よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

デジブック 『スケッチ集-4』

2011-04-29 19:19:08 | デジブック

スケッチから見えてくるものは多く二次元の図面では想像の幅は狭く
間違って理解する場合が多くなる。
そのため設計者は何枚も図面を描き、伝えようとする。
これも、無駄な時間と費用と言っていいかもしれない。

無駄をなくす為、情報を正確に伝える為、私はスケッチを描くことにした。
描いている自分もわくわくしながら自由な線を引く。

デジブック 『スケッチ集-4』


N邸に見学者

2011-04-27 07:11:49 | N邸新築工事

昨日引っ越しまもないN邸に見学希望者を案内いたしました。
まだまだ引っ越し後の片づけに忙しい中、快く引き受けて頂き
ました。

素敵素敵!・・と言って頂くのを聞き設計者の私も、N様も
気持ちのいい響きでした。
訪問者M様いわく、気に入っている我が家であるのにも
関わらず、控え目なN様はとても素敵な人ですね!・・と。

奥様同市意気投合したのか、私はひたすら子守りをし
伝えたいことをN様がすべてお話頂きました。
やはり建てられた人の生の声がお客様には響くのでしょう。

儲けを優先せず、本当にいいものを作りたいと思い
こうしてお客様からお客様へと私たちの物づくりが
伝わっていけば喜ばしいことであり、いいものを作っていれば
必ずその思いは伝わると思っています。

今までにも多くのクライアント様からお客様を紹介していただきました。
そして多くの遊び心を作らせて頂きました。
出逢えた事に感謝し、出逢えた事に感謝され、これからも
精一杯楽しい家づくりをと思っています。


どげんかせねば!

2011-04-26 06:15:01 | 住まいづくりの進め方、考え方

今年地方紙にコラムを書き始めました。
今までは、「住まいづくりの本」に広告をだし
てきましたが、これからはデザインやで物づくりを
発信するのではなく、デジタル的な方法で皆様に
物づくりの大切さをもっと多くの人に知ってもらい
考えてもらいたいと思っています。

デザイン等も大切ですが、その前に考えて頂きたいのは
自分たちが家づくりの為蓄えた資金や、長い年月返済していかなければならない借金を、もっと有効に使って頂き
予算に見合った住まいづくりをしていただきたいと思うからです。

「クロスと新建材だらけの住まい」と書いたコラム記事に
新聞社よりクレ-ムがつき、その記事は削除しましたが、
新聞社の見解では、この書き出しには、施工業者から
クレ-ムが入るからだとの説明でした。

確かに一概に”だらけ”の表現は厳しいかもしれませんが、
しかし、3000万円もする家が、クロスと新建材で作られているのは
確かに多く見かける。

問題は、それを受け入れているクライアントが居る事です。
分からないから受け入れているのでしょう!
みんながそんな家だから、こんなものなんだろうと
受け入れている。

大手ハウスメ-カ-が出した3000万円以上の見積もりを
査定したことがあり、業者経費を15%見込んで調整した金額は
2400万円で十分建てられる金額だった事がありますが

では・・・600万円はどこに使われているのだろう?
そう考えだしたクライアントはメ-カ-の経費に
これだけの多額な金額は支払えないと
知ったことは、つまり無駄をなくす事であり
資金を有効に使う事なのです。


無駄をなくす。

2011-04-25 22:33:13 | 住まいづくりの進め方、考え方

 

震災復興ひ捻出の為、国は消費税を期限付きで徴収しようと考えている。
確かに莫大な復興費になることは間違いない。
史上最悪の被害であることは確かで、トリプル被害で被害も膨れ上がった。
国は税金に頼り、政治家自ら知恵を出し無駄をなくし予算を捻出する意識はどうもなさそうで、政党助成金もすでに80億円を手にれ、どこの政党も
今回は辞退し返納するとは言いださない。

給料半額にしなさいよ!・・・それから国民に負担をお願いすれば
快く受け入れるのに、・・・とそう思っているのは私だけだろうか?

人の為に国の代表者になったのなら、まず国民の事を優先し
それから、最低食える給料もらえばいいじゃない!
国が豊かになれば、いっぱい給料もらえばいい、そのために
今は、震災で苦しむ人々の為に働きなさい・・と言いたい。

官僚の甘い汁をすすってる天下りさん達!
今この時に・・当たり前のように渡りを繰り返すのはおやめなさい
この際、私服を肥やすための天下りをおやめになれば、それだけで
国は救われるってこと考えないのだろうか?

無駄をなくすのだと意気込んで出発した民主党、
不運と言えば不運と言えるかもしれないが、
法人査定もどこへやら・・・・法人の数は減ったのだろうか?

