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クラフト木楽屋

気楽な 活動日誌

コロ

2019年02月04日 | 日記
丸太と思いきや、この手の大きさのものを
"コロ"と呼ぶと、この度初めて知った次第。

"コロ"
呼び名を知っても、これにあてる漢字は存じませぬ。

その丸太ならぬ、コロの荒取り。

またしても、荒取りをこれまでに何度かしていたものの
その作業を荒取りということさえ、この度初めて知った次第。

知らないことだらけでありますな、全く。



荒取り完了の写真を見せたら、"この方法や如何に?"という質問。

ああしてこうしてと手持ちの僅かな道具を駆使しての
我流極まりない作業工程をありのままに答えたら、
思いもかけぬお褒めの言葉が降ってきて。

わからないものですな、まさかこんなことで賞賛を受けるとは。

それでも褒められることが少ない昨今、
なかなかにうれしいものです、やはり。

                            k





追記・・・"コロ" という呼び方は無い、とのこと。
     又しても、親分に騙されました。





 















発想の転換

2019年01月31日 | 日記
木の食器を販売している時、"これは、重い!"と
"重さ"を敬遠する方が、時々居られます。

好き好きですので、
重いものを敬遠される、それも良し。

毎日使うものですから、何よりも気に入ったものが良いでしょう。

けれど、作り手から一言。
"重い"ということは、決して短所ではありません。

俗に言う"長所と短所は裏返し。"

軽いものにも重いものにも、
それぞれに長所・そして短所があるのです。

さて、どういうことでしょう。

"これは良くない! "とそう思い込んでいたことも、
"案外そうではないのでは?"と、
そんな風に頭を柔らかくする
そのきっかけになるかもしれませんね。

                             san










興味深々

2019年01月30日 | 日記
葡萄の木を引き取りに伺ってきました。

予想を遥かに超えた、堂々たる太さの葡萄の木。

まだまだ浅い知識とは言え、これは間違いなく"甲斐路"と思いきや、
"これは早生甲斐路のセキレイという品種であり・・・・・・"というお話し。
また桃に関する初めてのお話しも、このたび初めて知る事柄で、
大変興味深いことばかり。



また今回はお譲り下さる方の篤いご厚意にて、
葡萄の木を、運搬車にて車に横付けして頂きました。

当日に同行しました者は大変な車好きの為、この初めて見る運搬車に興味深々。

多くの数と重量にも関わらず、おかげさまで極短時間での作業完了となりました。 san

















繋ぐ

2019年01月26日 | 日記
突然に、葡萄の木をお譲り頂くお話が舞い込みました。

一時期は、存続が危ぶまれていた葡萄の木を素材に
製作を続けてゆくこと。

もしも葡萄の木を入手する道が絶たれてしまうことがあっても
それは致し方なし。

何故なら、と、これに続く理由はいくつもありました。

けれどと、わずかな望みを抱き、
かつて蒔いた種が、まるでそのことを忘れていた今頃になって、
芽を出したかのようです。

諦めが悪く往生際も悪く、頑固。
もちろん他の誰でも無い、我が事。
致し方ありません、この道を進むしか。宿命でしょう。

それでも思いがけなく芽が出たことは、
うれしくありがたいという、その気持ちしかありません。

全てはこちらの希望を覚えていて下さり、
お忙しい中、望みを繋いでくださる方々のおかげさまに他なりません。

感謝。

ここのところ、そればかりを書いているような。

本当に、ありがたいことです。

                               s














新しい話

2019年01月23日 | 日記
得てして予想外の方へと転がってゆくのが、おそらく人生の常。

かと言って想定内のことばかりの只中に居られるような性質でも無い者が、
よりによって組みとなり、今年初めての素材調達へと赴きました。

もう幾度と、簡単にはその回数を思い出せない位にお世話になっているその場所は、
冬の為か、動物の気配もない、やわらかな光に溢れた静かな森の中。

全くもって貸切状態の貯木場にて、誰憚ることなく、粛々と作業敢行。



帰路の車は切りたての4種の木の香と、
突如巡ってきた、想定外の"新しい話"のことで満ち満ちていました。 s