間違いに気付くまで
全力で信じ切っていたならば
その過程は正しいはず
何をもって間違いと失敗が
後悔を生むのか
一直線上に存在する現実は見えず
枝分かれの先に
思いもしない蕾が花咲く事もある
便宜上造られた言葉の意味が
真ん中を射抜く事は難しい
間違いに気付くまで
全力で信じ切っていたならば
その過程は正しいはず
何をもって間違いと失敗が
後悔を生むのか
一直線上に存在する現実は見えず
枝分かれの先に
思いもしない蕾が花咲く事もある
便宜上造られた言葉の意味が
真ん中を射抜く事は難しい
ギリギリまで待ったのは
もしかしたらという浅はかさと
もっといいものがという欲望が
本当の選択肢を隠していたから
未熟すぎる欲張りが
純真の振りして素顔を隠す
おおわれた手のひらの中で
目を閉じ空想の世界に酔いしれた
いっときの微笑みは
永遠を願いながらふいに起こされ
目の前に現れた
焦りの大きさに目を丸くする
向かっていく人遠ざかる人
息づかいが聞こえる
足跡が見える
両極端のはじめと終わり
どちらも同じ意味を持つ
向かい合うか背中合わせか
歩み寄る難しさ認め合う尊さ
毎日毎日ぶつかり合って
𠮟咤も激励さえも見失う時
それでも感じるぬくもりの行方
向き方次第ですべて正解
ポンと膝を叩いた1秒が
方向を決めている
怖がらず矢印通りに進めばいい
迷う気持ちは当たり前
スタートとゴールは繋がっていて
どちらも見えない道を進む
迷路の罠も落とし穴も
開かずの扉も先を塞ぐ
上空から見る反則の答えさえ
太陽と雲がかけ引きするから
その時その時の一歩を信じ
その次その次を見に行こう
思い出せるだろうか
あの時の感情
初めてが与えた気持ちかも知れない
緊張という言葉が刺さる
ピリピリと痛いほどに
ドキドキと苦しいほどに
なのにすべてが心にたまって
熱い熱い涙となって頬をつたう
それを
喜びだと素直に感じて
大人のままで純真に浸る
理由は要らない説明もない
ただ生きていると感じればいい