国の予算もさることながら、私達住まいづくりに携わっている者として、
個人消費の中では最大の金額となる家づくり。
その中でいつも疑問に思うのは、自分の家に注ぎ込む予算を
なんでもっと深く建設資金を知ろうとしないんだろう?

”わからない”を理由に人任せにし、夢を手にするため
追加予算に応じてしまう。
これからの時代、分からないから・・を理由に無駄を許す余裕はなく、
っと自分の資金を有効に使う手段を考えなければならないだろう。

 

 


春をお届けします。

2011-04-25 18:44:04 | とりとめもなく

事務所にモッコウバラが咲きました。
黄色と白の二色のモッコウバラは成長ははやく
どんどん枝を伸ばし、薔薇をおおってしまいそうです。

白いモッコウバラは繁殖しすぎ、薔薇の成長を止めているようです。
花が散ったら、すこし剪定してやらねば!

可愛いでしょ!黄色のモッコウバラ。
もこもこ。

白い薔薇も咲き始めました。
黄色、ピンク、ロ-ズ、紫、赤、オレンジ・・・とこれから
薔薇が咲き始めます。
今年はミニバラの鉢植えを二本買ってきました。
事務所で楽しんだあと、路地植えにし、薔薇いっぱいの事務所に
しようともくろんでいます。


春の訪問者

2011-04-24 18:32:09 | とりとめもなく

D邸ご夫婦が春の味を届けに事務所に立ち寄ってくれました。
昨年頂いた瓶詰の筍もまだ大事に一瓶残しています。
昨年完成し、猛暑と、寒い冬を新居で過ごされ、
冬は殆ど暖房使わずに過ごせたとのことです。

 



竣工時に撮影したD邸、多分庭も手入れが行き届き
花々が咲いているだろうと思います。


ロフトは冬暖かかったことだろう。
屋根の断熱材も厚い為、夏場でも過ごせる程の
室温だった。


第一回コラム

2011-04-23 10:53:11 | 住まい作りコラム

第一回目「住まいづくりコラム」を発信が始まりました。
和歌山県約14万部が配布される。
これから一年間12回の記載となるが、コラムから
ブログを知っていただき、「住まいづくりとは何ぞや?」
を、今一度考えていただくきっかけになればと思っています。

一人一人には違ったライフスタイルがあり、
それに合った家に住み、望みを一杯詰め込んだ家に
住みたいと皆が望んでいる筈。
しかし、現実はなかなかそうはいかず、
望みを叶えようとすれば資金で頭打ちをし
わくわくしながら描いた設計図を資金調整の為
夢を一つ、また一つと諦めを強いられ
その為、家づくりの情熱も薄らぎ、諦めの中で
すすめられていくのでしょう。

一般には現在物づくりの原価は知る術は無く、
「高くつきます」と言う言葉を信じ、出された予算書
を受け入れるか、諦めるかしか方法はありません。

家づくりの原価を知り、施工業者の経費を知り
無駄を省き、納得した予算の中で夢を叶える
術をもっと深く追求しなければ、業者言いなりの
高い家を建てることになってしまうかも知れないのです。

今回、着工から引き渡しまで、N邸の経過を
アップししてまいりました。
原価を追求し、施工業者と長い時間をかけ
方法論を考え、工夫を凝らした結果
N様の要望の殆どを満たす事が出来たのではないかと
私は思っています。

N邸が安くできたのではなく、施工業者も
その下の職人も、納得した予算で進めることが出来たから
いい住まい、N様が満足できる家が出来上がったのだと思います。
値切りではない、価格の交渉があってこそ、
無駄のない、夢を諦めない、家が出来上がるのです。

 

 


とりとめもなく

2011-04-21 09:30:21 | とりとめもなく

人をうらやまず

人は人、自分は自分

自分を知り

自分らしく生きる時

余分な力は必要なく

身体から力が抜け

自然体で生きられる。


傍目を気にすることなく

自分の思った道を歩む時が

自然体



身の丈で生きられる気楽さ

追い越しもせず

追い越されることもなく

淡々と人生を生きる


人目を気にすることなく

人の言葉に惑わされることなく

自分の知力を信じ

よくよく考え

理屈にあった言葉を選び

言い訳を止め

ありのままで生きればいい



無知という恐さ!

