ご無沙汰でした(苦笑)。
結構空けてしまいましたね…。
さてさて。では久々に。
先日水曜日、国立劇場で、
人生3回目(苦笑)となる、歌舞伎鑑賞に行ってきました。
今回の演目は、坂東玉三郎さんや市川段治郎さんが出演されている、
「蓮絲恋慕曼荼羅(はちすのいと こいのまんだら)」。
1月に動物園物語に出演されていた段治郎さんの、
本職(?)を是非拝見したいというのが一番の目的で。
(玉三郎さんゴメンナサイ!!)
チケットはお友達にお願いしていたんですが、早々に完売だったそうで…。
それでもお友達が尽力して取ってくれたチケットが、それはそれはとっても良い席で。
開演直前は若干緊張…(苦笑)。
歌舞伎では「イヤホンガイド」が貸し出されているのは知ってて、
今回、どうしようかと悩んでいたんですが、
悩んでいるうちに開演時間になってしまってヤメ。
話のあらすじだけは覚えておいたので、
ガイドを借りずに挑み(苦笑)ました。
果たしてどこまで分かるのかどうか…と若干心配でしたが、
今回の作品は、一般公募から選ばれた新作の脚本ということもあってか、
すんなり分かりました。あの緊張感は一体…。
というか、今まで見た歌舞伎が何故ああも分からなかったのか…?
(過去2回の鑑賞と今回の鑑賞とでは、興味の深さが全く違うということはあるかも)
今回のお話は結構ドロドロ~なお話。
異母姉:初瀬(玉三郎さん)に恋してしまった弟:豊寿丸(段治郎さん)が、
大好きな姉のためなら平気とばかりに、何人も手にかけるほど狂ったように姉に執着し、
そんな姉は継母から疎まれ殺されそうになり、そして悲劇が…。
弟の余りの執着に、ちょっと…どころかかなり怖かったんですが、
姉しか見えていない弟の、異常すぎる真っ直ぐさが、
話が進むうちに、逆に可哀想で可哀想で。
姉は姉で「弟を狂わせたのは私のせい」と自分を責めるし、
もう二人が不憫で不憫で…。
結局、豊寿丸は姉の身代わりになって実母に刺されて死んでしまうんですが、
もうこの頃は涙が…。
切なかったです。
最後は出家を決めた初瀬が、夢枕に立った亡き実母の言葉にそって
曼荼羅を織って祈りながら生きていく、という希望を抱くのですが、
出家することを「世を捨てるのではなく、世を拾いに行く」
と言う一言がとても印象的でした。
今回見てて、一番「ほぇ~」となったのが、玉三郎さん。
玉三郎さんが綺麗。
奈良時代の貴族の18歳の女性役ということもあるんでしょうけど、
あのしなやかな仕草、ちょっと見習いたい位(笑)。
あと、全体的に言葉遣いとかが綺麗なんですよね。
自分も含め、乱暴な言葉を言ったり、
汚い言葉・荒れた言葉を他所で聴いたりwebなどで見たりしている日常にいるだけに、
役者さんの発する綺麗な言葉が耳に心地よいというか。安心感があるというか。
なるほど、綺麗な言葉を聞くなら歌舞伎なのね、と思いました。
さて段治郎さんですが。
段治郎さんのお芝居を初めて見たのが、1月のピーター。
ピーターは40代位の設定。
で、2回目の今回は16歳の右大臣の子息役を拝見。
別ジャンルに出演されている方から観てしまったせいか、
…何だか不思議な感じでした…。何ででしょうね(苦笑)。
それはさておき、段治郎さん…改めて格好いいと思いました!!!!
ヒロ…ゴメンなさいね、段治郎さんになら浮気していい?(笑)
ともかく、今回、本当に楽しく鑑賞できました。
この作品もかなり好きかも。ドロドロですが好きかも。
もう1回見たい位です。
メディア化したらもしかすると…。という位。
歌舞伎って、今まできっと自分で一方的にバリアを張って、
「難しい」と思い込んでいたんでしょうけど、
ここらでマイナスな思い込みを崩して、
少し色々と勉強して、作品を見てみたいと思います。
スーパー歌舞伎が楽しいみたいなので、
次またスーパー歌舞伎があるなら是非観たいなぁ…。
今回は本当に楽しかったです!!!!
P.S.
