鳴中ブログ

~鳴門中学校の日常をお伝えします~

2年生 識字学級生との交流学習会をおこないました。

2016年02月25日 18時47分20秒 | 日記
 2月18日(木),市場・川崎識字学級に通われている皆さんと交流会をもちました。2年生は、1年生の頃より同和問題に対する人権学習を重ねてきました。その学習の中で、差別の起こりやこの許し難い差別と闘ってきた歴史を学習してきました。
しかし、差別が見えにくい形で存在する現在、生徒たちの意識の中にも「自分のこと」として捉えにくい現状もありました。今回の識字学級生との交流学習会では、「解放歌」や「市場・川崎識字学級歌」を一緒に歌った後、班ごとに分かれて、生徒から質問をする形で、たくさんのことを教えていただきました。班ごとに、お話の内容は異なりましたが、地区外から結婚されている方のお話もあり、差別を恐れない、差別を乗り越える生き方を示していただきました。生徒たちも真剣に耳を傾けていました。班での交流学習のあとは、宣言を一緒に朗読したり、「母は闘わん」の歌詞で手話も教えていただきました。1時間30分という短い時間でしたが、「自分の生き方」を問う大切な時間となりました。

【宣言朗読】


【班での交流学習の様子】


【手話による「母は闘わん」】


○生徒の感想
識字学級の方と交流をして、たくさんのお話を聞くことができました。そのお話の中にある校長先生のお話をしてくださいました。その人は、生徒に「人権は大切。友達と仲良く。いじめや差別はしてはならない。」と言っていたのに、いざ、自分の娘が地区の方と結婚するとなると反対した。言っていることとしていることが矛盾している、というお話をしてくれました。このとき、「私の親だったら何て言うのだろう。」と頭の中で考えました。「もし反対されたら、自分自身は、差別に負けてしまうかもしれない」と思いました。しかし、「そう考えてしまう自分はどうなのだろう。」と思う自分もいました。そして人の意見に左右されない、人の心の痛みがわかる人間になろうと思いました。一人一人が、あたりまえに「差別は間違いだ!」と思うことで、そしてそのことを行動に移すことで、差別なんてなくなると思います。この交流会を通して、今、自分にできることと、今、自分がやらなければならないことについて考えるようになりました。これからの生き方を考えることができました。

うずしお少年少女消防クラブが藍青賞を受賞されました。

2016年02月22日 18時45分37秒 | 日記
 2月20日,県総合教育センターで今年度の藍青賞の表彰式がありました。
 本校関係では,本校在校生で構成される「うずしお少年少女消防クラブ」が昨年度のヨーロッパ青少年消防オリンピックへの出場ほか,小学校時代の西日本少年消防クラブ交流会合同訓練第4位などの功績が認められ,グループ・団体での受賞となりました。
 長年にわたっての地道な活動が認められたものだと思います。
 関係者の皆様,大変おめでとうございました。


第1学年総合学習「鳴門町の歴史を知ろう」を開催しました。

2016年02月12日 18時40分53秒 | 日記
 2月5日,1学年総合学習で,「ふるさと発見!あわ文化教育」の一環として,講師に橋本国勝先生をお招きし「『鳴門町の歴史を知ろう』西地区編」のお話をしていただきました。
高島塩田の起源から,現在の高島・三ツ石周辺は慶長地震によって揺り上がりできた島であることやどれだけ多くの塩田があったかなど,現存する施設の歴史を説明していただきながら鳴門町の歴史について多くのことを知ることができました。
 そして,すばらしい鳴門町の自然や環境を守っていくために,私たちが何をしていかなければならないか,犬の散歩をするときの糞の始末やごみの始末など,自分たちができる身近なことを,ひとりひとりが気をつけることから自分たちの町の環境を守っていくことができるということを学ぶことができました。





