足摺半島の先端近くの海岸段丘の一角に、縄文時代早期(紀元前5000年頃)から弥生時代にかけての石器や土器片が数多く出土したようです。
一帯にはストーンサークルと思われる石の配列や、高さ6~7メートルもある巨石が林立している唐人岩があり、太古の巨大文明の名残ではないかと言われています。
看板の左下のストーンサークルは唐人駄馬公園のことで最初に迷い込んで行ってしまったこの広々とした原っぱの事でした。
こちらは周囲に石が円になって置いてあり、山の中に林立する唐人岩巨石群が見えたようですが知らなくて、周りの石だけ一部見て巨石群のある磐座に向かいました。
ただただ広くて何もない原っぱにびっくりしました。
こちらの公園には大の字になって寝そべっている人とかもいて、とても気持ちよさそうで、こういう所でキャンプとかしたら星が本当に綺麗だろうなぁと思いました。
唐人駄馬遺跡入り口の巨石、南のサークルです。
森の中に入っていきます。
千畳敷石(神楽石)です。
降神時に巫女たちが神楽を舞った場所といわれているようです。
立つとこんな感じです。
縄文時代に、巫女さんがこちらで神楽を舞っていたと想像するだけで何だか美しいですね。
亀石側から主人が写真を撮ってくれてました!
こちらは亀石。
確かに亀にみえますね。
亀の背に乗ります。
冒険心旺盛なので頭によじ登ろうとしましたが。。
滑って諦めました。笑
荒ぶる神たちをば神問はしに問はし給ひ
神掃ひに掃ひ給ひて
言問ひし磐根・樹根立ち 草の片葉をも言止めて
天の磐座放ち 天の八重雲を 厳の道分きに道分きて
大祓の祝詞にある皇御孫(すめみま)の命(みこと)が放った磐座なのかなぁ?なんて空想してみました。
かなり高い磐座の上に、小学生くらいの子供が素足でよじ登っていました。
かなりの高さだったのでワイルドな子供達ですね。
ちょっと裸足になって挑戦してみたかったですけど流石にやめました。笑
でも、こういう経験は良いですよね。
千畳敷石(神楽石)から凄いなぁとほのぼの眺めていました。
磐座の間をくぐり抜けたりしながら上がって行く感じです。
先の尖った鬼の包丁石もありました。
雄大な景色を堪能し、自然のつくりだす不思議な空間に身を置き時を忘れます。
暫く大自然を満喫して、くるりとまわって一周しました。
土佐清水市は高知市内からも遠くて、この日のお遍路札所詣りは一箇所のみとなりました。
お遍路の後、白山洞門、唐山駄馬遺跡へとまわり、人間がつくることのできない大自然を目の当たりにし、神々の息吹を感じることができました。
最近こういう自然と戯れる週末を過ごしています。
私にとり心身共に癒される幸せな時であり、こういう時間を過ごせる事は有難いなと思います。
本当にありがとうございます。