あ/た/ま

聴く読む観る買うの備忘録

リビングオーディオIV: Sekrit DS-i

2013-03-17 | オーディオ
 昨年導入にしたリビング用のオーディオをバージョンアップ。これまでは、WadiaのDAC内蔵プリメインアンプでPCの音源を再生していたが、自室の環境と差が大き過ぎて結局音楽を聴く時は自室に籠りがちになってしまうので、リビングにもLINNのDSを導入した。Majik DSM でも導入すれば自室にかなり近いクオリティになるのだが、スペースも予算も限られているので、アンプ内蔵でコンパクトなSekrit DS-i に狙いをつけて中古を入手。セッティングを変更してスピーカケーブルの長さも足りなくなったのでこれを機にLINNのK20に入れ替えた。
 従前より音の陰影が深くなり、ストレスの無い素直な音という印象。自室で聴く時ほどの量感はないが、快適に耳を傾けていられる心地良い音である。環境を変えて見ると、小ぶりなPIEGA TS3もここまで鳴るのかと関心する程で、機器同士の相性もいい感じ。デジタル入力もあるので、DSだけでなく映画の音も綺麗に聴けるし、スマホにアプリさえいれておけばどの機種からも操作できるのも便利。これでリビングの滞在時間が長くなりそうだ。

リビングオーディオ III: セッティング諸処

2012-02-24 | オーディオ
購入したアンプとスピーカーをリビングのテレビ周りにセッティングするのに色々工夫が必要だったので、メモ。構成は以下の通り。

Apple TV, Blu-ray >>> テレビ >>> ケーブルセレクター >>> DAC/アンプ >>> スピーカー

■木版
 極力コンパクトなスピーカーを選んだとは言え、少々画面にかぶってしまうのが気になったので、5cm厚の木版をテレビに敷いた。自作も考えたが、時間もかかるし仕上がりによっては却下されるリスクもあるのでプロを検索。素材と形、大きさを指定すればカットして送ってくれる木材屋さんが幾つも出てくる。今回は「木材加工.com」さんにお願いした。仕上げや塗装、角の処理まで細かく指定できるので出来上がりがイメージしやすい。概ね2週間ほどで送ってくれた。

木材加工.com: http://www.mokuzaikako.com/

■光ケーブルセレクター
 Wadiaのアンプは光入力が1系統しかないが、テレビからと音楽用(音楽を聴く時はApple TVからアンプに直接出力)の2系統が入力が必要なので、セレクターを購入。入力2☓出力4の構成なので夜中にDVDを観る時はサラウンドヘッドフォンにも出力できて結構便利。

audio-technica デジタルオーディオセレクター AT-HDSL2
クリエーター情報なし
オーディオテクニカ


■光ケーブル
 テレビ周りが散らかるので最小限の長さ(50cm)の光ケーブルを購入。造りもしっかりしていて質感良。

audio-technica 光デジタルケーブル1.0m AT-OPX1/1.0
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オーディオテクニカ


■バナナプラグ
 直結の方が好きで普段はプラグは使わないんだけど、リビングは掃除の時などに手早く安全に取り外せる必要があるので、アンプ側/スピーカー側ともバナナプラグ接続とした。Audio Technica のこれはハンダ付けもいらなくて手軽につかえる。

オーディオテクニカ ソルダーレスバナナプラグ AT6301
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オーディオテクニカ


■スピーカーケーブル
 極力短く左右で1M。最近はBELDENもAmazonで測り売りで買えるようだ。

BELDEN STDIO718EX (1M) スピーカーケーブル(1m単位で切り売り販売分) ベルデン
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BELDEN

リビングオーディオ II: WADIA Power Dac Mini 151

2012-02-23 | オーディオ
ワディア パワー・ダック・ミニプリメインアンプシルバー WADIA 151POWERDAC-SL 並行輸入品
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ワディア


 スピーカーが決まったので次はアンプである。リビングのテレビには光デジタル出力があるので、これをDACに接続すればそこそこの音質が得られそうだ。自室でPC用に使っているDAC(PA Audio のDigital Link III)を転用してアンプのみで済ませる手も考えたが、テレビの周りに機材が増えると美観を損ねてクレームが出そうだし、リビングでは気軽に楽しみたいのでデジタル入力のあるアンプの中から選ぶことにした。
 候補に上がったのは、結果的に購入したWadia の Power DAC mini 151、Carot One の ERNESTOLO、NuForce の Dia、SONY の TA-F501、ONKYO の A-5VL, A-7VLあたり。置き場所の問題でSONY/ONKYOは見送り、コンパクトな3機種の中で結構悩んだが、DAC部分に信頼がおけて、出力にも余裕のあるWadiaを選ぶことにした。これもまともに買うと結構値が張ってしまうが、USのAmazon.comでシルバーの展示品を見つけたのですかさず購入。関税を少々とられたが、それでも国内の半値未満で手に入ったのはラッキーだった。
 PIEGAとつなげて聴いてみると、解像度が高く切れ味も良いのが印象的。音に厚みがあり小音量でも痩せていかないのも良い。際立った特長やキャラクターがある訳ではないが、リビングで気軽に聴くには期待以上の音質だ。見映えを含めてPIEGAとのバランスも良いし、リモコンや端子類等の質感も高いのも購入後の満足感が高い。

