Art gallery 道添

宇宙・自然・生命・時間を凝視し再生の希望を読み取りたい

光の春

2009-02-23 10:08:04 | ブログ

本州を近頃では”内地”と呼ぶ人も少なくなった。交通機関の充実などで距離感が無くなったこともあるのだろう。この時期、まだまだ雪は振り続く。北海道の命名者、松浦武四郎はこよなくこの地を愛した。いまより冬は厳しく、交通の便は悪く、原生林に覆われていた北海道。雪の日の未明、除雪車の音で目覚める。自宅前の道路は大型の除雪車が丁寧に雪を片付けてくれるので、殆ど生活上不便を感じない。気候の変動で北海道は暖かくなった、といっても冬は冬だ。一歩家から出れば、外気は鼻腔から体内を冷気で充たす。冷気は一瞬にして脳内に達したような感覚を生む。北海道の魅力は瞬時、新しい感覚を体感するこの冷気ではないか、と思う。年が明けると太陽の動きが変わった。積もった雪を反射して、窓から入る光線が信じられないぐらい眩しい。華やかな、光の春の季節である。

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