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漆黒文書の森

筆者が日常からヒーローものまで、様々なことを書き込むボヤキブログです。

呉越同舟?

2010-01-14 22:08:00 | 社会面
 連休中は寝込んでいましたが、その連休中に読んだ朝日新聞で面白い記事があった。しかも経済欄。ひとつは「社長 島耕作」へのインタビュー。
 いまだに高度経済成長期の幻影にすがり、自分たちがトップだと思いあがっている人々が多い様子。東の大国もそうでしょう。いまだに世界の警察気取り。西の赤い大国も、確かに追い上げムードだと思うが、文化大革命の影響もあって、良識がやや欠けている部分もあるものの、かつては日本もそうだったのだから、このままでは追い抜かれるのかも。でもじきに、日本と同じ運命を辿るのかも知れない。向こうは日本の失敗に倣って、そうはいくまいと思っているかも知れないが、そうそううまくいくものでもあるまい。私は日本が活性化するのであれば、西の赤い国に力を借りるのも方法としては重要だと思う。相手を信用できるかどうかは、しっかりと見極めなければならないが。相手に対してそれなりの敵意はあるにしても、目的のために協力するのはよくあること。呉越同舟というのはそういう意味だっけ??
 もう一つの記事が、まさか同じ面に掲載されていた「海外のコスプレ文化事情」。もっとも、国際面の記事ですので、たまたま隣通しだったという理由。こちらはフランスのお話。日本国憲法のモデルはフランスらしいので、官僚が得するシステムらしいが、それは別の話。フランスもアメリカ同様の人種のるつぼで、人種差別も激しいですが、そこに日本の「調和」の精神が生きてくるという。でも多種多様の民族とともに過ごす、時間を共有するというのは、外交も含めて他の国でもよくやっていること。むしろ、今後の社会において、どんどんそういうケースは増えていくことでしょう。一部の閉鎖的な民族感情が、それをさせないだけだとも思うが、まだまだそれが残っているのが現実。
 話を戻してコスプレ。この行為が、一つの境界越えのためのアクションとなっているのは重要だし、微笑ましいことです。私も何度も触発された。コスプレも、今は流行り物ばかりで、やや身勝手な部分が目立ってきているものの、それはあくまで日本人の民族感情だけを見た場合。海外の方はよくわからないが、そういう流行をちゃんと見て、日本に合わせつつ、倣っているところが、民族意識の底力なのかも知れない。それは日本も同じですが。日本の元祖コスプレが残るのか、海外の正統コスプレが残るのか、日本もある意味帰路に立っているのかも知れない(私がそのように思っているだけ)。流行だけでは長持ちしません。これは逆に、海外の人たちがものすごい情熱を持っていることを見せつけられました。私も久しぶりにレイヤーやりたいな。2月にイベントあるらしいから、ちょっと行ってこようか。
 内容とは関係ありませんが、驚くニュースが飛び込んできました。ひとつは訃報。奥村公延(おくむら・こうえん)さんがひと月も前に亡くなられていたとは…。一番最近では「爆竜戦隊アバレンジャー」のスケさん。少しタイムスリップすると、「どきんちょ!ネムリン」のタイムスリップおじさん。他、東映ヒーロー作品では馴染み深く、「ジャイアントロボ」のプロフェッサーとか、悪役もありましたが、ステキおじさんでした。残念です。
 他に驚いたのはこちら。「突撃!ヒューマン!! DVD化!!」yahoo!のリンクですがこちら。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100114-00000011-ykf-ent
 原盤が無かったためDVD化はムリだろうと思われていた作品が、偶然家庭用ビデオから見つかってDVDになったとは!!同じような事例はいくつかあったものの、これは珍しい!!うまくいけば他の作品も可能ですが、それはまた別の話。この調子で発掘してもらいたい作品は多いのですが。この記事から、他にも似たような事例が紹介されていました。興味のある方は、そこからさらに飛んで読んでください。何というか、感動します。
 あと期待できることといえば水樹奈々がプリキュアになることか。これで伊藤かな恵が出てきたら完全に「しゅごキャラ!!」だな。どちらも子供に夢を与える番組。少し年齢層を上げたのが「しゅごキャラ!!」の方かな。こういう番組は重要ですから、どちらも頑張っていただきたいが、さすがにバラエティ番組風のロケは、ヤメテと言いたくなる。同じ、相性の悪いものを相乗りさせるにしても、もう少し目的に統合性が欲しいわ。自分の記事の方が統合性が無いな。

今後大丈夫なのか?

