空は青く風は凪 路地は狭く ここちよく

八方破れ　八方美人　四方八方　八面六臂　七転八倒

八月八日金曜日　すぎちょびれ、すぎかきすらの、はっぱふみふみ

んっ　なんだか　“秋”　？　ほほさわる　風　ちいさい秋

毛細血管みたいな路地　縫い合わせるような足どり

あみだくじ　ゴールはきまって　いつもの会社

夏休みの子供たち　はやくも奇声　大騒ぎ

ラジオ体操いくのかな？　宿題やったか？　大きなお世話

“しっかり勉強しなくては　立派なおとなになれません”

そんなこと　耳にはいらない　全速力で駆けてゆく

腕をぐるぐる　ぐるぐる回し　そこの角を走ってく

うらやましいような　呆れるような　そんな気持ちに首をかしげ

どん突く路地の突き当り　視線をかんじで　目を凝らす

“ なぁ～にみてんだぁ　毛むくじゃら ”　 

ガンのくれ 愛　　飛ばし 愛

タイマンはりましょ　赤テープ同士で

火のないところに　煙をたてて

会社にむかって　猛ダッシュ

　

Ｔｈａｎ Ｓｈｏｗ？ なんしょ？ 立秋 “ 残暑 ”

もちろん熱帯夜　じれったい　夜　ねれない　夜

Ｙｅａｈ！　Ｙｅａｈ！　Ｙｅａｈ！　熱帯Ｙｅａｈ！

べっとり汗　臭う枕　吹き下ろす　冷風　かき回す扇風機

連日更新　最高記録　連続更新　猛暑日夏日　熱中症患者数

“ 暑中お見舞い ”　真っ只中の日本列島　真っ赤っか！！！

まばたき二回　襲い来る尿意　早朝覚醒　起床は五時

ちょいと喉　冷風にやられ　咳二回　そろりベット抜け出して

むわっと暑い　便所の個室　差し込む朝日　唸る隣の室外機

横切る　朝日の新聞配達　きょうは自転車　夏休みのバイトかな？

張った膀胱　大量放出　水に流して　壁の日めくり　一枚剥がす

本日　“立秋”　暦の上では季節がかわり　“暑中”　から　“残暑”

わが家の　厠アートミュージアム　アルチンボルド　引っぺがし

“夏”　から　“秋”　差し替えて　きょうから　残暑の真っ最中

スマホもちこみ　トイレにて　朝から独り　男の手仕事

きょうもきっと暑いから　水分補給　栄養補給　休肝日はあけました

夜になったら７２時間　お久しぶりのビール　凍らせたグラス　流し込む

８月ですがっ　暦の上では秋ですがっ　つまらぬ事を大きな声で心を込めて

“ あさひぃ～　すぅ～ぱぁああ　Ｊｕｌｙ ”　　八月ですがぁ！！！

御機嫌目盛　蹴り上げて　跳ね上がる気温　横目に確認

いやだ　いやだっと家を出て　時間切り売る　会社員　正社員

うつむき励む　午前中　暑さに茹だる　正午　暮れゆく日差し　午後五時

走って帰って　シャツ脱ぎ捨てて　暑いシャワー　汗を流して　さっぱりしたら

・・・それを想って　あと１３時間

便座をあげたら　たちあがる！！！　

ちいさい　秋

いちさい　秋

ちさいい　秋

間違えたっ

残暑お見舞い申し上げます。

夏の忘れ物と残尿感

熱帯夜　不快指数　休肝日　ねむりを邪魔する　夏の夜

羊もすっかり　夏バテ模様　数えるまもなく　夜が明ける

起き抜け　白湯をコップに一杯　降圧剤二錠　流し込む

水分補給一日２リットル　ともなう　頻尿　残尿感

便座腰かけ　ひと仕事　水に流して　シバリング

日の出　気温はやくも３０℃　東の空から　紫外線

ほらっ　見たことかっ　きょうも暑い　熱中症アラート出っぱなし

体温超える最高気温　災害級の日差しの中で　極めて危険な御出勤

燃やせるゴミを両手に抱え　合言葉は　“暑いですねぇ”

ギラリっ　汗でテカった顔　愛想笑いが　暑苦しい

舌をだし　ハァハァ言うてる　小型犬　散歩のじいさん　命がけ

“命にかかわる危険な暑さ　万全の対策を”

半裸のじいさん　小学生　まあるくなって集まって

首からタオル　ぶらさげて　スタンプカード　団扇がわり

“ 腕を前からうえにあげてぇ　背伸びの運動 ”

軽快なリズム　したたる汗　ラジオ体操はじまって

鳥居の影　神社の脇から　なんとはなしの見学者

“ いっち　にっ　さん　しっ　腕を横に振って足を曲げ伸ばします ”

