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石長松菊園・お宿いしちょう 許せぬ罪

いきなりいしちょう首になった悔しさに裁判をしました!
職場復帰の約束を守ってもらえず、いきなり電話一本で首でした。

「巡り会い」   「物語」

2020年03月11日 | 物語

 

それからまもなく知り合ったのが吉村家の人たちでした。

最初は吉村さんに口癖のように「なるようにしかなりません。」ばかり言っていたので、きっと変わった人と思われていたと思います。

そのうちに、健康の為に水晶をなんて言っていたのでしょう。

そのころ吉村さんの娘のまいちゃんはヤンキーの見本みたいな女の子で、第一印象は、大丈夫かな?!でした。

何が大丈夫かは分かりませんが、向こう気のあらい気性で、何かにつけて質問と理屈をこね回す典型的な現代の女の子でした。

でも、何か私との因縁を感じたのも確かな事で、何だろう?なんて想いが横切った、吉村さんと合ったときにも似たような感じがあって、なんてすばらしい感性の持ち主なのだろうなんて感じたのは確か、でもちょっと因縁めいた物がどこかに潜んでいるよに思えて仕方ない様な気がして、何だろうか?なんて感じていました。

毎日がゆっくりと動き出し、月に何回かおじゃまして色々な話しを聞くように鳴りまし。そうこうするうちに、まいちゃんの、悪さや飛の悪さの話しが笛だして、???
でも、私にはどうすることもできないので、話しを聞くだけ担っていました。
そのころからかもしれません、水晶の力で何か出来ないか考え出したのは、そしてあのお寺に行くことになったのです。

 



よく晴れた日曜日、電車で嵐山へ、てくてく歩いて見覚えにある門の前にやってきました。

「ごめんください!」

なんて言って中に入っていったと思います。

記憶が飛んでいるので、事実関係は別にして、こうだっただろうと書きますが、許してください。

「どなたかおられませんか?」

「まあ、あがりなさい。」

突然、後ろから聞き覚えのある声がして、振り向くとそこにはあのお坊さんが立っておられました。

「おじゃまします今日は相談が合って来ました。」

「まあ、とにかくあがりなさい。」

「はい、」

 

また、差し向かえの前と同じ場所で座ることになり、何故か懐かしいものに似ている、暖かい物にふれたような感覚になり、心が落ち着くのが自分でも不思議なくらい分かるのです。

 

「今日は、水晶をどうすればうまく使えるのか、教えて欲しくて来ました」

「水晶で何をしたいのですか?」

「水晶はどんなことが出来るのですか・」

「何でも出来ます。」

「なんでもって言ってもどうすればいいのですか?」

「水晶を感じてご覧なさい、話しができますよ。」

「どうして話すのですか?」

「水晶のもつエネルギーを感じることです。」

「どうしたら感じるのですか?」

「無になることです。」

「無、ですか?」

「そうです、無になることが水晶に限らず、すべての物に対しての原点なのです。」

「???」

「今は分からないでしょう、でも、今から貴方の体験すること、貴方が本当に感じたことが、すべて無の中から生まれ育っているのです。」

「無、って何ですか?」

「無とは何もないことです。」

「何もなければ、何も起きないし、何も振り返らない、何にも始まらない、そんな感じがするのですが?」

「そうです、何も始まらないし、何も起きない、だから無、何もないのです。」

「何故無から水晶が感じられるのですか?」

「水晶は自分で生きている、水晶に限らずすべての物かこの世の中で何かのために生まれ育ち、そして朽ちてゆく、そして無になる。」

「では、一つだけ、もう一つだけ教えて下さい、その人生の時の流れの中では。逆らうこと出来ないのですか?自分で考え行動している事さえ決まっている定めなのですか?」

「今、わたしに分かる事は、人それぞれが生きている事、それぞれが因縁をかけていること、人それぞれがこの世に生まれて、それぞれが人生を歩く、その中で、本当に自分を見つめるためにどれだけの感覚を、自覚を、そして教えを身につけてかによって、生きる事に自分に自信を持つことが出来る、それが人生、生きる事なのです、そして水晶は、いやほかの物でも良い、それ自身が素直に生きておれば良い、素直に輝いていれば良い、そんな中で人に時の流れの中で生きる波動の中で同調できる物であれば、紙でも良いし、その人にとっては大切な人形でも良いのです、写真一枚でもその人に合う波がそこにあればそれで良いのです、そのことを貴方はやっと気ずいてくれた、そしてここにやってきた、だから今から、貴方は無を知ること、無を伝えること、無をいつでも自分の中においていくこと、そして一番大切な、自分を知ること、このすべてが、今貴方には与えられるチャンスが訪れているのです、だからここに来た、そして私は貴方に伝えるためにここにいた、それだけの事です、ばかげているなんて考える人がいたら、その人は救わなければいけない人なのかもしれません今貴方に伝えることは、貴方自身が本当に無を自分の物にして、そこからの始まりを感じて欲しいのです。」

