熊野本宮大社の次に熊野速玉大社に向かった。朱塗の立派な神社。この大社は御神木が素晴らしい。優しい御神木から柔らかな氣が溢れていた。私は御神木や磐座に神様がいらっしゃると信じていて大きな木や磐座についつい見惚れてしまう。
すぐ近くにある神倉神社の山頂磐座は見事だった。ここが元々は熊野速玉大社だったという。急な石段を登ると雄大な景色を一望できる山頂に着き、そこに大きな磐座がある。神倉神社の磐座に神様が鎮座されていて、高いところから人を見守ってくださっている感じがした。こんな山の頂上にこんな大きな磐座があるなんて本当に感動した。
主人とお詣りした時は勝手がわからず、杖を持って行ってなくて、高所恐怖症の主人は降りる時かなりの冷や汗だったみたい。神社詣りとなるとエネルギーが湧いてくるから私の山登りの速度は急速に速くなって、先に降りてなかなか降りてこない夫を心配して下から迎えに行こうかと思ったくらいだった。少し待っていると冷や汗をかきながら半分座りながら降りてきた。
流石に姉と熊さんと2回目にお詣りした時は杖があると良いよと先に伝えた。石段の下に置いてある杖を皆んな持ってお詣りしたので大丈夫な感じでお詣りできた。杖が無かったら帰りが怖かったから杖は絶対必要だねと言っていた。勝手がわかっているとは良いことだ。
大きな磐座と神倉神社の山頂から眺める景色の美しさに癒された一日となった。