オートンと契約

え～とりあえず、ロンドン五輪やらハワード関連やら、ここ1週間でかなりの話題が出ていますが、まずは約1週間前に入ってきたサンダーニュースを更新しておきます。

サンダーはダニエル・オートンと契約しました。

オートンは2010年のドラフトにおいて、全体29位でマジックから指名を受けました。
身長は208cmのPF-Cで、あの名門校ケンタッキー大学出身でもあります。
しかし、カレッジでほとんど出場時間はなくベンチで過ごす時間が多かったのです。
その為、ドラフト当初から言われているのは「エントリーが早すぎた」ということなのでした。
実際、NBAデビューは果たしたものの、ここ2シーズンで16試合にしか出場することはできず、成績も2.8得点2.4リバウンドと沈んでしまっています。

では、前々から言っている通り既にサンダーのロスターは15人MAXで埋まっているのにも関わらず、なぜ契約を果たしたのでしょう。
ちなみに言っておきますが、当然の保証無し契約で、キャンプ要員としての役割が強いのは事実。
しかし、一番の理由と言うのが、地元がオクラホマだからということなのですね。
地元のスターだった彼は、ハイスクール時代13.7得点11.7リバウンド5.2ブロックとそれはまあ派手な成績を残していたわけですよ。
ファンを観てもらえれば分かるようにオクラホマ程地域に根付いているチームは僕はないと思っています。
そういった意味で、今回の契約は理にかなっているのかなぁと思う次第です。

まあ実際、現在のインサイドはモハメドが抜けてしまい、パーキンスの控えがジャーニーマンと化したサビートとサマーリーグで期待値0のオルドリッチという状態になっており、明らかに戦力は昨シーズンから低下しているんですね。
オートンがそこまで活躍できるとは思ってもいませんが、運が良ければ、何かの間違いで戦力になってしまえば儲けもんと言う考え方はできます。
無保証契約の定めというものはありますが、ちょっとだけ期待してみたいとは思っていますね。