クラフト木楽屋

気楽な 活動日誌

努力は・・・

2016年08月28日 | 日記
葡萄(瀬戸ジャイアンツ)









そして
小さな
小さな楓の欠片から、生まれたものたちが
ひょっしたら雨漏りでしょうか、と
見紛う程の本降りの雨に降り込められた
タープの下から縁あって、
お陰様で望まれ旅立ってゆきました。

この先まもなくには
イベントシーズン本番の秋を控えてはいるものの、
おそらくきっとこの先も
他の月と何ら大きく変わることの無いペースでの
出店になることでしょう。

どちらかといえば種々の素材と戯れ製作に勤しむことを、
優先しがちな人たちの集まり故のこと。

けれどやはり製作しているだけでは
決して知ることのできない、
ご縁のありました皆々様よりの
ご意見等々は、日々の製作活動の中では
決して得難い貴重な経験。

ですから少しばかり大げさに言うのなら
又意を決してイベントにも馳せ参じるべく、
努力をしてゆく所存ではあります。

おそらく・・・
おそらく・・・きっと。

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映像からの衝撃

2016年08月25日 | 日記
本当は昨日見る予定だった映像を
どうしたことか忘れていて、つい先程見ました。

その分野の仕事があるということは
もちろん承知をしていましたけれど
最初から最後まで、品物が完成するまでの流れを
見たのは、初めてのことでした。

吸い込まれるように、映像を眺め
けれど途中から思っていたのは
一度で良いから、
この作業を体験してみたい、とそういうこと。

ガラス細工のガスですら、
腰が引けてしまった過去がありますので
とても簡単なことではありませんけれど
でもいつか
一度、体験してみたいもの。

"やってみたいこと"は後から後から
湧いてくるような思いがします。

もちろん中々全部という訳には行きませんけれど、
希望は忘れ無いようにしたいもの。

                     k







半端もの

2016年08月24日 | 日記
食器になった、木の欠片

船になった、木の欠片

つまりは、木っ端。

そういうもの
すでに何がしかの加工がなされた
その残り。

それが何の加工の跡なのか
もしも知らされていなければ
一体、何の跡なのか
その形を見ただけでは
一瞬、判らないかもしれません。

でも、そういうもの。

ひょっとしたら
ここに来なければ、
もう役目を終えてしまったかもしれない
そういう形がある程度、定まっているものから
新しい何かを考え形にしてゆくことが好きで
実は、性に合っているのだということを自覚しています。

きちんと縦横まっすぐ
正確に切られている板を見ると
どこか敷居が高いような
とても高尚なもののような
そういう気持ちがしてしまい
"それを切る!"などということは
もってのほか、と思ってしまう方で
その一方で
そういうものを扱うことが得意な人たちにとっては、
何ら興味が無いらしい
"何かの欠片"には
俄然、興味をそそられます。

そういえば昔昔に布を扱っていた時にも、思えば同様
まっさらな布地よりも端切れやら
あまり人が目を向けることの無い
半端なものにばかり興味をそそられていましたね。

素材の好みというものも、
扱う本人像に似ているのでしょうか、と
そう、思ってみたり。

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長雨が、止んだら

2016年08月20日 | 日記
出先から戻りポストを見たら、封筒が、ひとつ入っていました。

文面によると、同封のものは旅行のお土産とのこと。

極薄い、もの。

中身は、"木を楽しむ"
木を素材にしたものが入っていました。

自分自身でも、これまでに製作したことがあるもの。
おかげさまで、好評なもの。

でも今日初めて
それを好んで手にしてくださる
みなさんの気持ちが判ったような気がしました。

さらりと、送り
さらりと、受け取れるもの。

けれど活用頻度は、案外多くて
目に止まる度に、どことなくうれしい気持ちになれる
そういうもの。

しばらく休んでいましたけれど
また、製作しようと思います。

この長雨が、止んだら。

                           k








それぞれに

2016年08月14日 | 日記
8月の半ばは
日常の作業をすることが
どうしても難しくなります。

その行事に直接関わる予定が
あろうとなかろうと
大きな音の出ることは
自粛しようと
やはり、そう思わずにはいられません。

どちらかと言えば
暦というものに縁の薄い日常を送る者でも
一年の内の二回は、
静かに静かに世の中の多くの人たちの習慣に
水をさすような
そういうことは止めておきましょう、と
そう思うのが常です。

そんな中、ふと見かけた記事の中から
"白樺を焚く香り"というものを見つけました。

その言葉に導かれるように
その意味を調べてみましたら・・・

こんなに小さな島国と言えども
場所により異なる習慣というものが
やはり、それぞれにあるものなのですね。

それぞれに。

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