鳴中ブログ

~鳴門中学校の日常をお伝えします~

人形浄瑠璃の公演を開催しました。

2015年11月16日 18時00分37秒 | 日記
 11月12日,徳島県文化振興財団の芸術家派遣事業による人形浄瑠璃公演が本校体育館で開催され全校生徒が鑑賞しました。

 拍子木の音とともに幕が開け,まず「八百屋お七」が演じられました。体育館の舞台上に組まれた矢倉の前で一体の人形が見せる様々な表情に,先入観のない生徒たちは,真剣な眼差しで興味深く見入っていました。


続いて,プロの人形遣いである勘緑氏による解説がありました。大阪の文楽座で活躍された勘緑氏ならではの軽妙な語り口で,ユーモアを交えながら伴奏音楽から三業一体まで人形浄瑠璃の解説を,わかりやすくしてくださいました。


その後の体験活動では,各クラスから3名ずつが代表として登壇して人形を操り,様々な演技に挑戦しました。3人で操作することの難しさを目の当たりにしながらも一生懸命取り組む姿に,会場内はとても盛り上がりました。終演後には,多くの生徒から「自分もやってみたかった」という会話が聞かれるほどでした。



演目の最後には,五穀豊穣を願う「三番叟」が舞われ,華やかな雰囲気の中で公演が終了しました。


カーテンコールの中で,勘緑氏から,伝統芸能の素晴らしさとともに,未来へ羽ばたく生徒たちへの熱いメッセージが送られました。この公演を通して多くのことを学ぶことができ,共感を抱く生徒も多かったのではないかと思います。

食育の授業がありました。(1年)

2015年11月16日 17時59分16秒 | 日記

11月5日(木)に鳴門西小学校の学校栄養職員の粟飯原先生をお招きして,食育の授業が行われました。朝ごはんの働きや学力との関係についての説明を聞いたり,食品カードを使ってグループで栄養バランスの良い朝食を考えたりしました。好きなものばかりを摂取すると,脂質を多く摂りすぎていたり,逆にカルシウムが少なすぎたりして、バランスが悪くなることがわかり,生徒たちは栄養バランスを考えて食べることの大切さを学ぶことができました。
グループでよく考えて,バランスの良い朝ごはんを考え,発表することができました。

鳴門中学校人権フェスティバルを開催しました。

2015年11月16日 17時40分13秒 | 日記
11月4日(水) 鳴門中学校人権フェスティバルとして,全学級の人権学習授業公開(PTA授業参観),ついで,落語家 桂 七福さんを招きし「講演と落語で気づけば高まる人権意識」と題し,「お笑い人権高座」を開催しました。お笑い人権高座には,本校校区内の鳴門東小,鳴門西小学校の6年生の皆さん,先生方にも参加頂けました。また保護者の皆様におかれましては,お忙しい中,お子様を見守って頂き,ともに人権について学んで頂けましたことを厚くお礼申し上げます。今日の授業をきっかけとしてご家庭でも話題にして頂けますようお願い申し上げます。

1 9:40~10:30 人権学習 全学級授業公開



2 10:45~11:50 お笑い人権高座




11月4日,落語家 桂 七福さんが「お笑い人権高座~講演と落語で気付けば高まる人権意識~」という演題で,前半は講演を後半は高座をして下さいました。その中から,私自身が印象に残った言葉をいくつか紹介します。
 『私たちは小さいとき「みんなと仲良く」ということを言われて生活をしてきました。小さな時は,みんなそれが簡単にできていました。しかし,成長するにつれてそれが難しくなる。その理由は言葉の複雑さです。こちらが当たり前に言った言葉でも,相手の受け取り方によってはどう受け止められるかわからない。相手の受け取り方によって,発した言葉の意味が変わってきます。もしも言葉の意味が自分の思いとずれて相手に伝わった場合には,正してください。そんなつもりではなかったと堂々と言い訳をしてください。メールやラインではなく,直接会いに行って話してください。けれども,訂正しても相手には傷は残ります。けれどそれ以後の何回も繰り返されるお互いのやりとりの中で「あのときすぐに会いに来て話してくれたなあ。謝りに来てくれたなあ。」と思い出します。その繰り返しのやりとりの中で,傷が治っていくのです。』

 『なくなってほしい悪い言葉があります。それは「キモイ」です。言うほうは3文字のこの言葉を軽く遣います。しかし,この言葉は,「おまえは気持ちが悪い」という文が短くなったものです。言ったほうは遊びの延長で遣っていて,相手がどう受け取るかなどの配慮ができていないのです。だから,言われた側はまともに受け取る必要がありません。気にしないでください。でも気になる場合は「その言われ方はイヤだ」と相手に伝えてください。そしてその人と無理して付き合う必要はありません。』

 『ストレスがたまり,助けてほしいとき,「助けてほしい」と言ってください。どこに言うか?それは時折もらう小さいカードに記載しているSOSダイヤルなどを利用してください。最初は無言電話でもいい。すぐ切ってもいい。「つらい」,「しんどい」を言ってください。今は自分にない力を補ってもらって闘う準備をするんです。場合によっては逃げたほうがよい場合もあります。そんな知恵をもらってください。絶対に死んではいけません。人間はいずれ死ぬんです。だからそれまでは生きなあかんのです。自分であっちのほうへいってはいけません。』

 講演では,このように,「言葉」に関するお話をして下さいました。笑いを交えながら,言葉の重みに気付かされるお話でした。

 落語では,「貧しい女の子を軽はずみに助けたために,返ってその女の子を苦しめることになったスリが主人公」の落語でした。この中には,落げ(さげ)のところで左利きを表す言葉が出てきます。「人と人の情」をテーマにした作品ですが,この落げ(さげ)の言葉だけが放送禁止用語のために,この作品はTVやラジオで放送されることはありません。桂七福さんは言葉だけでなく,その前後,その裏側にあるもの,そういうものもきちんと見て欲しいとおっしゃっていました。

笑いを交えながらいろいろな視点から「言葉の重み」を話してくださったことで,生徒たちの感想にも自分の生活を振り返ったものが多数ありました。

鳴門市中学校駅伝競走大会に参加しました。

2015年11月16日 16時59分00秒 | 日記
本日,大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム周辺周回コースにおいて開催された,男子第66回,女子第31回市中学校駅伝競走大会に参加しました。
 結果は男女とも第2位となりました。区間賞,区間2位・3位入賞の選手も多くいました。オープン参加の生徒,補助員の生徒も含め,全員が力を出し切った大会となりました。
 最後になりましたが保護者の皆様には会場で応援をして頂き,大変有り難うございました。11月15日の県駅伝,2月の県新人駅伝に向けて,今後ともよろしくお願い申し上げます。