虚構の世界~昭和42年生まれの男の思い~

昭和42年生まれの男から見た人生の様々な交差点を綴っていきます

釧路の街で~黄昏のモノローグ~「忙しさという幸福感」

2018-02-28 07:14:27 | 小説
*このお話はフィクションです。

 朝6時過ぎに家を出て、会社に着くのは6時半ぐらい。

 毎朝、誰もいないオフィスで自分と向き合うことから一日はスタートする。

 8時ぐらいまではだいたい一人で過ごす


 いや、掃除のパートの方が7時ぐらいから来る。その人の掃除の時間と私の一人修行時間は同時進行だ。


 そして、帰るのはだいたい8時くらい。一日集中して働いていると、あっという間に時間が過ぎる。

 周囲から見るとほとんど楽しみなんてないように見えるだろう。


 しかし、自分は「熱中」「忙しさ」を感じられるものがあることが一番幸せなのかと思っている。

 確かに厳しい立場にいる。しかし、この環境に身を置いたからこそ、自分を高めることができたのは事実だ。

 成長と言うのは、苦しみや辛さの中から生まれる。

 

 『ひとりで生きてく淋しさは 誰もみんな同じだから 自分の弱さにやさしくなって 空高くやるせなさを 解き放ちたい』

 好きな歌のこんな歌詞を綴って、今日も一日がスタートする。

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