誰かの役立つかもしれないし、役に立たないかもしれない。

日常・子育て・推し活・同人誌・2次創作・お絵描き・手芸・お酒・大人のアソビ。フィット君とFITママの日記のその後。

おばあちゃん。

2015年11月14日 | 日記
北海道に住む親戚からの連絡で急遽、わたしの母と子供たちとで帯広へ。

祖母が他界した。

97歳でした。

最初は行くのを渋った実母だったが、連れて行ってよかったと思う。
最後の、本当に最期のお別れ。

白装束の祖母はお嫁入りするみたいだった。
かわいい祖母でした。

涙がたくさん出ました、涙を流す母を見ました。

おばあちゃんは90歳を過ぎたころからボケてしまって施設にはいっていて、子供が産まれて会いに行ったときにはもう私の事を覚えていなかった。子供を抱っこしてくれた時のおばあちゃんは元気だった。

他界する前日に面会に行ったという伯父、その前々日に面会に行ったという伯母。
おばあちゃんもおじさんもおばさんも、よんでよばれたのかな。
おなかの調子が悪いとは言っていたけれど、元気だったよと、ふたりとも言う。

まさか、こんなことになるなんて。

死は突然やってくるけれど、なにかを残す気がしている。


私の父が亡くなった日の前日、私は初めて父に褒められた。


突然で。かなしくて。

悲しいのは。今やっと、悲しいなって言える。

おばあちゃんの遺品から写真が出てきたよ、ってもらったおばあちゃんの写真。



ね、子供を抱いてくれたおばあちゃんは元気だったのです