星を継ぐもの03 - 星野 之宣

星を継ぐものの第3巻です。
ガニメデ星人（ガニメアン）と邂逅してからの
話ですが、ガニメアンの進化の過程とその中で
地球人及び地球生物との関わり合いが出てきます。
その過程が少しづつ明かされていく中で
当初より不審な動きをしていた、平和委員会の
黒幕の姿がおぼろげながら、浮かび上がってきます。
また、何故ガニメアンが100万年経った今、太陽系に戻ってきたのか
第1巻で出てきた、ルナリアンと地球の関係、ガニメデの関係
また、アステロイドベルトになった惑星の破壊の
原因など、推測ではありますが、その全体像も
少しづつ、判ってきます。
その一つがクロマニオン人とネアンデルタール人
というのも一つのキーワードになってきます。
そして、ガニメアンが地球に到着し
平和委員会の黒幕である、スヴェレンセン一族が
古くから人類の歴史に裏から関わってきている
事が浮かび上がり、それもこの大きな謎に
深く関わっている事も少しづつ分かってくる事になります。
その後、ガニメアンが地球に訪れていよいよ
話は次の段階というところで、この巻は終了です。





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