そういえばヒロも行くのかな? 是非!!(←ってここで言っても…)
結構空けてしまいましたね…。
さてさて。では久々に。
先日水曜日、国立劇場で、
人生3回目(苦笑)となる、歌舞伎鑑賞に行ってきました。
今回の演目は、坂東玉三郎さんや市川段治郎さんが出演されている、
「蓮絲恋慕曼荼羅(はちすのいと こいのまんだら)」。
1月に動物園物語に出演されていた段治郎さんの、
本職(?)を是非拝見したいというのが一番の目的で。
(玉三郎さんゴメンナサイ!!)
チケットはお友達にお願いしていたんですが、早々に完売だったそうで…。
それでもお友達が尽力して取ってくれたチケットが、それはそれはとっても良い席で。
開演直前は若干緊張…(苦笑)。
歌舞伎では「イヤホンガイド」が貸し出されているのは知ってて、
今回、どうしようかと悩んでいたんですが、
悩んでいるうちに開演時間になってしまってヤメ。
話のあらすじだけは覚えておいたので、
ガイドを借りずに挑み(苦笑)ました。
果たしてどこまで分かるのかどうか…と若干心配でしたが、
今回の作品は、一般公募から選ばれた新作の脚本ということもあってか、
すんなり分かりました。あの緊張感は一体…。
というか、今まで見た歌舞伎が何故ああも分からなかったのか…?
(過去2回の鑑賞と今回の鑑賞とでは、興味の深さが全く違うということはあるかも)
今回のお話は結構ドロドロ~なお話。
異母姉:初瀬(玉三郎さん)に恋してしまった弟:豊寿丸(段治郎さん)が、
大好きな姉のためなら平気とばかりに、何人も手にかけるほど狂ったように姉に執着し、
そんな姉は継母から疎まれ殺されそうになり、そして悲劇が…。
弟の余りの執着に、ちょっと…どころかかなり怖かったんですが、
姉しか見えていない弟の、異常すぎる真っ直ぐさが、
話が進むうちに、逆に可哀想で可哀想で。
姉は姉で「弟を狂わせたのは私のせい」と自分を責めるし、
もう二人が不憫で不憫で…。
結局、豊寿丸は姉の身代わりになって実母に刺されて死んでしまうんですが、
もうこの頃は涙が…。
切なかったです。
最後は出家を決めた初瀬が、夢枕に立った亡き実母の言葉にそって
曼荼羅を織って祈りながら生きていく、という希望を抱くのですが、
出家することを「世を捨てるのではなく、世を拾いに行く」
と言う一言がとても印象的でした。
今回見てて、一番「ほぇ~」となったのが、玉三郎さん。
玉三郎さんが綺麗。
奈良時代の貴族の18歳の女性役ということもあるんでしょうけど、
あのしなやかな仕草、ちょっと見習いたい位(笑)。
あと、全体的に言葉遣いとかが綺麗なんですよね。
自分も含め、乱暴な言葉を言ったり、
汚い言葉・荒れた言葉を他所で聴いたりwebなどで見たりしている日常にいるだけに、
役者さんの発する綺麗な言葉が耳に心地よいというか。安心感があるというか。
なるほど、綺麗な言葉を聞くなら歌舞伎なのね、と思いました。
さて段治郎さんですが。
段治郎さんのお芝居を初めて見たのが、1月のピーター。
ピーターは40代位の設定。
で、2回目の今回は16歳の右大臣の子息役を拝見。
別ジャンルに出演されている方から観てしまったせいか、
…何だか不思議な感じでした…。何ででしょうね(苦笑)。
それはさておき、段治郎さん…改めて格好いいと思いました!!!!
ヒロ…ゴメンなさいね、段治郎さんになら浮気していい?(笑)
ともかく、今回、本当に楽しく鑑賞できました。
この作品もかなり好きかも。ドロドロですが好きかも。
もう1回見たい位です。
メディア化したらもしかすると…。という位。
歌舞伎って、今まできっと自分で一方的にバリアを張って、
「難しい」と思い込んでいたんでしょうけど、
ここらでマイナスな思い込みを崩して、
少し色々と勉強して、作品を見てみたいと思います。
スーパー歌舞伎が楽しいみたいなので、
次またスーパー歌舞伎があるなら是非観たいなぁ…。
今回は本当に楽しかったです!!!!
P.S.
そういえばヒロも行くのかな? 是非!!(←ってここで言っても…)