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conscience

my diary

欲望と嘘

2022年02月23日 | 日記
 ついにロシアによるウクライナ侵攻が始まった。時事通信によると、『ロシアのプーチン大統領は21日、ウクライナ東部の親ロシア派の独立を承認する大統領令に署名した。親ロ派「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の幹部が同日承認を要請していた。大統領令ではロシア軍の派遣も指示。親ロ派と署名した条約によると、ロシアは親ロ派支配地域に軍事基地を建設する権利を持つ。ウクライナ情勢は重大な局面を迎えた。』とのこと。
 このロシア軍の派遣は、端緒に過ぎず、ウクライナ全土への侵攻と、現ウクライナ政権幹部の逮捕・殺害、傀儡政権の樹立と、過去にソビエト共産党が行ってきたのと同様の手口が進行する可能性が強いと考えられている。そして、それは、単に東ヨーロッパの一部の地域での出来事に限らず、この推移を注視しているのは中国共産党であり、この出来事は、中国軍の台湾への侵攻へと結びつきかねないし、更には、最悪の予想として、沖縄を始め、日本全土が戦争に巻き込まれる危機も想定される。
 危機管理の要諦は、最悪の事態を予想して対策することであり、平和憲法を唱えて、諸国の善意に頼るだけでは国の安全は維持出来ていけないのは当然ではあるが、かといって、プーチンと何十回も会談しながら北方領土返還要求を台無しにされた保守派の言い分をそのまま信じることは危険だろう。
  
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