羽田空港側が大きく開けてきます。
海老取川。多摩川から分流して東京湾に注ぐ。
東京都大田区を流れる多摩川の分流で東京国際空港(羽田空港)を隔てている一級河川である。長さ約2km。うち1kmは河川法上の指定区間となっている。河口付近で新呑川と合流する。
東岸に空港関連の施設があり、西岸の北の方に工場が多く立地する。西岸の南は住宅地である。河岸には漁業用船舶やプレジャーボートが係留されている。
氏神・鈴木弥五右衛門の碑。
「江戸近郊八景之内 羽根田落雁」。
羽田鈴木町地図。
かつて存在した町。羽田空港建設のために強制的に町ごと移転させられた。
(「今昔マップ」より)
かつての羽田、鈴木、猟師町お台場(河口の微高地)に空港を造ることに。
※戦前には「羽田競馬場」というのがあったのですね。
五十間鼻。右に「無縁仏堂」。
羽田空港方面。遊歩道が続きます。
羽田空港側土手から多摩川を望む。
空港整備地区に残された樹木。
整備中の地区。
整備されている多摩川沿いの遊歩道。
案内板。
多摩川スカイブリッジ橋脚下。
多摩川スカイブリッジ。
対岸(川崎市川崎区殿町)を望む。
羽田空港と川崎市を結ぶ「神奈川口」は神奈川県の長年の悲願とされていた。2004年(平成16年)2月12日、国土交通大臣、神奈川県知事、横浜市長、川崎市長を構成員とする「第1回神奈川口構想に関する協議会」が開催され、以後2006年(平成18年)までに4回会合を行い「神奈川口構想」について検討を進めた。「神奈川口構想」は羽田空港の再拡張・国際化に合わせて多摩川にある首都高速湾岸線と大師橋の間に空港に接続する橋または海底トンネルを建設し、多摩川の対岸にある川崎市側にも空港施設を設置するという構想で、いすゞ自動車川崎工場跡地の利用を想定していた。国際線旅客ターミナル(現:第3旅客ターミナル)の出国手続き施設を建設するほか、ホテルや物流施設を併設し、経済的な地盤沈下が進む京浜臨海部再生の起爆剤になると考えられた。
この「神奈川口構想」に対しては、東京都大田区が強く反対したが、「アジア諸都市の国際ハブ空港競争激化の中にあって、日本の羽田空港がそれに勝ち抜くキーのひとつとしてあげられるのが、臨空関連施設やホテル他を擁する神奈川口構想の成立可否かもしれない」とする新聞記事もあった。
2014年(平成26年)9月8日、「羽田空港周辺・京浜臨海部連携強化推進委員会」の初会合で政府は羽田空港と川崎市を直結する「連絡橋」と「海底トンネル」の新設を決定。川崎市の15年来の悲願が実現することとなった[12]。2015年(平成27年)5月18日に開かれた「羽田空港周辺・京浜臨海部連携強化推進委員会」の第2回会合で、羽田連絡橋などの整備場所について「川崎区の殿町地区中央部に両地区を結ぶ新たな橋梁(2車線)」と初めて明記された。2017年(平成29年)1月24日、川崎市と東京都が「羽田連絡道路」の都市計画事業認可を取得し、事業に着手した。事業総額は300億円。負担額は橋梁部分の260億円は国と川崎市が折半し、川崎市は川崎市側の取り付け部の整備費約40億円を負担する[。首都高湾岸線が多摩川トンネルを通過する地下ルートであるため、本橋梁は多摩川河口から第一番目に架かる橋となる。橋には幅員7.5メートルの2車線の車道に加え、両側に4.9メートル幅の歩道・自転車道がそれぞれ設けられるが、50cc未満の原動機付自転車及び軽車両(自転車を除く)は通行できない。所要時間は開通前は対岸まで電車とバスで1時間、自動車で20分程度かかっていたものが、この道路の完成により車では3分、徒歩でも10分余りで行き来できるようになる。開通は当初2020年東京オリンピックに合わせ2020年(令和2年)夏を予定していたが、2度の延期を経て2021年度(令和3年度)に変更され、2022年(令和4年)3月12日に開通した。
羽田空港側では羽田エアポートガーデン、川崎市側ではキングスカイフロント(殿町国際戦略拠点)の各施設が建設、整備が進められている。また、開通後の2022年4月1日には川崎鶴見臨港バスにより、スカイブリッジを通行して天空橋駅と大師橋駅および浮島バスターミナルを結ぶ路線バスの運行が開始された。
※帰途にこの橋を渡って川崎市側に向かいます。
モーターボートが疾走中。
干潟で貝採り?
JR浜松町と空港を結ぶモノレール。
立入禁止の柵。
この先にも人の姿がチラホラ。下から回り込んで、先に行ってみます。まだ整備中のところですが。
「多摩川スカイブリッジ」が遠くに。
対岸(川崎区浮島町)を望む。
大きな工場、倉庫、製油所が立ち並ぶ一大京浜工業地帯。
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