よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

とりとめもなく

2010-04-21 08:10:53 | とりとめもなく

 第二弾の事業仕分けが始まっているが、47法人に対してではあるが、この中で本当に必要に駆られて出来上がった法人が何社あるのだろうか?

殆どが天下りの為に造り上げられた企業であり、ここまで巨大化した法人にしてしまったのは、独裁政治が生み出した癌細胞であり、その治療を今まで誰も手を付けなかった為、癌細胞は転移し全身を蝕み、抗癌剤になりうる民主党も多分一部の細胞の繁殖を食い止めるしか出来ないのではないだろうか?

理念は、東大卒の頭脳明晰な彼らが論ずる理論で有るため、立派な言葉は並べられるだろうが、問題はそんなに難しい事ではなく、法人を無くせばいいだけの事であり、天下りに魅力が有るため天下りが存在し、魅力がなければ天下りはしなくなる。

その代わり、国は個人の有能な人材を生かす方法を考え、生かせる能力に対しその対価を提供すれば良いだけの事なのだろう。

日本人は、事の起こりはどうあれ、出来上がってしまった物を壊す事がなかなか出来ず、見極めに時間がかかり、そのうちに”うやむや”なまま事を終わらせてしまうのが得意な国民で、この事業仕分けも政権交代が起きれば、多分頓挫してしまう可能性もある。

国にも、地方にもこのような壊せない無駄はいっぱいあり、無駄にさえ気付かないまま繰り返されている無駄があり、その無駄を餌にしている企業もいっぱいあるのだろう。