リビングオーディオ I: Piega TS3

2012-02-22 | オーディオ
 音楽を聴きながら仕事をしたりBlogを書いたりと自室に籠りがちなのが「ひきこもり」と家族に不評なので、リビングのオーディオ環境を見直すことにした。これまで活躍していたBoseのMicro Music Monitorは非常にコンパクトな割にしっかりした音が出るし、TV/DVDのお供としては十分なクオリティで満足していたのだが、自室で聴いているような音楽を聴くとなるとアコースティックな楽器の表現や音場感などは物足りなく思っていたので、まずはスピーカーを決めることにした。
 テレビの前に置けるサイズ、リビングの雰囲気に調和するデザインという厳しい制約の中で、音質的にも満足の行くものを色々と探していたが、DALIのMenuetと最後まで迷った末にコンパクトサイズとデザインが決め手になってPiegaに決めた。機種は決まったもののどうにか安価に入手しようと暫く中古をあたったりしていたが、オークションで出者をみつけて漸く入手できた。設置してみても期待通りのクオリティに大満足。音の質感がぐっと高まったのはもちろん、スピーカーの奥に音が拡がっていくような広い音場感が聴いていて心地良い。選択の決め手になったデザインもやはり秀逸で、アルミ素材の非常に質感の高い仕上がりはリビングに置いても見栄えがするし、構造的にも引き締まった音が出そうで安心感が高い。
 BoseのM3にはリビングを卒業してPC脇で活躍してもらうことにした。机に向かって集中して作業する時など、耳の脇でLINNが鳴ってしまってイマイチだったが、手元で控えめに鳴るのでこれはこれで使い勝手が良い。デザイン的にもApple のモニタと相性良いし。

ピエガ 2ウェイ小型ブックシェルフスピーカー【ペア】 TS3(ペア)
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ピエガ

WALKMAN-Z②: ALAC対応

2011-12-24 | オーディオ
SONY ウォークマン Zシリーズ 64GB ブラック NW-Z1070/B
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ソニー


 評判通り音が良かったWalkman、ついにiPod からの乗り換えに踏みきれたのもAndroidのおかげでApple Lossles が聴けるようになったからである。音楽管理にMac と iTunes を使いApple Lossless (ALAC)フォーマットを使ったままWalkmanに移行する方法をメモ。下記の二種類のソフトをAndroidマーケットでダウロードして、画面のガイドの通りにインストールすればOK。

音楽再生ソフト: Poweramp
http://powerampapp.com/

ALACが聴けるソフトは幾つかあるが、値段も手頃で使い勝手も良い。ALACにタグ付したアルバムアートや歌詞、コメント欄に記入したpersonnel 情報等を聴きながら参照できるのも良い。

同期ソフト: iSyncr
http://jrtstudio.com/ja/iSyncr

iTunes と Android を同期するためのソフト。Windows版とMac版があり、どちらのiTunesにも対応できる。MacとAndroidの双方にソフトをインストールしたら、iTunesのプレイリストを指定して同期するだけの簡単さ。オプショのWiFiアドオンを追加すれば、USB接続せずにWiFiで同期することも可能。WalkmanはSDカードに対応していないので本ソフトが動作するか不安だったが、WalkmanをMacに接続すると外部ディスクとして認識されるので、特段問題なく仕様できた。

環境を整えてしまえば、iPod を使うのと変わらぬ手軽さでWalkmanを利用できる。私はWalkman用にこの環境を利用したが、Android携帯でも同じ手順で利用可能。但し、音質に関してはWalkmanとは雲泥の差で、Android携帯よりはiPodの方がまだ音が良いと思う。後はこのソフトがサポートされ続けるかが不安の種だが、Android対応の携帯がこれだけリリースされていれば当分大丈夫だろう。

WALKMAN-Z

2011-12-23 | オーディオ
SONY ウォークマン Zシリーズ 64GB ブラック NW-Z1070/B
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ソニー


