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おやじのつぶやき2

「おやじのつぶやき」続編。街道歩きや川歩き、散歩がてらの写真付きでお届けします。

京王線「若葉台駅」~「京王よみうりランド駅」。その2。栗木台見晴し緑地。。平尾外周通り。

2023-04-19 18:43:11 | 都県境を探る

道なりに山道を上がっていくと、ひょっこり、畑に出ました。

農作業中の方に話を聞くと、「ここは、稲城だよ。右の森の向こうは、黒川。この辺一帯は、黒川と言っていたんだ。」

「この先はどう歩けば? 」「この先を進むと、十字路の道に出会うから、そこを左に曲がっていけばいいよ。」

ということで、一安心。

案内板。「あさお(麻生)ウオーキングマップ」。川崎市の立てたもの。

「栗木台見晴し緑地」から階段を下りて住宅地へ。

見上げると、けっこう急な階段。都県境は森の中に続きます。

右上に「栗木台まみ沢公園」。

都県境は左上から右下へ。そして、通りを横切ります。

この道を上がります。 

                                    川崎市の境界標。

左は、稲城市若葉台。

眼下は川崎市。

振り返ると、右が稲城市に。黄色いガードが目印?

稲城市のマンホール。

右が川崎市、左が稲城市。

振り返ると、右が稲城市、左が川崎市。 

「平尾外周通り」を進みますが、

右上の尾根道が都県境になっています。

「平尾住宅」案内図。

※住宅南の道路が「外周道路」で、都県境の尾根道に沿っています。

尾根道に上がる階段があったので、

                       平尾住宅(稲城市平尾)を見下ろす。

「尾根道・都県境」(北を望む)。

川崎市のマンホール。

住宅地から山道になります。途中、見晴らしのいいところへ。

都県境標。川崎市のもの。

途中、見晴台・四阿があり、景色を眺めながら、小休止します。

しきりにウグイスのさえずりが聞こえてきます。

この付近の案内図。


京王線「若葉台駅」~「京王よみうりランド駅」。その1。若葉台駅北口。三沢川。稲城市マンホール。

2023-04-18 18:38:52 | 都県境を探る

4月14日(金)。曇り。「晴れ」の予報でしたが、黄砂のため薄曇り、ということに。

京王線「若葉台駅」北口下車。

     駅前は、都県境が入り組んでいます。右手の店舗は川崎市麻生区黒川、左手のマンションは、稲城市若葉台。

左手に、一部が都県境になっている建物。

「ローソン」の裏手が都県境。

都県境。「若葉台駅」を望む。

北が「東京都 稲城市」。

南が「川崎市 麻生区」。

境界標。東京都のマーク(↓)。

稲城市のマンホール。

                    市章と市の木イチョウの葉。

都県境は、正面奥、三沢川を越えて、南東に向かいます。

「三沢川」。上流方向。

三沢川は多摩丘陵内を流れて多摩川に注ぐ川であるが、三沢川の左岸は若葉台、向陽台という多摩ニュータウン地域となっている。三沢川流域の多摩ニュータウン開発に際して最も問題となったのは、多摩ニュータウンの雨水の処理方法であった。新たに里山を切り開いて街を作るとなると、街に降った雨水を何らかの形で処理しなければならない。しかし当時既に三沢川の流量から見て、新たにニュータウンを作った場合には、洪水発生のおそれが否めなかった。しかし三沢川下流は多摩ニュータウン開発を行っていた東京都ではなく、神奈川県川崎市が管理する部分であり、東京都の事業のために川崎市の財政支出によって三沢川改修を依頼しても断られることは見えていた。そこで考案されたのが、現在の稲城中央公園の下からトンネルを掘って川崎市内をバイパスさせて直接水を多摩川に落とす「三沢川分水路」であった。このアイデアにより、向陽台、長峰、若葉台といった稲城市内の多摩ニュータウン開発が可能となったのである。

源流付近。

(この項、「Wikipedia」より)

※「三沢川分水路」。太線が都県境。

迂回し、都県境へ向かいます。

                    「黒川東営農団地(川崎市麻生区黒川)」内の道。

黒川東営農団地は畑作が中心で、秋はサツマイモ・落花生の収穫体験ができます。休日は家族連れや会社の福利厚生等の利用で賑わい、平日は幼稚園など子供たちがたくさん訪れています。

(「」HPより)

見晴らしのよい高台。

                      若葉台駅方向を望む。

畑が広がる。

          

左手奥の森が都県境に。

都県境は、左手から右手へ続く。

                    森の向こうには、「東京都立若葉総合高等学校」や「日大総合グランド」が。

いよいよ都県境の山道に。 

足もとには、

                   右が川崎市、左が稲城市。


小田急バス「真光寺公園」~京王線「若葉台駅」その5。弓の橋。丘の上広場公園。多摩市・稲城市、川崎市。若葉台駅。

2023-04-16 13:42:19 | 都県境を探る

ようやく東端に。「弓の橋」。

             「多摩東公園」(東京都多摩市諏訪)を結ぶアーチ橋。

           

           通りの向こうは、「多摩東公園」。

「丘の上広場公園」(多摩市)。

           都県境界にある公園。「よこやまの道」の東順路の終点です。

ここを右折し、京王線「若葉台駅」へ向かいます。

この道が都県境になっています。境界標石。

                   

多摩市聖ヶ丘。右手は稲城市になります。

「介護老人保健施設デンマークイン若葉台」(稲城市)。

デンマークインとは?
 
