天神信仰の発祥の地であり、親しみをこめて「北野の天神さん」、「北野さん」と呼ばれています。
安居神社からの流れで、菅原道真公を御祭神とする天満宮の総本山、北野天満宮に来ることになったのかなぁ?
直感でこちらのお詣りを決めましたから。。
学問の神様で有名なので、受験シーズンは合格祈願で数多くの人が訪れるようです。
この牛さんも、願いを込めて沢山撫でられているんだろうなぁ。
山門を潜ります。
私はというと、受験はもう懲り懲りかな。
受験戦争というだけあって、しんどいですよね。
合格は確かに嬉しいし、幸せだと感じます。でも、不合格で希望にそぐわない進路も、置かれた場所で咲く事が大切で、そこで輝けたら合格なんだと思います。
幸せはそんな単純な価値観ではないですから。
到着すると、人が集まってたので行ってみる事にしました。舞台の前に和太鼓が並んでいました。
少ししてから、宮司さんがこれから始まる奉納演奏の説明をしました。
1995年に解散した、元ザ・ブルーハーツのドラマー梶原徹也さんが特別に奉納演奏に参加してくれますとのことです。
学生だった頃、ものすごい人気があったのは知ってるけど、実はあまり知らなくて、この歳になって生演奏を聴けるなんて。。。
しかもこの予定も知らず、偶然訪れた神社でタイムリーに。。。
魂のこもった演奏は、本当に素晴らしくて、感動して、大拍手をおくりました。
元ザ・ブルーハーツのドラマー梶原徹也さんの奉納演奏の後のスピーチは、芸能という世界で音楽を届けてきたけれど、こういう世界は、実は神仏ととても繋がっていて、芸能や音楽を通じて、魂を音の波動に乗せて皆んなに届けようという気持ちで活動してきた。。。というような事を仰っていました。
有難い縁があって、北野天満宮さんで演奏できて嬉しいと。。
昔から激しい音楽が苦手で、パンクとか正直わからなかったのですが、生で聴いた梶原さんのドラム、そして和太鼓の響きは、神社の空間にとてもあっていて、素晴らしいと思いました。
どこからともなく湧き上がったアンコールの声に戸惑いながらも応えてくれて、その演奏を聴いてからお詣りに向かいました。
思いがけない和太鼓演奏に、ついつい長居してしまって、時間を見ると4時をまわっていました。
そろそろ帰らねば、翌日から仕事です。
3泊4日の関西旅行。
北野天満宮では、和太鼓演奏とドラムのコラボを、その演奏が丁度始まる時間に到着したこともあって、思いがけず聴くことができました。
神様によく来たね、まあまあ聴いていきなさいと導いてもらったのかもね?なんて話しながら帰路に着きました。