日本三代霊山である白山もお詣りしたことがある。白山は巡礼が目的。白山の御祭神は菊理媛神様。菊座にのられた日本書紀に一度だけ出てくる女神様という。高貴すぎる神はどこか謎めいていて隠されている。
霊山の立山が雄山神社で男神。白山は比咩神社で女神。神々に守られている日本って素晴らしい。
白山は福井、石川、岐阜にまたがる名峰で、717年泰澄大師が登るまでは禁足地だったようだ。泰澄大師は、14歳の時、夢で十一面観音のお告げを受け修行にあけくれたという。36歳の時、白山神に登頂を促され、白山登頂を果たし白山開山をしたらしい。千日修行を積み白山にて十一面観音を感得しその後、疫病を鎮めたとの記録が残っている。
双子の姉がずっとお詣りに行きたいと言っていたので、一緒にお詣りできるよう計画した。石川県の白山比咩神社、福井県の平泉寺白山神社、岐阜県の白山中居神社にお詣りさせてもらった。どの神社も素晴らしい。一番お詣りしやすい場所にあるのが、石川県の白山比咩神社。奥社は白山山頂にあるので、白山を遥拝する形でお詣りさせて頂いた。白山山頂の奥社の写真をみると御神氣がすごくてお詣りに行きたくなってしまった。
白山にお詣りに行く直前に、石川県出身の素敵な女性と仕事で知り合った。石川の方がしらやまさんと言って白山を大切に思っている話を教えてくれた。石川県は実際に行ってみて、土地が優しい空気で包まれていている感じがした。きっと白山に守られているからだろうと思った。
その女性も柔らかな雰囲気の素敵な女性で、第一印象がとても良く、色んな話で盛り上がった。四国八十八ヶ所お遍路も既にしているという。最近、私のまわりに神仏好きな人が集まってくる。生き方が素敵だと感じる人に囲まれ、仕事も何もかもとても楽しいなと有難いことに感じている。