偶然見つけたことから、彼女はその男(フェニックス)の身辺調査を始める。
 一方晴人は、一人のゲートをナンパ…もとい保護した。彼女はかなりのケータイ依存で、普段から誰かと会話とかの関係を食いつないでいないと不安でたまらないという、いわゆる現代社会の便利病患者でした。ママ友?パーティ会場には豪勢なレストランで昼食を…と、晴人は完成したばかりのドレスアップリングでタキシードを着て入るのだが、彼女は仲間内にすっかりシカトされてました…。遅刻しただけでここまでしなくても…。一方凛子は、例の男の手がかりを掴んだ。1年前の日食の日(放送開始から半年経過してます)から、行方をくらました花屋の店員・藤井 佑吾という男。しかし、なりふり構わず暴れたりするような乱暴な人物ではないというのだ。彼の住んでいたアパートを訪ねたら、そこにはすでにユウゴが!!
 一方晴人は、相変わらずゲートと行動を共にする晴人だが、彼女の依存ぶりにはついていけない。しかしエアロビ仲間も、彼女への態度があまりにも大人気ない。その上、瞬平まで彼女を冷たくあしらい、さらにはその旦那まで!!…正直あれほどの依存ぶりでは、うんざりするけどな。だがその周囲の冷たさも、彼女を絶望に追い込もうとするファントム・ベルゼバブの仕業だった!!そいつの力で人々は操られていたのだった!!さすがは元カリスマビジュアルバンドのボーカル…イヤ、IZAMだったからさ。マエストロ役が。
 相手の策略がわかったところで、ショータイムだ。エキサイトリングでマッチョになったりしてまさしくショータイムなのですが、そこにやってくるマヨネーズ…もとい仁藤 攻介。なっぜここにいるかは皆まで言うな(これも決め台詞??)。さっそくビーストでランチタイムだ!!なのだけどこのベルゼバブ、自分の前に壁のようなものを作り、相手の攻撃を自分の後ろの方や別のところに飛ばす能力があって、ウィザードの攻撃が当たらない!!それどころかビーストに当たったり。次回、こいつを倒すためにドラゴンの力を!?そしてユウゴに出会ってしまった凛子は、やつと心を通わせられるのか!?
 では最後の「スマプリ!」です。冒頭からオープニング使い回しでしたけど。とはいえ、物語の流れとしては、とにかく力押しの印象。結局、今日の笑顔を明日に繋げて、未来に生きていきましょう…といった、如何にも説教くさい終わり方になりました。何か思い当たるような節でも??とはいえ、自粛ムードを押し付けてくる社会よりかはマシか。昨年(2012年)の作品群は、震災ムードを引きずった作品が多かったからな…。
 最後のオチとしては、キャンディとお別れでみんなが大泣きしてお別れしてしまったクル。で、全員のモノローグで、これからの将来に対しての展望を述べていきます。そしてその傍には、いつも友達がいる…一瞬、「僕は友達が少ない」が頭をよぎった。そっちに参加している人がプリキュアやってるという点では、意欲作だったかも。ともかく、これでは「オールスターズ」はどうすんの!?と思ったけど、最後に第1話の使いまわし…もとい、同じ形で再会して終わりましたクル…オチは!?何というか、「願いは通じる」モードですね…綺麗事を否定しないが、キレイにだけまとめようとはしないで欲しいな。けど、映画での伏線が無いままでは、整合性も出ないのでそれはそれで。
 総括すると、この作品はかなり強引な締めくくりををしたなぁ…という印象。中盤なんか、かなりネタに困っていた印象がチラホラと。けどロボになる話は楽しすぎた。一つ一つの話は傑作揃いだが、総括するとまとまりが無い…残念系プリキュア??特にメインキャラのキュアハッピーがかなり、何というか…空気??ピースとビューティが活躍していたなぁ…。傑作ではあったが、やっぱり残念な出来栄えだったという印象。次の「ドキドキ!プリキュア」では、そういう事態に陥らないように願いたいが、すでに名前負けしている予感…。作品が面白く感じないのは、出演者のせいじゃ無いぞ絶対。主に作り手のせいだし、一番の問題は企画立てる企業のせいだぞ~~!!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。