このごろの下島八段と大表四段と長徳三段

「へいちゃん」こと下島陽平八段と富山県出身の大表拓都四段、長徳徹志三段の活躍や富山の囲碁ニュースをお知らせします♪

大表拓都二段激闘譜紹介

2018年05月20日 | 棋譜
大表拓都二段の活躍

5月10日、阿含・桐山杯最終予選で、小林覚九段と対局し、見事に勝ち切った激闘譜を紹介する。

奇しくも、ちょうど2年前、彼が初段になった時に、新初段シリーズで小林九段に定先で教えていただいて以来の対局である。

果たして恩返しできるのか、実力がついてきているのか、あるいは、トップ棋士の牙城はまだまだ高いのか。注目の対局は、「幽玄の間」で放映されていたの
で、ご覧になられた方も多かったのではないだろうか。ハラハラドキドキ、終始戦いの連続、決して楽な展開ではなかったと思うが、最後は、見事に押しきり、本戦入り
を決めた。貴重な勝利おめでとう。デビュー以来、これまでも林海峰九段、坂井秀至九段、本木克弥八段など、ビッグネームを破り、実績を積み上げている。この1勝も
これから続く長い棋士人生の中でも、また忘れられない白星となったことだ。棋士は、勝つことで存在感を発揮していくことになるのだろう、これから
も眼の前の1局に全力を尽くすのみだ、これからの活躍を期待したい、ガンバレ。



大表君へのインタビュー

1今年の目標は?

「昨年達成できなかった、年間25勝することです」ここまでは(公式戦}10勝2敗!いけそうだ^^

2一日の勉強時間は?

「大体、8時間から10時間ほどです」すごいねぇ

3勉強の内容は?

「最近は(日本や中国の)AI(人工知能囲碁)と対局しています。」

4AIの強さは、どこにありますか。追いつけそうですか。

「特に、序盤が強いと感じます。そして、薄みを的確についてきます」

「(今は)自分の力では、追いつくのは到底難しいと思います」



AI囲碁の著しい進歩は、人間の技術の限界を示すものかもしれないが、それでも、自分の力を向上させるためにも、欠かすことができない格好の相手が出現したともいえる。この先、どうなっていくのか、何とも楽しい時代になってきたものだ。
「ただただ、囲碁が好きです、本当に面白い。」小さいときから、(ずーっと碁盤の前に座り続けているイメージがあるが^^)何にも変わっていない大表二段の今年の活躍を楽しみにしていたい。
(風)



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