那智の滝の美しい写真をみてからどうしてもお詣りしたかった熊野那智大社に向かった。熊野那智大社へ向かう出店が並んでいる階段を上り、途中で可愛らしいお婆さんから那智黒飴を買ったりしながら頂上へ上った。朱塗の鳥居に朱塗のお宮、そしてこちらにも立派な御神木があった。
那智青岸渡寺を向かって左に眺め那智の滝を拝ませてもらった。美しいの一言。主人と二人で眺めているとヒラヒラとクロアゲハが飛んできてくれてた。
それから飛龍神社にはお詣りした。飛龍神社は滝壺まで降りて那智の滝を下から見上げる感じでお詣りができる。夕方だったからか人が少なくてほぼ独占状態でお詣りできた。飛龍神社でもクロアゲハがヒラヒラと飛んできてくれた。二回も来てくれるなんて迎えてくれたんだと勝手に思って主人と嬉しいねぇと話した。青岸渡寺はすぐ近くだけどホテルへのチェックインの時間の関係でいけなくて残念だった。
二回目姉と熊さんとお詣りに来た時は、事もあろうか運転手の私が道を二回も間違えて高速で降りては上がりを二周もしてぐるぐるまわり、方向音痴が炸裂した。結局、私の運転のせいで時間が無くなり飛龍神社のみのお詣りとなった。
そして那智では二回とも青岸渡寺にお詣り出来ていないのが心残りとなった。青岸渡寺は西国三十三箇所観音巡り第一番札所という。古くは如意輪堂と呼ばれ如意輪観音様をお祀りしてあるという。大好きな観音様なのに何ということか!そんなこともあって熊野詣りは三回と言われているのもなんか納得した。笑
那智を後にして串本のホテルで泊まった。そこからみた串本の景色は最高に美しかった。
日本の素晴らしさを感じる巡礼の旅となった。