「妖怪人間ベム」の方ですが、今回は家族の問題でしょうか。そこに、彼らの持つ「人間への憧れ」をからめた内容となっております。
襲われている男・高山というヤツを助けたベム達だったが、これを夏目刑事の下に招きいれたものの、娘の小遣いすら持っていくようなセコイやつでした。しかもそいつの本名は山田と言い、襲われていたのはそいつにカネを奪われたやつです。しかしその男にも不幸があり、5年前の爆破事故で母親を失っていたのだ。
しかしそいつの不幸はそればかりではなく、実父に暴力を振るわれ、「面倒くせぇ」と罵られて捨てられていたのだ。そしてそんなクソ親父を見つけ、それを殺そうとまで考えていた。彼もまた、親への憧れを裏切られた存在であったのだ。しかしベム達の説得により、そのクソ親父と向き合うことにした。親父は息子のことを覚えていなかったが、その中で徐々に触れ合いを持っていく…と思われたが、その親父は息子だと気付いていた。しかも知らないふりをしていたのは、「後々面倒くせぇ」という、どこまでも自分勝手な理由であった。山田はそのクソ親父を殴り、ひとまず暴行事件ということになる。そして失意の中、悪の宮(仮)に出会い例の液体で心を蝕まれてしまった。しかしその液体の正体が、ヤツ自身の体液=血?ということが判明した。
再びそのクソ親父の下へ向かい、今度は殺意をむき出しに襲い掛かる。すんでのところで山田を止めたのだが、一緒に来た夏目刑事の説得を受ける。夏目の息子もまた、同じ事故に巻き込まれたことを語り、せめて歩み寄りたいと訴える夏目に、心乱した山田は彼に襲い掛かるが、ベム達は心を昂らせる。何とか彼を抑えることには成功したが、やはりやりきれなかった。
クソ親父の下に向かい、彼ら親子の唯一の絆・野球のサインボールを渡しに赴いたのだが、そのクソ親父もまた、親子の絆に失望しているみたいだった。それら自分を取り巻く全てを身勝手に投げ出そうとしているそいつに対し、怒りを抑えきれないベラとベロ。ベム自身もまた同じ心境ではあったが、時間がかかってもその絆が戻ることにだけ期待して、再び人間への方法を探しに行くのであった…。
そんな希望や期待に何の意味があるのか、期待して裏切られることが辛いのは誰が見ても当たり前のことではあるかもしれないが、それでも期待せずにいられないのだろうか。そして期待したところで、そんな希望が叶えられるはずが無いとわかっていても、それをしなければならないのだろうか。そんな感傷ばかりが残るのであった。
そして研究室跡にて、生みの親とも呼べる悪の宮(仮)と出会うベム達であった。そいつは、「もうすぐ人間になれる」と、意味深な言葉を残していた。続きは次回!!他に判明したことは、緒方教授の調査によってベムのステッキが、人間の骨と同じ性質を持っているということ。そして緒方教授は、彼らを探偵だと勘違いしてくれました。一方で夏目が、例の爆破事故の関連を調査し、大久保(前回の主犯)以外に装置を扱えるのが、同僚の東郷だということ。それを突き止めた矢先、その東郷に襲われた夏目刑事であった。これも次回、絡んでくるらしい!?