「無なんて簡単に言っていますけど、どうすればいいか分かりません」

「貴方はもう無の見つけ方を心得ているはずですが、そのことを貴方は、理解しかけている。」

「・・・。」

会話は約2時間続いた後、帰り際に、なんだか頭の中が混乱している自分に気がついいた。

そして、また、元の生活に戻り時間に流されることに。

 

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「目覚めのそのとき」   「物語」

2020年03月05日 | 物語



 

そんな事があってから2ヶ月くらいかな、何も見えなくなって、何も感じなくなったから、あの人の言っていた事が本当なのだろうかと考え出していた。

「何も考えなくても良い、何もしなくても良い。」

何のことだ?と考え出して詰まってしまった。

考えなくても良いとはどう言う事か考えている事に気がついていないのだ。

だから、何故・ばかりを考えてしまう、しまいにはどこかへ聞きに行こうかなんて思っている、そんなことも気がつかないで、悩んでいるのだから・・・。

でも、一つの答えがありました、ほんの偶然です、そう事故を起こしてしまいました、バイクを乗っていて相手は車、とばされている自分を見ている自分を感じたのです車に当たって、今自分がとばされて空中を回転しながら飛んでいる、その姿を見たのです!なんて大げさなことでもないのですが、その後痛い!!!と言う感覚で自分の今の立場が道路で転がっているんだなんて思いました、変な話し、動くな、今はじっとしていた方が良い、そして兎に角自分が怪我をしているのは分かっているからどの程度か考えろ!感じろ!感覚をつかめ!なんて冷静に考えているのです。

変ですよね、本当に。

その後、あちこち打っているので、このまま寝ていよう、その方が良い。なんて判断して寝ていました、

救急車がやってきて応急手当?!

そのときにははっきり言って、自分でどことどこが痛いから打っている、そして何時ぐらいに直る、そして自分の身体が元のように戻るために体の中から熱が出ている、細胞が一生懸命に蘇生しようとがんばっている、なんて感じるようになっていました、変ですよね、こんな感覚ありますか?その続きに、緊張したから寝た方が良いなんて考える様になって、寝てしまうことにしましたが、ここでイレギュラーです、医師のみなさまがばたばた走り出して、看護婦さんもがやがやし出して、なんだか騒がしくて寝ていられない、仕方なしに私は・・・。

「うるさいな、静かにねかせてくれよ!」

なんて言ったもんだから、なんだか風当たり悪くなった様な気がしました、それもそのはず、集中治療室の中で死んだようにぐったりしている人間が、突然「うるさいな!」なんて怒鳴った物だから後はお医者さんも勝手にしろ、になったのかもね。

でもそのあと、夢の世界での事、なんと私は何もしていないし何も考えていない、それは、まるで母の体内に戻って休息しているような、そんな感じで、ただじっとしてただ何も考えないで、って言う感覚をそのときに覚えたのでしょう、なんかへんな時に、あのとき言われた、「何もしなくて良い、何も考えなくて良い」がこのことなのかな?!なんて思いましたが、なにせそれじゃどうすれば良いのか、また考え出したから始末が悪い。



そんな事があって、水晶の事が気になりだしました。

世間ではちょうど水晶パワーの話しが、ピップエレキバンじゃないがなんか不思議な力があることが話題になっていました。

じっとにらめっこの水晶とただなにもしない、なにも考えない私がそれからはしばしば時間を作ることになって、最初のうちは、手にする度に水晶が暖かくなるのに何か不思議な感覚を持った物ですが、その時それが自然の中で当たり前みたいな感覚が自分自身の感覚の中で大きくなって来て、ごく自然に水晶と接する事が出来だしたときからが変化の現れで、来るは、来るは、友達だった人から始まり、遠い親戚の人だったり、セールスマンの人だったり、電話も一日中鳴りっぱなしみたいなもので、2/3日続いたのかな、それが収まりだした頃から変な事に気がついた。

