無題

詩とか

間に合わなかった駅のホーム

2019-09-03 16:40:23 | 

新しくないと価値のない情報と

変わらない気持ちを持って

追いかけても追いつかなかった人を

思う

 

見えないことで脅かされた

何をされてるのかわからない恐怖を

自分なりに置き換えて納得した人の助言

 

何をしても文句を言う親のように

持ちたくない荷物のような不安が移される

 

綺麗な地球の汚い町で

醜い命の熱を感じるなんて耐えきれない

 

目に見えない数人の犠牲のような成功を

遠くから見る時

もう別の時空でいいと思う

 

目の前で電車が行っちゃうように

間に合わなかった駅のホームにしかいられないから