おっと　こうしちゃいらんない　夏休みにはまだ早い

しびれをきらせた　タイムカード　俺の打刻を待っている

心のなかで奏でる　ピアノ　あのメロディ　小気味よく

“いやよっ　いやよっ”　　　捩じる運動　開いた腕を左右にふって

“斜めうしろに　おおきくっ”　　投げ出すような　イメージで

“足をもどして両足飛びっ”　　いっちにっさんしっ　ひらいてとじて

鼻からすってぇ　くちから吐いてぇ　深呼吸

じっとり汗が沁みてきた

厭きた子供が　燥いでる

保護者がそれみて　呆れてる

１９４５年８月６日午前８時１５分

同じような空の下

暑い夏の忘れ物

黙祷

『午前８時２７分　出社』　無事　打刻

街はきょうも “ 沸とう京 ”

きのうも　きょうも・・・　たぶん明日も

“ ことしの夏も　沸とう京 ”

今年どころか　この先　ずっと　灼熱東京砂漠

乾上った　ため池に柄杓で水撒く　政治家が

エアコン効かせた高級車　これ見よがしに　牛丼齧る

首都圏で４０℃以上の酷暑の予想　“不要不急の外出は控えましょう”

災害級の暑さです　そんな呼びかけ　背中できいて　靴ひも結ぶ

ねちゃっと　靴に張り付きそうな　アスファルト切りつけて

したたる汗をシャツで拭く　肩に背負った　ワイシャツがタオル代わり

日陰に逃げ込む老若男女　日傘で応戦　紫外線が突き刺さる　耳の裏が臭いだす

空調服着たおっさんが　ベイマックスみたいに膨らんで　熱風とりこみ唸ってる

世紀末の様相を呈して　蝉の絶叫　拍車をかける

燃えろぉ　燃えろぉ　燃やし尽くせぇ　バビロン着火

値上げ　値上げ　コブシをあげろぉ　電気がたかくて感電しそう

銭だ　銭が　この世は銭だ！！！　金だ金金　カネカネだぁ！！！

金だ　明けても　暮れても　金だ　夜の夜中の　夢にも金だぁ

日差し焼かれて　黒くなり　不要不急じゃぁ　喰ってはいけぬ

涼しいところじゃぁ　金にはならぬ　汗を肥やしに根を生やす

リモートワーク？　オンライン？　ズーム会議？　じっと手をみて考える

えっ　“大安吉日”　万倍日？

一粒万倍日 × 大安 × 大明日 × 母倉日 × 天一天上

【一粒万倍日を境に幸福が舞い込む人】 

1位：うお座 

2位：しし座 

3位：てんびん座 

4位：みずがめ座 

5位：かに座 

6位：おとめ座 

7位：ふたご座 

8位：やぎ座 

9位：さそり座 

10位：いて座 

11位：おひつじ座 

12位：おうし座 

まじぃでぇ～っ

おれ　魚座　Ｂ型の天邪鬼

ＧｏじゅうＧｏいんぐまいうぇい　５５歳

いとうあさこ　同じ年　しまだたまよ　同じ年

ウドすずき　ちはらせいじ　マライア・キャリー　同じ年

舞いこむの？

しあわせ？

【史上初！】４０℃台が８地点に！！！

群馬県中心に関東酷暑　桐生41.2 ℃、埼玉・鳩山41.1 ℃、東京・青梅40.3 ℃

群馬・伊勢崎で国内の観測史上最高となる41.6℃を記録しました。

関東地方は強い日差しやフェーン現象の影響などで、記録的な暑さとなっています。

群馬・伊勢崎では午後2時20分に41.6℃を観測。

国内の観測史上1位の暑さとなりました。

“ マジ最高！！！ 気温”

　

猛威がピークと言わないで、流れる汗がとまらない。

体温超えて我慢の限界　一跨ぎ　冷めない地球のやるせなさ

油断大敵　猛暑日つづく　ぼくはすっかり途方に暮れる

“シャー　シャー　ミィー　ミィー　ツクツク　ホォーッシ”

　　

室外機と蝉のハーモニー　刺さる紫外線のセレモニー

神経を逆さに撫でて　イラつく気持ち　加速する

ひと雨降れば少しは　涼しくなる？　見上げた空にその気は無し

ダムが干上がり　埃が舞って　救急車がサイレンならしてすっ飛ばす

夏休みの子供たち　車道にプール引っぱり出して　大騒ぎ

蛇口からホースひっぱり散水ノズル　吹きだす水が虹をつくる

事務所のカーテン　細く開け　こっそり覗いて　にやにや笑う

“ それやばいっすよ ”

おっと　コンプラ？　抵触案件？　

すぐに苦虫嚙み潰し

地獄の亡者の顔をする

猛火の日差しがオレを焼く

あぁ～っ　やんなっちゃったぁ

あぁ～っ　おどろいたぁ