自分がこうしたいな、こうなったら良いのになんて思っていることが、現実性のあることに限って、そうなって行くのに気がついた、今ならみなさんに言ってる、「なるようになる、なるようにしかならない、じゃ、なるようにしよう」の始まりだったのです。

 

この意味がなにかは、この感覚を味わった事のある人しか分からないと思います。

言葉で、「ああ、分かっているよ」なんて言っている人は本当に分かってないのかも、そしてまた勝手なこと、無責任な事言って、と言われるのが当たり前で、世間ではそんな風にしかこの言葉を理解していないのです、「なるようになる」と言う事は「成すべくして成す」が本当で、「準備万端自分がこうしたいと考えた事はそのように成りました。」    ???なんて気分で人生捨てた物でもないなんて考えてしまいました。



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空虚(過ぎた時間)   「物語」

2020年02月29日 | 物語




 

それからの私は、何事もなかったように、いけないこともしたし、良いことも多少はしたつもりで。

考えると、9年が過ぎていた。

仕事をして、世の中の仕組みも少しは分かってきた、出会う人たちが違った考えで生きている事も知った、そんな中で、何故?なんて思うことがしばしば起こりだした、ある時ふと見つめた人の後ろに誰かがいる!なんて感じるようになって来た、そして半年が過ぎた頃から、誰もいないはずなのに誰かいる、「こんにちわ。」なんて言ってみたりして、誰かが見ていたらきっとおかしいおじさんだろうね。

 

その後そんな奇妙な体験が増えてきたとき、嵐山にある古寺の住職さんに呼び止められた。

「そこの人、早くいらっしゃいこちらへ、 貴方には少しおかしな物がついているから見てあげよう。」

と、言うのが最初だった、その人は仏名を慶妙院章吾と覚えている。

おかしな坊主が変なこと言って、またまた金儲けしようとしているのだろうと思い、「行かないよ!」

と言っては見たが、この頃頻繁に見るおかしな物が何なのか分からないし、そのことを言っているのかな?なんて思い、「何がついているんですか?」って聞いてみた。

「わからんから見てやろうといっているんじゃ。」

と答えが帰ってきた。

「ここでも良いのじゃないですか?」

「いや、そんじゃそこらのものとは違う、ここではだめだ。」

「何ですか?その、違う物と言うのは?」

「いいから来い!」

なんて言われるままに、ついて行くと、嵯峨野の寂光院の奥に「得浄妙院」と言う看板?があるところへ案内された、(今では誰もいなくなってしまい荒れ果てているとおもってこの間行ってみたらなんと新興住宅地になっていて見る影もない寺の面影を追いかけてしまった、嵯峨野のこんなところで何故家を建てて自然を壊して行くのだろう?なんて寂しい思い出帰ってきたことを付け加えて・・。)で、

その寺の中では、向かい合って座ったきり、何もしないでこちらを見つめている???

「どうしたのですか?」

なんて話しかけても、返事はない。

仕方なしに、にらめっこ状態で、しばらくいた。

おかしな事に気がついた。

「あの~~・・・。  今貴方の後ろにおられる方が、笑って貴方と私を見比べていますよ。」

言ってから、しまった!と思った、が遅かった。後悔先に立たず、だった。

「なんと言われた今?」

と聞き返してこられたので仕方なく、

「あなたの後ろから、私とあなたを見比べて笑っている人が見えますよ、って言いました」

「どんなひとだ?」

「おじいさんで、りりしい顔つきの中に、ほほえんでいるので、優しそうな人ですが」

「・・・。」

 

しばしの沈黙があって、その人は立ち上がり、懐から何かを取り出した。

何かな?なんて興味深そうに見ていると、水晶の玉が握られていた、そのときが私にとっての水晶との出会いで、このときから水晶の魅力にとりつかれてしまい、今まで続いているのです。

 

「この水晶をもっていなさい。」

と言われてもそのときは何がなんだか、ちんぷんかんぷん?!何だこれぐらいにしか考えてないと言うより、何だこの坊さんは、位いでしかなかった。

「これ、持っていてなんになるのですか?」

とは聞いたものの、本当は怖くて声が震えていただろうと思う。

「これは、貴方にとって必要な物で、これからのあなたはこの水晶に導かれる何かに従う事になるでしょう。」 「今、貴方についている物が何か言っても、貴方は信じないだろうから、自分で感じて欲しい、次第に貴方は自分を知る事になる、自分を知ると必ず自分と戦う事になる、そしてそのときにこの水晶が必要になる、だからこれを持っていなさい。」

