い・ち・に・ち

今更だけどいつも思っていた事

心詩54

2022-12-31 15:03:00 | 心詩(+1)・心色・続く心音
もらい泣きもやっぱりも
数ヵ月前の出来事なのに
すべてを今日までの一年にして
鐘の音に納めて新年を迎える

けれど一秒の壁は同じ高さで
見えそうで見えない背伸びの辛さ
反省を抱負に任せて
思い切り姿勢を正す

頭の中は箇条書きの巻物
心の熱でほどこうとするけれど
降臨した実在の神が
すべてを書き換えひとつにした
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心詩53

2022-12-30 14:45:45 | 心詩(+1)・心色・続く心音
この瞬間をいつも大切に出来たら

疲れちゃうかな
毎日は無理かな

考えながらの行動は違うモノかも
その場限りの張ったりも虚勢も
プラスに働くことがある
自信と得意がマイナスになることもある

つまりは
今を大切にするという事は
何でもない日常を含めて
その時の自分を認めていくしかない

後悔も失敗もどん底の暗さも
希望と成功と笑顔の明るさで
どうにかこうにか生きてきたのだから

何回でも毎日でも
新しい明日に向かって
今を積み重ねて行けばいい
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心詩52

2022-12-29 15:41:41 | 心詩(+1)・心色・続く心音
ひとつひとつ違うのに
集まるほどに見分けがつかない

そんな中で
自分を知るのは自分だけ
見つけられるのも自分だけ

知らんぷりしたくても
捨て去ることも出来なくて
ほんの少しの違いを求めて
あれこれ迷う事ばかり

すべての悩みに
解決策も気分で変わる
時間だけは過ぎていく

いい所だけ抜き取って
記憶の箱に押し込めても
ほんの少しの後ろめたさに
何度も入れ替え作業をする


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心詩51

2022-12-28 14:52:52 | 心詩(+1)・心色・続く心音
この距離感 分かってる

お土産のわらび餅をいただく
美味しいと言う感覚が
きな粉に向いた自分に驚く
和菓子屋さんで買えるかな

お得と言う言葉に手を伸ばす
個々の料金を計算して
ひとつ分の福に笑う
断捨離の裏側と闘いながら

この季節に見える星座
立ち位置で変わる宇宙
時の流れが明暗まで司り
太刀打ちできない

この距離感 分かりたくない
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心詩50

2022-12-27 15:19:19 | 心詩(+1)・心色・続く心音
それでいいのかと言われた気がした

何度も覚えた満足感
何度も知った敗北感

その成り立ちの元が
不特定多数だからこそ
境界線も限界も無い

未満の苛立ちが突破口を開く
真ん中の緩さが眠りを誘う

頬を叩いて目を覚まし
穴の向こうを覗き見れば
何が見えるか



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