虚構の世界~昭和42年生まれの男の思い~

昭和42年生まれの男から見た人生の様々な交差点を綴っていきます

黄昏のモノローグ~金曜日~

2017-12-01 07:16:34 | 小説
*このお話はフィクションです。

 白い雲と薄暗い雲が重なり合う釧路の街の朝。

 車から降りて、ふと空を見上げると空の雲が慌ただしく流れている。


 今日から1師走か・・・。時の過ぎ行く速さに驚きを隠せない。


 昨日のプレゼンもそれなりに思いを伝えられた。しかし、昨日も不安と苦痛という水のプールで溺れていたような錯覚に陥る一日だった。疲れた。


 けど、そんなこととも正対して一つまた乗り越えられた。

 自分のような弱いタイプの人間には、不安と苦痛と言う薬が必要だ。

 
 昨日は疲れて早めにベットに入った。入った瞬間に「眠れる」という充実感・・・。何だかこんな当たり前の小さな喜びを感じられることに幸せを感じた。


 今日は定時で退勤できる。大きな仕事も終わったので、映画でも見て、夜の街へ繰り出そうか。

 と言ってもいつもの居心地の良い空間の雰囲気に・・・。


 12月1日金曜日、今日も一日が始まる。



 どんなときも誠実さと謙虚さを忘れない。それが生きていくうえで今自分が最も大切にしていることだ。

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