色

先日縁のありました木からは
ほんの僅かな材料しか採ることが叶いませんでした。

その僅かな材料を仲間で分け合い
更に小さくなったものが手元にあったのですが
切り口の一部が、まるで色をつけたかのように
紫色に変化をしてきました。

元々の色は、ごく淡い黄色です。

どうしてこうなったのか、まるで予想がつきません。

けれどこちらで意図して、色をつけたわけではありませんので
これはあくまでも、自然の作用によるもの。

こんなことも面白いと、そう思わずには
野趣溢れる自然のものを素材にしてゆくことは
できないのでしょう。

それにしても、これは一体どうして生じた色なのでしょう。

気にかかります。

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