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博物館の思い出

2017年11月14日 | 日記

ここ数年というか子供産む前からだけど、気になっていたことがあって

「奇形の動物のホルマリン漬けのビンが展示してあった博物館」

 

父のご先祖様のお墓が秩父にあり、親せきが長瀞にいて、ちいさいころまだオープン間もない博物館に立ち寄った

親戚のおばちゃんも近所に博物館ができたのよと夏休みの子供への提案だったのだと思う

小学生だったのかな、わたし。よく覚えていないのだけれど

展示されていたのは骨格標本と鉱石と剥製とか、無機質な感じで閑散としていた。

興味がなければ面白くもなんともない博物館、というか小学生がときめくような展示物も仕掛けもなく、両親と弟、親せきも退屈そうに、でももてなしの気持ちで「~~があるよ、~~だねー!」などかまってもらいながら館内を進んでいくと、ちょっと暗い部屋があって、そこは嗅いだことのない匂いがした(ような気がする)

その部屋には奇形の動物のホルマリン漬けのビンが展示してあって、当時のわたしは釘付けになった

奇形の動物やよくわからない肉っぽいものがビンの中に詰められ並んでいて、気持ち悪いと思いながらもどうしても目が離せなくて、1個1個を見て回っていると「いやだ、気持ち悪い、行こう」と手を取られその部屋から出されてしまった

もっと見たかったのだけれど、言いだせなかった「気持ち悪い」と大人が言うものに言い返す言葉はなかったし、変に思われるのもこわかったのかも

 

それからずいぶん経って、とあるバーで奇形のホルマリン漬けを博物館で見たという話を聞いて、わたしも!と話しをしてから

何となくは気になっていたんだけれど、そのまま何年もたって今さっき検索した

 

秩父・長瀞・博物館

 

出てきたのは「埼玉県立自然の博物館」

 

場所は間違っていない、幼いころのわたしが見た博物館とは趣が違うけれど、ここ。

 

調べたらリニューアルしているんですね

 

その時にたぶんあのわたしを魅了した展示物たちはどこか別の博物館へいったり、またはないものとされたり、しかるべき場所に置かれているのかしら

さまざまな理由があってあの展示物は博物館からなくなってしまったのか、まだ保管されているのか

誰か知っている人いるのかな