娘への愛

久しぶりに結婚式に出席しました。

知人のお嬢さんの結婚披露宴です。

自分の結婚式に出席してくださった方々も、すでにジュニアの結婚の時期で

『あんなに小さかったあの子が・・・』と

成長の様子を知ってるだけに、参列者の想いも感慨深く、思わず涙ぐんだり・・・

さて、娘のいない私にとって、一人娘の結婚に知人はさぞや淋しい思いをしているだろうと思っていれば、入り口から、満顔の笑みで、新郎新婦より嬉しそうである。

ちょっと、意地悪したくなるくらい幸せそうな、見た事ないようなその表情がとても印象的でした。

箱を作る仕事をしている彼の総力の全てをつぎ込んだような、引き出物（お菓子）の入ったこの箱。

娘への愛が、手に取るように表れている彼の作品。

いろいろな仕来りが省略されていく昨今、帰り着いてから、さらにその想いの詰まった引き出物を開けて見て、『娘の結婚を祝ってくれて、ありがとう』という感謝の気持ちがひしひしと伝わってきました。

いい結婚式に出席させていただきました