私は「・・・?」

思わず「何の事だか分かりません、貴方の言っている事が、サッパリ分かりません。」

そんな会話だったと思う。

頭の中にはあの時の言葉が浮かんでいたのは今になって思うことなのかもしれない、あのとき言われた言葉が「自分を見つける為に、何もしなくて良い、何も考えなくても良い、貴方次第ですよ。」と言う言葉が浮かんでいた。

巡り合ってこれも因縁、話し合ってこれから進む道がある、これも因果、何がなんだか分からないままに、水晶を受け取って、寺から出て来たのを覚えている。

手に持った水晶が、やけに熱くなって行くのが分かりだしたのは、5分もたたないうちのこと、なんだこりゃ?!なんて思ったのを覚えている。

ありがとうも言わずに帰ってきてしまって、少し悪い様に思ったが引き返す気はない、ただ一目散に家に帰ったのを覚えている。

 
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「回想の中で」   「物語」

2020年02月18日 | 物語

にゃんにゃん🐈の日が、済んでまた続きは書きますので、一応振り出しに戻って書きたいと思います。

 

「回想の中で」と言うのには、理由があって、すべて夢!

この夢を見てからの事だからややこしいかもしれないけど、ここが大切!

この夢見たのが26歳の夏で、ふと思った、書いておこう!!!!!!

で、ここまで書ける!そして覚えていた(本当は全然ですが、開かずの部屋をちょっとこじ開けたのです)

それで、思い立ったが吉日、すぐに我がバイクZZR1100にまたがりと言いたいけど、次の日曜日まで待ってからの出陣でした、もちろん妙見山へですが、それが不思議なことに夢で出てきたそのままのランディングで、感覚も走った事があるこの道はなんて感覚で、地図も見ないでついてしまった、

なんだこりゃ!なんて風景で!!??!

めげずに見覚えのある道を登って!登って行くと・・・・・・・。

滝がある、夏だから良いことに、誰もいないことも良いことにパンツ一丁で滝の中へ。

 

痛いぐらいの水の感触はそのままあの時のまま、でも身体中の力を一心に「うう~~~っ!」

なんて、いきっても何にも起こらない?

なんなんだ、なんて考えていたら、声が聞こえてきた?

「そこの人・・・、なにしてるんですか?」

なんて言っている、決まっているだろうがなんて思って目を凝らして見ると。

なんとあの御坊さんが立っている?!!!!!

なんて気分でそそくさと滝から出て、近寄って行くと。

「だめですよ!ここは神聖な修行の場所、遊び半分では怪我をしますよ!」

って、怒られてしまい、思わず「すみませんん、」なんて大声であやまった。

そんな時に夏のすきとおるような青い空からは容赦なく太陽が照りつけセミの声が一段と響き渡り、山々にこだまするように、反響していたって事を改めて感じる事になった。

 

それからは夢のことを、本堂でそのお坊さんと話すことになったのは言うまでもなく、結局一晩泊めてもらい、仏の道、生きること、何故今があるのか、何故人は死ぬのか、人は何故生まれるのか、なんて宗教哲学みたいな問答が続いて朝方になって初めて気がついた事があった。

相手からの質問がないこと、こちらからの質問ばかりでその答えがかえってくるだけで・・・。

今、私がその時にした質問は、今から考えるとこんな物だろうと思う・・・。

 

 

「人は何故苦しむのですか?」

「人は苦しい時しか自分を見ないからだよ。」

 

「人は本当に生まれ変わるのですか?」

「魂は永遠の無の中で静かに浄化されるのを待って、新しい命としてこの世にうまれるのだよ。」

 

「何故人は因縁や因果なんて物に左右されるのですか?」

「この世には計り知れないほどの人の因縁が絡み合っているのです、その中から母親の胎内に命として形作られる時には、もう因縁。因果がをもっているのです、そしてその宿命をいかに受け止めるかが生きる事なのです、人は弱い物なんて言いますが、本当は強くも弱くも自分次第なのです、いかに生きる道を知るかなのです。」

 

「どうしたらその道を見つけられますか?」

「貴方次第ですよ。」

 

「何かをしないといけないのですか?」

「いいえ、何もしなくてもいいし、何かをしてもいいのです。」

 

