2月18日(木),市場・川崎識字学級に通われている皆さんと交流会をもちました。2年生は、1年生の頃より同和問題に対する人権学習を重ねてきました。その学習の中で、差別の起こりやこの許し難い差別と闘ってきた歴史を学習してきました。
しかし、差別が見えにくい形で存在する現在、生徒たちの意識の中にも「自分のこと」として捉えにくい現状もありました。今回の識字学級生との交流学習会では、「解放歌」や「市場・川崎識字学級歌」を一緒に歌った後、班ごとに分かれて、生徒から質問をする形で、たくさんのことを教えていただきました。班ごとに、お話の内容は異なりましたが、地区外から結婚されている方のお話もあり、差別を恐れない、差別を乗り越える生き方を示していただきました。生徒たちも真剣に耳を傾けていました。班での交流学習のあとは、宣言を一緒に朗読したり、「母は闘わん」の歌詞で手話も教えていただきました。1時間30分という短い時間でしたが、「自分の生き方」を問う大切な時間となりました。
【宣言朗読】
【班での交流学習の様子】
【手話による「母は闘わん」】
○生徒の感想
識字学級の方と交流をして、たくさんのお話を聞くことができました。そのお話の中にある校長先生のお話をしてくださいました。その人は、生徒に「人権は大切。友達と仲良く。いじめや差別はしてはならない。」と言っていたのに、いざ、自分の娘が地区の方と結婚するとなると反対した。言っていることとしていることが矛盾している、というお話をしてくれました。このとき、「私の親だったら何て言うのだろう。」と頭の中で考えました。「もし反対されたら、自分自身は、差別に負けてしまうかもしれない」と思いました。しかし、「そう考えてしまう自分はどうなのだろう。」と思う自分もいました。そして人の意見に左右されない、人の心の痛みがわかる人間になろうと思いました。一人一人が、あたりまえに「差別は間違いだ!」と思うことで、そしてそのことを行動に移すことで、差別なんてなくなると思います。この交流会を通して、今、自分にできることと、今、自分がやらなければならないことについて考えるようになりました。これからの生き方を考えることができました。
しかし、差別が見えにくい形で存在する現在、生徒たちの意識の中にも「自分のこと」として捉えにくい現状もありました。今回の識字学級生との交流学習会では、「解放歌」や「市場・川崎識字学級歌」を一緒に歌った後、班ごとに分かれて、生徒から質問をする形で、たくさんのことを教えていただきました。班ごとに、お話の内容は異なりましたが、地区外から結婚されている方のお話もあり、差別を恐れない、差別を乗り越える生き方を示していただきました。生徒たちも真剣に耳を傾けていました。班での交流学習のあとは、宣言を一緒に朗読したり、「母は闘わん」の歌詞で手話も教えていただきました。1時間30分という短い時間でしたが、「自分の生き方」を問う大切な時間となりました。
【宣言朗読】
【班での交流学習の様子】
【手話による「母は闘わん」】
○生徒の感想
識字学級の方と交流をして、たくさんのお話を聞くことができました。そのお話の中にある校長先生のお話をしてくださいました。その人は、生徒に「人権は大切。友達と仲良く。いじめや差別はしてはならない。」と言っていたのに、いざ、自分の娘が地区の方と結婚するとなると反対した。言っていることとしていることが矛盾している、というお話をしてくれました。このとき、「私の親だったら何て言うのだろう。」と頭の中で考えました。「もし反対されたら、自分自身は、差別に負けてしまうかもしれない」と思いました。しかし、「そう考えてしまう自分はどうなのだろう。」と思う自分もいました。そして人の意見に左右されない、人の心の痛みがわかる人間になろうと思いました。一人一人が、あたりまえに「差別は間違いだ!」と思うことで、そしてそのことを行動に移すことで、差別なんてなくなると思います。この交流会を通して、今、自分にできることと、今、自分がやらなければならないことについて考えるようになりました。これからの生き方を考えることができました。