VIEW!!

AXSFANの日記です。AXS以外も色々…。辛口でも暖かい目でお願いします(笑)。※TB受付不可です。

火種が去った

2008年04月27日 00時54分14秒 | 徒然日記
はじめに。
今日の日記は、ちょっと大きな問題に触れています。
もしかしたら怒りの琴線に触れたらすみません。
あくまで一個人の意見として捕らえてくださればと思います。

ここ数日ずっと不安だった火種リレーが終了。
今日は朝から仕事だったので、ビデオ録画して見たのですが、
あんな長野の光景、見たことないです。
今回のコースは全て実家での生活圏内。
帰省すると駅から実家までの間で絶対通る道もあり、
買い物するお店の前も通り、
かよった小中高の前やその通学路も通り、よく遊んだ公園も通り…。
馴染み深い街並みがあんなに物々しい様子に変わっててまず絶句。

沿道に、地元の人よりよその方のほうが遥かに多いっていうのも…。
コースは市民の生活道路上で、コース沿道には市民が住んでいて、
っていうこと、分かってるんだか知らないけど、
夜明け前から集団で大声張り合って。
大きな旗を振り回して、時間や場所を問わず大声出して。
主張をぶつけ合って、
結局手が出て足が出て旗が武器になって乱闘になって、
わざわざケンカしに長野に来たのか? と思いたくなる位。
あまりに物騒だから『騒動』が収まるまで外出しない、
なんて、市民を不安がらせて。
結局、自己主張の仕方が暴力的と言わざるを得ないかと。
人に迷惑をかけながらの自己主張は、「表現の自由」の精神から逸れていると思います。

前の日記で、「自己主張は結構だけど」と書きましたが、
今日のような自己主張は全く賛成できません。
日本には「喧嘩両成敗」という言葉がありますが、まさにそれ。
手が出る足が出る、ケガ人が出る、
相手の話を受け入れず、自分の主張だけを無理に通そうとする、
あれでは説得力もなくなってしまいます。

どうして欲しいのか、どうしていきたいのか、
なぜ『対話』という手段で解決しようとはしないのでしょうか?
トップの『対話』も必要ですが、
トップだけに『対話』を任せるのではなく、
民衆の方々同士も、『対話』が必要なのではないでしょうか?

あと。

今回チベットの人権問題を知って行動を起こした方々には、
今日だけで、8月のオリンピックまでの間だけで終わりにしないで欲しいです。
人権問題が叫ばれているのはチベットだけではありません。
世界の人権問題にも目を向け続けて欲しいです。
そして自分の身の回りにある人権問題にも。
いじめ、差別、身の回りにだって人権問題はあります。
日本人の悪いくせで、ブームのようにただ今だけ流れに乗って考えず、
ずっと考えていって欲しいです。

私は、恥ずかしい話ですが、彼らのように他の方のために行動を起こせる状況にありません。
自分のことで精一杯なので。
それに、ちゃんと問題の発端から勉強する必要はあるのですが、
何も知らないで無責任なことはいえないので、
今回のチベット問題にも触れません。
偉そうなことばかり言っててすみません、なのですが…。

今回のリレーは迷惑ばかりという印象がありますが、
でも、やっぱり「聖火」だったのかな、と思います。
「聖なる火」が「平和」について考えるようにしてくれたのかと思います。

…でも、今回みたいな騒動はもう勘弁です…。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