2011-04-20 18:06:51 | とりとめもなく

震災で家を無くし、職を無くし、家族を亡くし、多くの苦難
の中で、強い生命力と日本人の思いやる心が動き始め
震災者は復興の方向へと動き出した。

日本の力強さと、私達現代人が忘れかけていた人を思いやる
心が芽生え始めたような・・・。
永い年月をかけ復興していかなければならない苦難をあまり
口に出さず頑張っている。

しかし、問題は風評被害と 放射能による人間差別が
生まれてきたこと。
広島に原爆が落とされ、被爆された人たちは
多くの差別を受けたと言われている。

被爆者は菌を保有しているのではなく
誰かに移り感染し被爆することが無い事は
中学生でも理解できる筈。

これは、無知から生まれるものではなく
意識の中に存在する「危うきに近寄らず!」と言う
得体のしれない、訳のわからないもので、理屈から考える
前に拒否してしまうものかも知れない。

同類では無いものを拒否する
日本人の心理なのだろうか?
無難なところで生きていくという
可もなく不可もなくの生き方の中に
意識は存在するのかもしれない。

せっかく生まれてきたんだから!
そう言いたい。
死ぬときは死ぬ
命はいつかは閉じなければならない。

ならば、もっと勇気を持ち
自分らしく生き、
ウエルカム!・・・さぁ!いらっしゃい
そう生きようじゃありませんか!

警戒心ばかりを前に出さず
自分の求める物を追いかけ
本当に喜べるものを手にしたとき
の喜びと、人への思いやりを忘れることなく

苦難に立ち向かう人達を暖かく迎え入れ
風評に惑わされず。
自分の知識で考え、
自分の為にも人の為にも
広角的な視野を持ち
楽しく生きればいいじゃない!


煮込み

2011-04-19 19:03:46 | 物づくり

春を味わう!
日曜日に収穫したイタドリ・・・一日おいたのがまずかったのか?
熱湯で20秒~30秒湯がいても、なかなか気持ちよく”つるっと”
むけないのだ!・・・なんで?
三分の一が没になるしまった!
しかし・・まあいい、此れだけ残れば春を十分味わえる。

ところで・・煮込みのついでに、文字もワンちゃんも煮込む事にした。
かれこれ4時間ほど煮込んだだろうか、そろそろ調味料とを
勘違いしそうだ!
これは灰汁対策で、以前熱帯魚を飼った事があり、
400リッタ-の水槽に水草や流木を飾った。
その時、流木をそのまま水槽に入れると
灰汁で水が茶色になってしまうので、入れる前に
煮込んで灰汁を抜いた。
それを、今回生かしてみることに相成った。


看板

2011-04-18 13:10:42 | 物づくり

台板は檜、文字はパ-プルハ-トとウリン。
雨に腐りにくい板ではあるが、欠点あり!
雨に塗れると灰汁がでるのが欠点。

さて、この対策は如何にすべ?・・・と思案中!


さくらとモカが看板犬に登場!
もしかすると・・・これが本当の看板犬か?・・(笑)


春のめぐみ

2011-04-17 11:37:51 | とりとめもなく

春のめぐみが河川敷から提供される季節がやっと来た!
散歩の途中に収穫し、春のめぐみをいただく。

田舎にいけばもっと太い肉厚のものがとれるが、贅沢は言わず
自然のめぐみをいただく。

田舎では ”ごんぱち”とか”すかんぽ”と呼ばれているが正式名は
”いたどり”。酸っぱい味で湯がくと酸っぱさは消え、少し酸味が残る。

熱湯で20秒~30秒程度湯がき、水で冷やし皮をむく。
湯がきすぎれば ずるずるになってしまい、皮をむくことが出来ず
タイミングで美味しさは決まる。
皮をむいたら、水に浸し一晩あく抜きをすれば出来上がり。

油で軽く炒めて、お好みの具を追加し、煮込む
と、いたどりはこりこりと食感もよく美味しい一品となる。

 

さくらも興味深々!


看板

2011-04-16 08:13:10 | 物づくり

昨日はモカを引き連れ山を越え友淵の製材所に看板板を探しに出かけ
檜板10枚ほど仕入れてきたのだが、さてさて問題は文字である。

外部に使うため腐らないものにと、セメント版を切にかかったが、
切れるにはきれるが、粉がすごい!
もろく細い部分は折れてしまい、柔らかいのにバンドソ-からは火花が散る始末!

これでは鋸刃がもたないと、ウリン材に変更、これはセメント版よりかたく、比重は1.0以上でデッキざいとしては優れた材ではあるが、切り文字にするには適材ではないが、20年は持つはず。

早朝、5時起きし早速切り文字を、2時間ほど切っただろうか?
固くて思ったように数は切れないし、とうとうバンドソ-も悲鳴をあげ
パチン!・・と音をたてて切れてしまった。

で・・刃を変える前に、気分転換にブログを書きましょうと、ここに座り
キ-ボ-ドをたたいている。
作るからにはプロが作らない物をと意気込んではいるが、さて!・・・・どこまでこだわりの看板ができるか、それが問題だね!