「よくわかりません、何を考えて良いのか、何をすればいいのか?」

「それでいいのです、何も考えなくてもいいし、何もしなくていいのです。」

 

「・・・。」

 

「因縁や・因果はどうしてあるのですか?」

「人が生きるために必要なのです。」

 

「どう必要ですか?」

「親子、兄弟、親戚、またその親子兄弟と無限に広がっているつながりの中で、絡み合うしがらみが、因縁・因果になるのですよ。」

 

「人は事故だとか、病気で苦しみ、死んで行くのですか?」

「その人の持つ寿命なのです。」

 

「寿命なんてどうしたら分かるのですか?」

「この世で魂が役目を終えた時が、その時です。」

 

「役目ってなんですか?」

「魂のそれぞれが、この世の中で生きるための道を歩いています、その道の選択をして、その先に何があるかがこの世で起こる出来事で、ここで因縁や因果が影響してこの世の中で喜怒哀楽の世界が繰り広げられ最後には、無の世界へ帰るのです。」

 

「天国、極楽って言うのはあるのですか・」

「天国・極楽と言う言葉は元々この世で人々が自分で作り出した言葉で、何もない世界はあります、時間も・距離も光も感覚も何もない世界です、私は見たこともないし、ただ伝えられた通りに貴方につたえます、その世界は魂の世界で、ただ存在する、いや存在と言う言葉には当てはまらない世界なのです。」

 

「じゃ、天国・地獄はないのですか?」

「この世の中では、古来より善と悪の区別が必要でした、それは人が生きて行くためにだけに、その中から生まれてきたのが 天国と地獄 なのです、宗教で説法する天国と地獄は生きている間に良いことをして得を積み、生まれ変わるときに良い因縁・因果をもって生まれるように、反対に生きている間に、罪を重ねるごとに再びその因縁・因果を背負って生まれる事になる、そのことをわかりやすくしたのが天国と地獄なのです。」

 

「今、私はどうすれば良いのですか?」

「なにもしなくてもいいし、なにも考える必要もない、自分の成すがままでよいのです。」

 

「私はここへ何しに来たのでしょうか、不思議なのですが?」

「貴方はここへ因果往訪の導きできたのです。」

 

「来ることになっていたのですか?」

「はい、来ることになっていました。」

 

「分かりません、何の為なのか・・・」

「それでいいのです、分からないから生きている証なのです。」

 

「帰っても良いのですか?」

「いつでもどうぞ、あなたがそう感じるなら・・・。」

 

でも私は帰ることも、居座る決心も出来ないまま、じっとしていました。

そして何もしなくて良い、何も考えなくても良いって今言われたことを考えてしまいました、が、

結論なんてないのです、今だから分かることで、答えは「無」なのです、自分を「無」にする、自分自身生きていること事態が「無」になる、一種の座禅のような物でそうしろとも言われていませんし、そのような物だともしりませんでした。

そのうちに考えるのもバカらしくなって、なるようになるだろうと、庭から見える景色を見ていました、

今まで聞こえていた蝉の声、風の音すべてが心の中で響き共鳴したかと思うと、急に静かになった、

ふと、「帰ろう・・・。」と思って立ち上がると、そのお坊さんが後ろにたっていた。

「ありがとうございました。」

と、お辞儀をしてお顔を見ると?

「貴方はきっとここでの事が人生で一番の勉強だと感じる時が来ます。

そのときに私はこの世にはいません、ただ、貴方には新しい巡り会いの中ですばらしい人が現れます、そのときには、貴方は生きることが何かそのために、何をすべきか、自然にわかってくるでしょう、

何もしなくて良い、何も考えなくて良い、ただ流される事が反対にどれだけ困難なことか知ることになるでしょう。」

その後の言葉を待っていて見つめていましたが、笑っているだけで・・・。

もう一度

「ありがとうございました。」と行って、バイクにのって帰路につくことに。

 

 

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始まりがありました(後編)   「物語」

2020年02月14日 | 物語




 

この辺で何故最初の話しをこんなに長くするのか、ちょっとだけふれておきます。

今となっては過去の話し、でもこの出会いと最初の私に訪れた出来事が色々な出来事の発端でここから始まったといえるからです、四国での出会いは一つの始まりでしかないのは事実、でもこの事がなければ、今の私はなかったと思うから、何となくでも覚えている限りは書いておきたいと今は思うので、心の開かずの扉を一つあけることにしまいした。

 