正式名称「デンマークINN」とは高齢者福祉先進国であるデンマークが掲げる「高齢者福祉3原則 ①自己決定の尊重 ②残存能力の活用 ③生活の持続性」を守り、「INN(小さなホテル)」のように気楽に高齢者の方々が宿泊し、食事をし快適な生活を送れるようスタッフ一同がおもてなしをする気持ちでサービスを提供することを願って名付けたものです。
(「」HPより)
 
下り坂を進みます。都県境は、この道を離れ、右手に進みます。
 
都県境は、この藪の中?
 
大きな道路を越えて向かい側に。
 
                     道路の向こうに「川崎市麻生区」の標示が見えます。
 
こちら側は小さく「東京都」(→)。
 
都県境は、「京王電鉄 若葉台車両基地」内に。
 
         
 
道路の向こうの都県境を振り返る。
 
迂回し、駅に向かいます。稲城市のマンホール。
 
                 市章と市の木イチョウの葉。 
 
この先を右折し、大きな車両基地の脇に出ます。 
 
都県境は、構内を右から左へ。 
 
この先で、都県境は、道路沿いに。
 
 
「若葉台駅」北口付近が都県境(稲城市若葉台と川崎市麻生区黒川)になっています。
 
 
今回は、ここまで。次回は、
 
駅前の都県境の確認から。
 
都県境ともなっている「多摩よこやまの道」は、アップダウンも少なく、快適な散歩道。行き違う地元の方々と会話を楽しみました。
 
この付近の今昔。
 
                     2010年代のようす。
 
                                 (「今昔マップ」より)
 
  ↓が「若葉台駅」。開業は、1974年(昭和49年)。周囲に広がる住宅地は、多摩ニュータウン構想の一環。  
 
1970年代のようす。
 
京王線「若葉台駅」や車両基地を造成、建設中。周囲も住宅地として開発中。古くからの黒川の集落があるばかり。       

小田急バス「真光寺公園」~京王線「若葉台駅」その4。諏訪ヶ岳」の三角点。都県境。小田急線「はるひ野駅」。

2023-04-15 13:40:29 | 都県境を探る

いったん下って、広場に出ます。「よこやまの道」碑。

「瓜生黒川道」案内板。

「多摩よこやまの道」に交差するこの山道は、川崎市麻生区の黒川と多摩市永山の瓜生を結んでいた江戸時代頃から近代にかけての往還道で、昭和の初めまで黒川の特産品であった「黒川炭」や「禅寺丸柿」などを八王子方面や江戸市中に運ぶ近道でもありました。また、武蔵六所宮(現大国魂神社)の神前に供える汁物を調整していた黒川の汁守神社前からこの尾根までの間に、「街道」を意味する「海道」の字名が今でも残っています。

※町田市真光寺には、「飯守(いいもり)神社」という神社があり、ここは汁守神社の汁物に対して「飯物」を調製したと伝えられている。

尾根道から黒川に向かう山道。

「黒川はるひ野」解説板。

「黒川」の名の由来は、川の水が澄んで川底が黒く見えたためと言われています。かつては、村人達はこの水を利用して稲作を営み、山の斜面に植えたクヌギやコナラなどの雑木を伐って「黒川炭」と呼ばれる良質の炭を作って暮らしていました。

市街地化が進む川崎市において市域に残された斜面緑地の保全を目的として緑地保全地区が指定されています。隣接する住宅地の里地環境と一体となった景観をなし、多様な動植物の生息・生育空間となっています。また、地区内には昔からの谷戸の姿を残し、自然環境と人の暮らしの共生について学び体験する場もあります。

※ここは、多摩川の支流「三沢川」の源流付近。

しばらく山道が続くと、

「諏訪ヶ岳」の三角点に。

    広場風になっています。

ここにも古びた「よこやまの道」碑。

 

     「雑木林の若返り(萌芽更新)と根株移植」。

この付近では、尾根道が都県境のようです。

右下が開けてきます。

        「多摩丘陵の桜あれこれ」解説板。

木々もまばらになってきます。

左側(北方向)。切通しのような地形。

小田急線が眼下に。

遠く右下に小田急線「はるひ野駅」。

満開の桜(4/1撮影)。

そろそろ「多摩よこやまの道」の東端に近づいてきます。

足もとには境界杭が二つ。足元注意 境界杭あり 多摩市」。

「多摩よこやまの道」案内板。


小田急バス「真光寺公園」~京王線「若葉台駅」その3。防人見返りの峠。「都県境」境界標。「古代東海道と丸山城」。               

2023-04-14 13:52:50 | 都県境を探る

「よこやまの道」解説板。 

              

左手の視界が開けてきました。

               前方の丘に向かいます。

「防人見返りの峠」

   

              

                 「防人 見返りの峠」。

右手は畑になっています。農作業中の人の姿も。

「都県境」境界標? 

「よこやまの道」を歩いていて、初めて確認できました。

右手には、深い森が続きます。

「古代東海道と丸山城」。

              

                  

解説板からは、「よこやまの道」を南北に抜ける旧「鎌倉街道」が何本か通り、さらに東西を貫く「古代東海道」などの古道が残っている、とのこと。