Art gallery 道添

宇宙・自然・生命・時間を凝視し再生の希望を読み取りたい

地域住民による植樹会 in 砂川

2008-10-13 12:06:02 | 日記・エッセイ・コラム

先日(10月4日)、砂川遊水地での植樹会に参加しました。石狩川流域に300万本の木を植えるというH3年から始まった、石狩川流域一人一本300万本植樹運動という計画です。石狩川流域で育つ遺伝子を持った、種から採取して育てた苗木の植樹です。

導入種子一覧表によると、重量級種子(種にも等級があるのですね)オニクルミ、ミズナラ、カシワ・中流級種子ハクウンボク、キタコブシ、エゾヤマザクラ、ホオノキ、シウリザクラ、イチイ、マユミ、ツリバナ、オオツリバナ、ニガキ、ガマズミ、シナノキ、アオダモ、オオバボダイジュ、アカイタヤ、キハダ、サワシバ、アサダ、オヒョウ、サルニレ、ナナカマド、ハリギリ(センノキ)、エゾマツ・軽量級種子カツラ、ウダイカンバ、シロヤナギ、ノリウツギの30種です。

植樹というので、木を植えるだけかと思ったのですが、種採取を省いた苗作り体験(土づくり、種子播きつけ)を先ず行いました。土は栄養分の無いもの、それにほんの少し腐葉土を混ぜ、均した土に小石を並べ、種子を播きつけ、数年寝かせるそうです。小石は小さな種子が風や雨で飛ばされないためのガ-ドになるとのこと。

北海道工業大学 岡村教授から植え方の説明をお聞きすると、そうして育った苗木も植樹する土に合ったものしか育たないそうです。30種の苗木から10種を選び、苗木の寸法を測り(3センチから10センチ)、記録しました。混色植樹した中から数本が生き残り、やがてかつて石狩川の河畔を覆いつくしていた自然林を復元する・・・。

数日後植えた苗木を見に出かけました。