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クラフト木楽屋

気楽な 活動日誌

2019年04月07日 | 日記
思えばここ僅か数年間で、随分と多くの木と出会い、
かつてはまるで知ることの無かった知識を得ることとなりました。

その殆ど全てが、各地で出会った方々より授けられたもの。

縁あった柿の古木の加工中に初めて見咎めたものを、メンバーのひとりが
"火事場から拾ってきたような様子"と称していたことも
今はもう懐かしい思い出のひとつになっております。



これは、最近縁有った古木の甘柿。

いわゆる木材として値の張るものか否かという論争も一部であるような無いような
というところではありますが、それよりも何よりも一口に柿の木と言っても
写真のように淡い黄色有り、ごく淡い灰色のもの有りと
それぞれに異なる色・模様が有り、それらに出会う度に、自然のものならではの
その佇まいの味わいの深さに一々興味を惹かれ手が留まる、いつのまにかそれが常のこととなりました。

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負傷

2019年03月30日 | 日記
決してしてはならないことをしているという自覚がありながら
作業効率を優先し、ついそのまま作業を進めていたら、まんまと負傷。

幸い軽症故、さほど不自由なことはなく、けれどそれでも
多少その傷を庇わざる負えない状態となり、
これが今後の作業について、改めて考え直そうという良いきっかけに
なりつつあります。

このたびの負傷の原因は、全て油断。防御の不足。

これに尽きます。恥ずかしながら。

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活用

2019年03月26日 | 日記
民家故、剪定を余儀なくされた木の枝。

その中に、見慣れぬ様子のものを発見。



枝とは思えぬ、平らに薄く伸ばしたような風情。

元々は、4本程度に分かれていたものか。



枝の先は、このような様子。

それとも、この先に、枝分かれの予定?

止むを得ないこととは言え、
既に芽吹きの始まっている木を剪定することは、心苦しく



できうるかぎり活用できる様、考えてみる所存。 niwa




             




















ひとつ、で

2019年03月25日 | 日記
刃物ひとつが増えただけで、作業が格段に、早く楽になった。



わずか、刃物ひとつで。

工具を幾つも幾つも持つ人の気持ちが、少し解ったような気がしている。

そもそも木を加工しようと思ったことなど、毛頭無かった。
それなのに、いつのまにかこんな日常を送るようになってしまった。

決して、今の日常が嫌ということは欠片もなく、
興味が尽きず、中々手が止まらずということに、時折困ることがあるのだけれど。

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花に

2019年03月21日 | 番外編
咲く日を願い、植えた種。

それが幾つも幾つも咲かず、
その結果を、重く重く受け止めてしまっていた、この春。



長年に渡り縁の深い場所に、思いがけなく花が咲いているのを見かけ、
ここで春を迎えるのは、もう数え切れない程の数になるというのに、
一体何故、この花がここに咲くということに
これまで気がつくことが無かったのだろうと思い、
ふとその話を人にしたところ、
"花が咲くことを期待し球根を植えても、
咲くまでに、年数を要する場合もある"とのこと。

その話に、救われて。

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