い・ち・に・ち

今更だけどいつも思っていた事

心彩24

2024-04-30 16:44:20 | 心彩
誰もが
毎日
同じ日課を
こなしていても

一日分の
成長と老化が
誰にも
訪れるので

気分は
上がったり下がったり
心は
はずんだりしぼんだり

繰り返されるから
今日を思い
明日を願う
期待は続いていく

だから
明日もがんばれる
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心彩23

2024-04-29 17:24:50 | 心彩
三角形の会話では
中心を保つのが難しく
それぞれの関係性が
離れたりくっついたり

共通の話題を探しながら
相づちだけがプロになり
苦い笑顔を隠しながら
飲み物だけが減っていく

それは
本当の付き合いじゃないと
言われても

いつでも
相手の顔色をうかがいながら
次の言葉を探してしまう

不器用で無頓着で自分勝手なまま
面と向かって相手にしてくれるのを
本当と呼ぶのか?

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心彩22

2024-04-28 16:40:30 | 心彩
いちにちで季節が進み
厚手の洗濯物を陽射しが突き刺す

衣替えを迎える前に
身の回りの季節を整える

朝の涼しさに温かい食事をとり
昼の暑さに冷たいものを好んでも

目から入る季節感が
重い空気に押しつぶされない様に

気分だけでも上昇気流に乗って
あの空にあいさつできる様に
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心彩21

2024-04-27 16:52:02 | 心彩
反対語を探すように
右と左で違う話が
耳にも脳にも届く今

見たことしか
体験したことしか
信じないと言いながら

通り抜けることなく心に残る

試せるものなら
見られるものなら
答えを自分で記せるけれど

地球の大きさを巡りながら
無数の彩が重なりもつれ
ほどけぬように回り続ける

ひとりにひとつ見つかる時まで
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心彩20

2024-04-26 16:56:57 | 心彩
元気な顔を見られて良かった
と 細い目元が笑う
人それぞれの一ヶ月が
長さと重みの違いを見せる

平等に進む時計の針が
カラダの弱さを数えるように
その人なりの時を刻むなら
受け入れる事が真実なのだろうか

ただ見守るだけで
心を伝えられなくても
潤んだ瞳で言いたい言葉を
心の耳で聴けたらいいのに
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