第2学年では,1月19日(木)に「識字学級との交流学習会」を予定しています。
人権学習でも,同和問題や差別について学習を進めているところです。交流学習会にさきだち,12月19日(月)に鳴門市青少年会館の中原サヲ江さんをお迎えし,差別の実態や人権についてのお話をしていただきました。
・一生懸命に中原さんのお話に耳を傾けていた,2年生のみなさんの姿が印象的でした。
・2年生を代表して,広瀬光都君がお礼の言葉を述べました。
【生徒の感想から】
○今までたくさんの「差別」について勉強し,DVDなどもみましたが,今日,直接お話を聞いたことが今までの中で一番心に残りました。私が小学生の時もお話を聞かせていただきましたが,その時はまだ「差別」という言葉にぴんとこなくて,ただ「生まれた地域で差別されるなんてひどいな」と思いながら話を聞いていました。でも,今日たくさんのことを学んできて,差別ができた歴史も詳しく知り,改めて中原さんのお話を聞きました。そうすると,差別を受けた人の気持ちやたくさんの苦労が見えてきて,私自身も悲しくなりました。この絶対に許してはいけない差別を今学んでいる私たちが,もっと社会を変えていかなければと思います。
○私は今まで学校の授業を受けてきて差別がどういうものなのかわかっているつもりでした。しかし,今日の中原さんのお話を聞いて,実際はどれだけ辛くて苦しいものなのかよくわかりました。鳴門市で,差別落書きがあったこともショックでした。差別に対する偏見を少しでも直していくのは私たちです。
○中原さんの講演で,さらに差別について知り考えることができました。10年前にもまだたくさんの差別が残っていたこと,結婚が難しかったことなどいろいろなことがわかりました。これからももっと考えを深めていきたいです。
○私も,「なんて関係ないよ」とまよわず言える人になりたいと思います。そのためにも,これからもっと真剣に,もっとしっかりと差別や女性差別などのたくさんの差別について学んでいきたいです。今日家に帰ったら両親といっしょに差別について話をしたいと思います。また,祖父や祖母にも話を聞きたいと思います。