無題

詩とか

無題

2024-08-23 11:26:14 | 
大いなる力を信じるシリアルキラーみたいに
誰にも気にもとめられずに街を歩けるのだから
幸せなんだろうと思う方向に持っていく

重い荷物
脱ぎたい靴
飛蚊症と本物の虫

風が吹いてる
雨が降ってる
色のない過去

静かにして自分を無くしていくことが
力の全て

それに並行してる愛を
チラ見できたのかもしれないと
思い込むだけ

こどく

2024-08-05 21:38:58 | 
人間がいない場所で
息したり
叫んだりして
命を感じてみたい

猫がかわいいとか
犬がかわいいみたいな感情
愛おしいとか
大切みたいな存在を
経験したかった

何をしていいかわからない日々が続く
名前をつけて保存するまでもない
取り返しがつかなくなる
ソレを想像して微笑む時あなたと目が合うような孤独

そんな孤独

8月1日

2024-08-01 11:25:47 | 
特別な人しか入れないから
わからない

どこから来たのに
居場所がない

椅子
テーブル
私のために欲しかった

はじめくらい優しくされてもよかったのに
命は大切というより恥の形

何か面白いことが空の中にあるかもしれない
転がる首になって待った月日

復讐と愛の味のバランスだとしても
楽しくないことばかり

無だい

2024-07-30 23:22:37 | 
価値が無いのに膨れていく宇宙で
苦しむしかないっていう現実が輝くのか
外から見て教えて欲しい

あなたはどんな目をして
どこを見ているの
自分だけが許されると思うほどの何か

私はそれを否定して
殻に籠もろうと思う

だってもう会えないから

千年前に振った手が
千年後に痛むような30分

心がそれを否定して
身動きも取れない

素晴らしい世界らしい孤独

私たち
彼ら
全てを無かったことにする為に存在が使われるだけ

待ってる

2024-07-20 13:05:41 | 
待ってるだけ
自分が死ぬのを
彼らが死ぬのを
どっちが先なのかを
考えて
期待して諦めてを繰り返す

私のせいじゃないこと全てが私のせい
意識が突然戻らない方が良かったように
苦しみだけが世界になってた