 WalkmanはiPodより大分音がいいらしいというのは前々から聞いていたのだが、PC側のソフトの使い勝手と長年ALAC (= Apple Losslees Audio Codec)で録り貯めた音源が移行できないことがネックでなかなか試せずにいた。しかし、今回のモデルチェンジでOSにAndroidが採用されたことで、ソフトを追加すれば iTunes を使い続けることも ALAC を聴くことも出来そうな目処がたったので、ついにWalkmanを試すことにした。
 実際聴いてみるとやはりiPod とは次元の違う音質で大満足。全体に解像度が上がったということだと思うが、人の声の微妙なニュアンスや、楽器の音色、音が消えて行く時の余韻の表現などが繊細なので聴いていて気持ちがいい。静かな夜の帰り道など思わず聴き入ってしまうほどだ。 iPod でもポータブルヘッドフォンアンプを併用すればこの位、あるいはそれ以上の音質で聴くことも可能だろう(実際、このWalkmanを買うか、FOSTEXのHP-P1を買うか最後まで悩んだ)が、やはり1つの筐体でここまで出来るのは素晴らしい。
 難点を言えばやはりこの大きさか。動画再生重視のユーザには評価されるかもしれないが、音楽目当てだと無駄にでかい印象。アンプとiPodを持ち運ぶよりはましなのでまぁ良しとするが、S-Master(アンプ)の機能を損なわずにモニタを小さくして、Walkman AシリーズまたはXperia Ray程度にしてくれるといいのだが。あと、ALACもオープンソース化されたことだし、標準ソフトで対応して欲しい。追加インストールソフトだとハードウェアボタンと連動出来なかったりと制約があるので、標準のソフトが対応してくれるに越したことはない。

SAEC SHC-100FS: Shure SE535交換ケーブル

2011-12-09 | オーディオ
SAEC(サエク) SHURE SEシリーズ用交換ケーブル SHC-100FS/0.8m
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SAEC(サエク)


 愛用のヘッドフォン、SE535/ Shure のケーブルが長すぎて使い勝手が悪く、短いケーブルが欲しいと思っていたら、SAECというメーカーから交換ケーブルが発売されているのを見つけたので胸ポケットに入れてちょうどいいように80cmを購入してみた。Blog等でレビューを確認すると若干ながらも音の色付けが変わるような会ったのでそのへんも興味を持ちつつ試してみると、確かに高音が曲によってはカサついた感じになるのが気になってはいたのだが、少々柔らかめに聴き易くなった気もする。これで純正同様色を何色か出してくれると尚いいのだが。

iPod nano

2011-11-24 | オーディオ
Apple iPod nano 16GB ブルー MC695J/A
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アップル


 人間ドックを受けたら、1年で10kg以上太っていることが判明。それ以前もだんだんと太ってきてはいたのでダイエットを決意した。久しぶりにiPod nanoにNike+を取り付けて走ってみると何故か調子が悪く、10km以上走っても2~3kmしか記録されない。試しに買ったばかりのiPod touchで測ってみると正確に記録されるが、嵩張って走りにくい。このnanoもかれこれ4,5年つかったので、この際とばかりにnanoも買うことにした。最新のiPod nanoは加速度センサーが内蔵されているそうで、アタッチメント(本体に取り付けるやつ)もセンサー(靴に入れるやつ)も要らず単体でランニングのログが取れるのが非常に便利。クリックホイールが無くなったことで、ランニング中の操作が難しいかと心配したが、ボタンに曲送りを割り付ければそれ程不便ではない。全体としては進化している印象。自分用に product RED(上)を購入したらあっさり息子に見つかってしまい、彼の誕生日に色違いのブルーを進呈することになってしまった。

iPod touch 64G

2011-10-14 | オーディオ
Apple iPod touch 64GB White MD059J/A
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アップル


 iPhone4Sの発売から数時間悩んで、結局はiPod touch を購入。今度こそiPhone に乗り換えようかとも思ったが、Androidも使っていたい気もして今回は見送り。少々気分を変えたかったので今回は新発売のホワイトモデルにしてみた。いままで使っていた初代iPod touch に比べると薄さ軽さが印象的。新OSもさほど違和感なし。Noticeが色々出るのが便利になったかな。後はスマホをテザリング対応に替えて、通勤時はiPod 側でFacebookやReaderのチェックを出来るようにしたいところ。

Bose IE2

2011-07-31 | オーディオ
【国内正規流通品】Bose IE2 audio headphones
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BOSE


 Boseが数年前にリリースしたIE=In Ear Headphone を改良した製品。お世話になったプロジェクトの送別会で思いがけず餞別として頂いた。この独特の形状がランニング用にもってこいなのではと前々から気になっていた製品だ。早速試してみるとやはりピッタリ。外れにくいのに窮屈でないという絶妙の装着感で、ランニング中の不快感が全くない。ビートが強調された、メリハリの効いた所謂「Boseサウンド」だが、ランニング中にはちょうど良い感じだ。色々試してはピタッと来るものが無く、不満に思いつつもapple純正のiPod付属品で済ませて来たランニング用ヘッドフォンだが、これでようやく満足出来るものに辿り着いた。明日からランニングが少し楽しみになりそうだ。