2010-01-06 21:38:00 | 社会面
 何も無い記事を書いたのに、異様にアクセスが上がっていたので何事かと思ったら、「blogram」でカテゴリ上位に入っていたのね…。驚きました。来て下さった皆様に感謝しきりです。この場を借りて、御礼申し上げます。
 今日は政治のお話から。財務大臣の藤井さんが辞任し、菅さんが後任って危なくないか?あの人、ネットで経済音痴だということがバレたという話を、去年の年末に読んだが。大丈夫なのか?それ以上に去年、「(本年度の)赤字国債を44兆円に抑える」と言っていたわりに、実際の額がン兆円になったとか言っていたはずだったが。十分な確認が取れていませんので伏せ字。本当に日本の将来が心配です。
 一方でこの記事が気になった。「捕鯨調査船に激突し、船が真っ二つ」とかいう記事。要は、「捕鯨を妨害する団体の船が、捕鯨船に激突した」ということ。向こうは「日本の船に衝突された」とか言いながら、ちゃっかり船から出ていたし。これでまた捕鯨を妨害しようというハラか。相変わらず悪辣だ。外交もおとなしくしている状態じゃないぞ。こればかりはもっと文句言わないと。「ニュージーランド政府に何かしらの要請をする」とか言っていたが、根本的な解決にはならん。何よりも相手の方が、「日本を経済的に追い詰める」とHPに書き込んでいるらしいし、明らかに挑発行為だ。ここまでされてるのに、亜の国に義理立てする必要も無いだろう。国連裁判に持ち込んでも勝てるはずなんだから、そっちに議題を持ち込んでも良いだろうに。何でやらないんだろう。やはり腰が引けているのか??本当に「食」においても将来が心配です。
 逆に鯨も(表現は悪いが)間引きしないと、他の海洋生態系が絶滅していくことになるから。何故亜の国は妨害してくるのか、その辺は聞いたことはあるのですが(経済的見解で)、誹謗中傷になるのでここでは書けない。どこかでスレでも立てられているだろうから、探して下さい。捕鯨の必要性を、日本側の見解でわかりやすく書くと、「鯨も減らさないと、寿司ネタがなくなる」ということです。gooのURLはこちら。http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20100106-567-OYT1T00857.html

判決は如何様に

2009-12-18 20:52:00 | 社会面
 映画のことを書きたかったが、それはちょうど良さそうなネタもあったので、別館で感想を書くことにします。なお、週末は映画を観に行くので、少なくとも明日は更新しませんのでよろしく。
 今日は気になったニュースについて書きたい。トラバはうまくいかなかったので、アドレスだけ貼っておく。http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2009121801220.html
「土浦連続殺傷事件被告に死刑判決」という、朝日新聞の記事。今回はgooで。
 これも去年、秋葉原の事件の3ヶ月前という、まさに連鎖的に偶発した事件で、去年のショッキングな出来事でした。しかも被告は、「自殺は痛いので、死刑になりたいから無差別殺人を行った」という、あまりにも身勝手な犯行動機でした。世の中に失望するのも、世を憂いて死にたくなるのもわからんでもない。でも「自殺は痛いから」という理由で通り魔をするというのは、勝手極まりない。ひどい話です。ここまでは多くの人々が書いていることでしょうし、私も同意見です。この後の文脈も、同様の展開かと。
 そして判決は「死刑」、弁護側は告訴。立場を考えたら無理は無い。しかし、「死刑になりたがっている」人物を、量刑の関係でそのまま「死刑」というのは、相手の思うツボになるので、どうかと思います。かつての宅間守の時同様の結末にしかならず、また同じ動機で犯行を行う者が出てくるだけにしかならないかと。秋葉原のやつもそうだし、この事件もそれに感化されたとか言っていたはず。だったらそのまま生かしておいた方がいいんじゃないか?と、酷ではあるがそう思う。それでも弁護人は告訴するだろうから、懲役60年とかしておけばいいと思うが、多くの人が同様に思っていることだろう。死にたがる犯罪者をそのまま望みどおりに死なせるのは、遺族も世間もさすがにもう許さんだろうし。でも犯罪者の生活も税金で賄われているはずだから、死刑囚を生かしている分だけ税金が増える計算になるんだよなぁ…。

凍結危機!?

