石長松菊園・お宿いしちょう 許せぬ罪

いきなりいしちょう首になった悔しさに裁判をしました!
職場復帰の約束を守ってもらえず、いきなり電話一本で首でした。

感謝しかありません。

2015年09月24日 | 裁判

今回のブログは私的になりますが、今までの生活の中で家内への感謝の気持ちを書いてみたいと考えました。

時間的には私が事故を起こす前の年に、のどの異変を訴えていた家内が検査をしてもらったら「喉頭癌」だったのです。
ここでは簡単に書いていますがその時には癌になった本人と家族でしか理解できない悲しみと苦しみと、不安感が入り混じって襲ってくるような恐怖にも似た時間が延々と流れていたように思います。
毎日のように悲しみをこらえながらも気丈に生活している姿を見ると本当につらいものがありました。

私はいしちょうの社長はじめ皆さんに事情を説明し、仕事には支障ないようにしますと話をしていたので、理解いただいていたと思っていましたし、会社へは一日も休まずに行っていました。

その後、入院してからの家内の会社の事ですが、社長様からは病院にいても部下への指示や相談事、お客様への話しなどの対応が立場上必要だろうから、無理を承知で工夫してほしいと願いがあり、声が出ないときには筆談での生活をしていました、社長様からはあせらなくていいから元気になってほしいとお声がけいただいていたようで、その間も病気のためにお金も必要だろうと、少しだけどと、それに見合うだけの給料を頂戴できるようにご配慮いただいていました事本当に感謝に堪えません。

そして自宅療養になり、私が頑張って仕事をして今までの共稼ぎの収入には及ばなくても節約して行こうと話していた時に、図らずも事故にあってしまいました。
その時のことからはブログでも書いてあるとおりですが、その中で次のことが証人尋問でも出ていたことと合せて訴えたいことです。

 1.      いしちょうの役員は家内の癌のことも知っていたし、治療中だとも知っているのにこんな仕打ちをするのか。(私たちの生活はどうでもいいのか!) 

2、 裁判を始めた時に、家内の会社の社長にいしちょうの社長から訴訟を取り下げるように圧力がかけられたのは、どういうこと?(家内の方の社長様は会社とはなんら関係ないこと、プライベートなことなので関与できませんと、はっきり言っていただいたらしいのです。) 

3、 なぜ退職に追い込むようなことを計画的にしたのか、いまだに理由も言ってもらえず、ごまかしているだけ。(証人審問でもはっきり言えない理由は、会社だけの勝手な都合、社長や大女将や、女将などの役員の感情的な勝手な都合だけなのではないか、) 

4、 私は証人尋問ではこんな風に退職に追い込まれた理由に思い当たる事はこのぐらいしかないと話していたのですが、弁護士には、そんなことで退職さされることはないだろうといわれている事を話しました。

  (家内とは再婚同士でした、結婚するときにいしちょうの故会長と今の大女将から猛反対を受けました、(家内のどこが気に入らないのか理由も言ってもらえず)それからはぎこちない関係が続いていましたが、今回の事故をチャンスと退職をさせてしまえと考えたのではと話しました。もちろん証拠もないし私たちの感情的なものがありますが、このぐらいしか思い当たることがないので、はっきりさせてほしいと考えていたのですが、いまだに分からずじまいです。) 

このように、放射線治療と抗がん剤治療が無事終えた期間ではあっても自宅療養している間に事故が起きてしまったのです。
私が言うのもおかしいのですが、それからの癌の治療中にも関わらず家内は、仕事と私の世話とを献身的にしてくれていました。
私は事故のための再手術が11月にあって翌年1月に退院になり、2月に会社への復帰を話しに会社に行ったあとの、いきなりのあの「もう会社に来なくていい。」という電話でした。

その後裁判になってからは、家内の苦労も本当に申し訳ないくらいでしたが今年になって癌の再発の危機に襲われ、胃の腫瘍の摘出手術を受けることになりました。お陰様で無事に手術も終え、その後は薬を飲みながらも定期診断を受けるために病院に通う生活をしています。
今までの生活が事故によって狂ってしまい、もうすぐ60歳になってしまします、今後の生活の保障もないままに生活している事の不安感が大波のように押し寄せて来るように感じられます。
そんな毎日の中で、家内の一言「みんな頑張っているのだから。」と元気付けられることが、今は何とかしてやると元気を取り戻すきっかけになっています。

もちろんここまで裁判で戦っていただいている弁護士の先生や、応援していただいているユニオンの皆様、家内の会社の社長様、そして元気付けて頂いて投稿をしていただいている皆様、周りのすべての方に感謝に堪えません。
でも私にとって掛け替えのない家内にも心より本当にありがとうと伝え、体をもっといたわってほしいと思います。
自分勝手な事ばかり書いたブログ記事になってしまいましたが、ここまでお読み頂いた方々にも感謝いたします。

本当にありがとうございました。