それにしても、今回クソ親父の役だった佐戸井けん太さんが、ほどよくムカつくゲスヤロウぶりを発揮してくれてました。ある意味すごい…。顔は斉木しげるサンのような、一見おだやかな感じなのに、役柄の中身が180度違うことには驚くばかりです。実際にはすごくいい人(昔読んだ新聞のインタビューで)なのに、役柄がクズヤロウすぎるのは、少々不憫です。マシなのは「踊る大捜査線」の刑事くらいですが、これもわりと行儀よろしくない刑事だし。山田の方は綾野剛だったのだが、こんな役ばかりか澤田(仮面ライダー555)。そういや北川景子とはもう切れてしまったのだろうか。
襲われている男・高山というヤツを助けたベム達だったが、これを夏目刑事の下に招きいれたものの、娘の小遣いすら持っていくようなセコイやつでした。しかもそいつの本名は山田と言い、襲われていたのはそいつにカネを奪われたやつです。しかしその男にも不幸があり、5年前の爆破事故で母親を失っていたのだ。
しかしそいつの不幸はそればかりではなく、実父に暴力を振るわれ、「面倒くせぇ」と罵られて捨てられていたのだ。そしてそんなクソ親父を見つけ、それを殺そうとまで考えていた。彼もまた、親への憧れを裏切られた存在であったのだ。しかしベム達の説得により、そのクソ親父と向き合うことにした。親父は息子のことを覚えていなかったが、その中で徐々に触れ合いを持っていく…と思われたが、その親父は息子だと気付いていた。しかも知らないふりをしていたのは、「後々面倒くせぇ」という、どこまでも自分勝手な理由であった。山田はそのクソ親父を殴り、ひとまず暴行事件ということになる。そして失意の中、悪の宮(仮)に出会い例の液体で心を蝕まれてしまった。しかしその液体の正体が、ヤツ自身の体液=血?ということが判明した。
再びそのクソ親父の下へ向かい、今度は殺意をむき出しに襲い掛かる。すんでのところで山田を止めたのだが、一緒に来た夏目刑事の説得を受ける。夏目の息子もまた、同じ事故に巻き込まれたことを語り、せめて歩み寄りたいと訴える夏目に、心乱した山田は彼に襲い掛かるが、ベム達は心を昂らせる。何とか彼を抑えることには成功したが、やはりやりきれなかった。
クソ親父の下に向かい、彼ら親子の唯一の絆・野球のサインボールを渡しに赴いたのだが、そのクソ親父もまた、親子の絆に失望しているみたいだった。それら自分を取り巻く全てを身勝手に投げ出そうとしているそいつに対し、怒りを抑えきれないベラとベロ。ベム自身もまた同じ心境ではあったが、時間がかかってもその絆が戻ることにだけ期待して、再び人間への方法を探しに行くのであった…。
そんな希望や期待に何の意味があるのか、期待して裏切られることが辛いのは誰が見ても当たり前のことではあるかもしれないが、それでも期待せずにいられないのだろうか。そして期待したところで、そんな希望が叶えられるはずが無いとわかっていても、それをしなければならないのだろうか。そんな感傷ばかりが残るのであった。
そして研究室跡にて、生みの親とも呼べる悪の宮(仮)と出会うベム達であった。そいつは、「もうすぐ人間になれる」と、意味深な言葉を残していた。続きは次回!!他に判明したことは、緒方教授の調査によってベムのステッキが、人間の骨と同じ性質を持っているということ。そして緒方教授は、彼らを探偵だと勘違いしてくれました。一方で夏目が、例の爆破事故の関連を調査し、大久保(前回の主犯)以外に装置を扱えるのが、同僚の東郷だということ。それを突き止めた矢先、その東郷に襲われた夏目刑事であった。これも次回、絡んでくるらしい!?
それにしても、今回クソ親父の役だった佐戸井けん太さんが、ほどよくムカつくゲスヤロウぶりを発揮してくれてました。ある意味すごい…。顔は斉木しげるサンのような、一見おだやかな感じなのに、役柄の中身が180度違うことには驚くばかりです。実際にはすごくいい人(昔読んだ新聞のインタビューで)なのに、役柄がクズヤロウすぎるのは、少々不憫です。マシなのは「踊る大捜査線」の刑事くらいですが、これもわりと行儀よろしくない刑事だし。山田の方は綾野剛だったのだが、こんな役ばかりか澤田(仮面ライダー555)。そういや北川景子とはもう切れてしまったのだろうか。