このごろの下島八段と大表四段と長徳三段

「へいちゃん」こと下島陽平八段と富山県出身の大表拓都四段、長徳徹志三段の活躍や富山の囲碁ニュースをお知らせします♪

第70期 北日本本因坊戦 予選

2024年02月03日 | 大会
1月28日、予選が行われた。県内トップを目指す人たちのあこがれの棋戦に22名の参加者が集った。

今回は、前本因坊の宮岸黎明さんが、お隣の石川で碁席をするため転居されたのでタイトルを返上された。
それで5組でリーグ入りの予選が行われた。
注目の抽選が行われ、組み合わせが決まり、早速、予選リーグ3局の対局が開始された。同星の場合は、
プレーオフを行い4局で決着する予定。





注目は、中学生の松田君と前君、二人は小学生のころから参加している。ともに無事に初戦を勝ち、期待が高まった。
そして勢いに乗り、前君は強豪を相手に3連勝!初めての出場を決めた。
おめでとう、今の気持ちはどう?「嬉しいです」
目標は?「3勝したいです」
3勝だとリーグから落ちちゃうから4勝かな「はい、頑張ります」
初々しいですね。順調に力をつけてきているし、これからの頑張り次第で、大表君や長徳君以来の中学生の挑戦者
そして本因坊も狙ってほしいと期待している。松田君も強敵の和田さんに善戦したが白番1目半負けだった。
二人そろってのリーグ入りはならなかったが、堂々とした対局ぶりは称えたい。

源さんが昨年負けた朝倉さんに勝ち、返り咲いたが、他の組はシード選手の壁が厚かったようだ。
リーグ入りされた5名のみなさん、おめでとうございます。



今年は本戦が70期目、他には夏に行われる県囲碁大会も70回目、それから北日本女流アマ囲碁大会も50回目とメモリアルな年。
今夏には、歴代の本因坊、それぞれの大会の優勝者のみなさんたちに一堂に集まってもらい、記念碁会を予定している。
まずは2月から始まる年4回、合計7局のリーグ戦で、どなたが内藤亮北日本本因坊に挑戦するか、楽しみである。



記事&写真: 風夢
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