【生徒の感想から】
・鳴門町には古い歴史と人々の温かさがあふれています。私はこんなすばらしい町にいるこ とを幸せに思っています。
・講演を聞いて,初めて知ったことがたくさんありました。私は昔の鳴門町に行ってみたいです。現在は地域の人が鳴門町の環境を守ってくれています。私も地域の人と協力し,ひとりひとりが意識して鳴門町をすばらしい町にしていきたいです。
・篠原孫左右衛門の名前は知っていたけれど,淡路島から来ていたことは知りませんでした。 自分の家が建つ前,この土地はどんなところだったのかがとても気になりました。
・室町幕府の第10代将軍足利義稙が鳴門にいたということに,今歴史の勉強で室町幕府の ことについて習っているので本当に驚きました。今まで知らなかった高島のことや鳴門のことを知ることができてよかったです。
・今日,たくさんのことを知れて前よりもっと鳴門町を好きになりました。この鳴門町の伝統を次の世代に受け継いでいきたいです。
・今日お聞きした話で,鳴門町を住みやすい地域にしたいです。自分たちでも,通学路もよごさないよう協力してきれいな鳴門町にしたいです。

県中新人駅伝競走大会に参加しました。

2016年02月12日 18時37分04秒 | 日記
2月11日,鳴門 大塚スポーツパーク 周辺周回コースで男子第45回,女子第23回県中新人駅伝競走大会が行われ,本校から男女それぞれエントリーしました。
 陸上部以外からも各運動部からそれぞれの大会や練習の合間を縫って本大会に照準を合わせたメンバーが参加してくれました。また登録メンバーの他にも多くの生徒が選手のフォローをしてくれました。まさに「チーム鳴中」を結成し,レースに臨みました。
 選手は自分のもっている力を十分に発揮し,文字通り全員でタスキをつないでレースをつくりました。その結果,女子が8位入賞と区間3位(第2区),男子が30位でそれぞれの目標以上の成果を挙げることができました。
最後になりましたが応援を頂いたすべてのかたに感謝申し上げます。今後とも応援よろしくお願い申し上げます。


2年生「ジェイテクト社員の方による講演会」を開催しました。

2016年02月04日 11時44分36秒 | 日記
1月22日(金),ジェイテクト社員の稲井さん,松村さんのお二人がおいで下さり,「まさつを減らす省エネ・創エネの切り札」という演題でお話をしてくださいました。お話の中では,自分たちの作っているベアリングが生活の中でどのように役立っているか,仕事の喜びは何かということを映像を交えながら話してくださいました。また,実際にベアリングを触らせていただき,そのベアリングを使って考えることのおもしろさを体験させていただきました。


【ジェイテクト社員の方による講演】


【ベアリングを使って考えてみよう】


【考えるっておもしろい】

生徒の感想より
・人の役に立つものを作るってたいへんだと思いました。あんな小さい部品でもたくさんの人の手と時間がかかっていることに驚きました。最初は自分には関係ない話と思っていましたが,自分の身の周りにもたくさんベアリングが使われていることに気づきました。自分の未来を想像することは,まだ難しいけれど,いろいろな人の話を聞いて自分の行く道を決めていきたいです。
・ジェイテクトの方が話していた,一つの部品に多くの人が関わっていると聞いてびっくりしました。見せてもらったベアリングには,摩擦力を少なくするための工夫がしていました。使う人がより便利になるように考えていて「人が人を支える」ということを感じました。
・僕は物を作る仕事は好きではありませんでした。だけど,今回,ジェイテクトの方のお話を聞いて,ベアリングという小さな部品がなければ蛇口さえスムーズに回らないと考えるとすごいと思いました。どんな仕事でも,喜んでもらったり,自分で何かを発見することはうれしいし,楽しいんだと知りました。将来,人に喜んでもらえる仕事をしたいと思いました。

平成28年度鳴門中学校入学生の説明会を開催しました。

2016年02月04日 11時43分28秒 | 日記
 本日13時30分より平成28年度鳴門中学校入学生の説明会を開催しました。寒さがいくぶんゆるんだとはいえ,底冷えのする体育館においでいただいた関係者の皆様には心より感謝申し上げます。新一年生として入学される児童,保護者の皆様,入学を心よりお待ちしています。



【学校長による校訓などの説明】




【生徒会本部役員による服装,学校行事,部活動の説明】