2009-12-17 20:48:00 | 社会面
 トラックバック練習板で、トラックバックを練習してみます。今年の重大ニュースということですが、やはりというべきか、政権交替が成されたということでしょうか。その中で特に注目したいのが、「事業仕分け」。
 当ブログでも再三にわたって話題にしていましたが、最近のニュースで気になったことを少々。「スパコン凍結」ということも出てきましたが、結局凍結は免れたものの、財政大幅削減ということになったみたいで。「事業仕分けは参考」とか言い訳めいたことを言っていた与党ですが、結局は自分達の面子を優先し、国民の生活や日本の国際的立場を無視する方向性だと、穿った見方をしてしまう。それに「暫定税率は残せ」という要望があったみたいですが、それは一応踏みとどまったみたいで。公約を頑なに守るべきかどうかは判断が難しいですが、「安くすれば、金をばら撒けば選挙に勝って好き放題出来る」とか思っている化石頭の政治家がいること自体が、最大の迷走の要因なのでしょう。
 他には例の基地に関しても、(引越し先)本土では歓迎ムードだというのに、一部の報道が胡散臭いニュースを垂れ流しているようです。もちろん反対する人々の考えも尊重するべきではありますが、そこには「日本国土の人々の懺悔感」は(少なくとも大手マスコミには)無いと見えます。ただ「政治家が嫌いなので、叩く材料を探しているだけ」という印象しか持てない。マスコミすら、政界からの情報が無ければ記事も書けないというのに、こんなところでも何様気取りのようです…人のことは言えない。
 今の政治の動向は、「事業仕分けを行った」ことくらいしか評価に値せず、点数は多めに見て43点といった感じです(合格点は60点)。とはいえ、やったことへの評価をしてこれくらいですから、実際にはたいしたことは出来ていないと見る。というよりも、迷走しすぎです。環境についても、東西の赤い大国は乗らないと言うし。日本も少しは自分達の立場を主張してもらいたいものです。そんなのだから、南の過激派に銛を打ち込まれたりするのですよ(その国のマスコミが、日本人相手にそんなジョークをやったらしい)。それよりスパコンです。これで削減とかされたら、技術者の仕事も産業発展もさらなる危機です。一番になるべきは、技術よりも使いの良さらしいですから、そこでは一番になってもらうための投資だというのに、技術者にいつまでもこんな扱いだから、他所の国に技術を盗まれたり引き抜きされたりするのに、いつまでこんな怠けたことをやってるのでしょうか。

正しき姿を追う

2009-11-29 16:47:00 | 社会面
 ひととおり日記に使えそうなニュースとかを探してみたものの、今日は書きづらい話題が多かったな。アフィリエイトの記事も見つからないし(これは別館で扱ってます)。
 今日は「たかじんのそこまで言って委員会」を見ていた。今回は未解決事件の話。最近逮捕された人のことを主に、さまざまな検証をなされていたが(そういう意味での未解決)、Ai導入で本当に解決するのだろうか。Aiというのは、遺体をCTスキャンにかけて、死亡時の外傷などをコンピュータで検証するシステムだとか。凄い技術もあるものです。とはいえ、外傷を判断するだけで死因を特定するものでは無いです。そこから先は警察の仕事となり、捜査手段は相変わらずらしい。ちゃんと連絡を取れるシステムの確立が必要となりますが、その辺はそこそこ進んでいるみたいで、迷宮入り事件は大幅に減るみたいですが、あとは警察の機動力の問題か。交通違反の取締りばかりやってんじゃないですよ。これ見つけると「警察はよほどヒマ」とか、「そんなに評価だけが欲しいか」とかいう風にかっこ悪く見えて、民間の協力が悪くなるんじゃないかと心配になります。
 ここで路線変更。事業仕分けも無事終了したという風に報道されましたが、自民党からはそこそこに批判も上がっているらしい。とはいえ、これまで手を付けてこなかった老害どもが何を言うか!?という気分しか出てきません。河野さんは「うらやましい」と言っていたし、そこは応援するわ。事業仕分けの効果は今後出てくるかも知れないが、民主党に任せる効果があるかどうかは疑問です。事業仕分けは大いに賛成しますが、「官僚依存からの脱却」を旗印にした政党が、官僚の指図を受けた事業仕分けしか出来ていないんだし、何をやってるのかとも思う。もちろん無駄な団体や無駄な経費をさらけ出すのは良いですが、やはり技術は削って欲しくないな。
 既得権益にすがりつく老害どもの無様さをさらすのは、多少の気分のよさがあるとはいえ、公開処刑と揶揄される手段は怖さを感じる。そういや「そこまで言って委員会」もとある弁護団体に訴えられてるが、訴えている人たちが同様の老害にしか見えないのはひどいだろうか?自分達が追い詰められたのは、自分達の行為(弁護活動)があまりにも幼稚で現実離れしているからではないだろうか。それで問い詰められたような結果があのようなかたちで出たに過ぎないのに。民間の方が、相手の行為を正しくちゃんと見ているという結果ではないのか?それで矛先を変えるのはやはり職権乱用かと。