それで、たぶんこの日だろうと、平日にもかかわらず、能勢の妙見さんを目指してCB750をかっ飛ばして行ったのです、ずいぶんと遠くに感じられました(たぶん)、昔の事なので地図で調べてはいたものの、本当に何があるのかどんなことがあるのか分からないままの目的地、で途中にきっと考えていただろう事は、何でおれこんなことしているのだろう?何で行かないといけないのだろう?何でこんなにむちゃくちゃな事、してしまっているのだろう?学校は大丈夫かな?今日無事に帰れるのかな?帰ろうか、今からでも帰れるぞ・・・。何しに行くのだろう?そんな事を考えながらの行き道だったかもしれない様なきがするのです。

 

 

 

でも、何かに引き寄せられる様にアクセルを握り締めて走り続け、妙見口なるところまでやってきました。そしてたぶんなんにもないところだなんて思っていたのでしょう、静まり返った杉の木立の中から聞こえる話し声を聞いていた・・・・・・・。

「今日はいい天気だ・・・。」

「そうですね、よかったですね・・・・・・。」

「さっきから不安そうにまっているから、早く迎えに行ってやれ・・・」

「はい・・・。」

なんて聞こえた様に思う、

そして、いきなり「いらっしゃい。」

と、言葉が私に向かってかけられた様に思う。

 

思う、思う、ばかりでごめんなさい、それしかいえないと言うか、はっきりしていないのですが、

だいたいは合っていると思います。

 

そのとき、きっと私はこう思ったのでしょう、「なんだこりゃ???」

何てね、きっとそう思ったとおもいますが?

で、声のかかった方を振り向いたのでしょう、あの時のお坊さん(あのときはお遍路さんの格好をしていたので、気がつかなかったので、今目の前にいるのは確かに、あのお遍路さんと同じ顔のお坊さんです。)何故お坊さんと分かったかと言うと、袈裟に衣を身にまとい、数珠を手にしておるからお坊さんだと思ったのでしょう、(当たり前の事かもね)でも今思うとそうだったのです。

「こちらへいらしいてください。」

と、言われて、ついていくと、階段が続いている、やけに長い階段でふうふういって、のぼったとおもいます。

後でもう一度来たときに、何でこんなにしてまで、階段を登らないといけないんだ、なんて愚痴を言ったのを覚えてます。

本堂でしょうか、広い畳の中央で仏様が鎮座されていました、そこにちょこんと座り込んで、私はしばし待たされたようにおもいます。

早く話しを進めた方がいいのかもね、でもここが大切なところでして、少しだけつきあって下さい。

なんか、偉いお坊さんが、つ・つ・つ、って出てきたかと思うと、一言、

「よくここまでいらした・・・、やっとあえましたな。

わたしは「・・・・。」

「貴方にここまで来ていただいたのは、ほかでもない、貴方のお力をお借りしたい。」

「・・・?!」

 

「貴方は知らないと思うが、いや、分かっていないと言い直そうかな、貴方には生きるための修行が必要なのです、そのために来ていただいた。」

 

「・・・。」

「わからんじゃろうが、あなたは、因縁によってここまで導かれてきた、そしてまた、因縁によって私と巡り会った、何よりも不思議な因縁で、貴方は今から始まる因縁の事、何もしらない、だからこれからお話しようと思う、貴方は聞いているだけで良いのですよ。」

何てことを聞いたと思う。

私は

なんだこのお坊さん?ちょっとおかしいのじゃないかな?ひょっとして金儲けかな?

なんて思っていると。

「あなたが考えているような、金儲けでも、私がおかしい訳ではない、貴方に伝えたいだけなんだよ。」

といわれて思わず、

 

「なんで考えていることが分かるんだ」

なんて聞き直した覚えがある、そしてすかさずお坊さんが、こう言ったと記憶している。

 

「人生に色々な節目がある、その節目で出会う人達はきっと貴方にいろんな事を伝えてくれるはず、私もそのひとり、だから貴方が疑いや恐怖を今忘れてもらう為に貴方の心を読んだ、普段はしないこと、してはいけない事だが、今は貴方に話しを聞いていただきたいから、そうしました、私には貴方に伝えなければいけない事がある、それを信じてもらえるね・・・。

だった、そういわれて私は身動きできないような、金縛り状態になってしまって、まあ良いかなんて考えが頭の中によぎっていました。

いきなり言われたことが、なんと、今から滝に打たれて欲しい!だったのを覚えている、だからって断るる理由もないし、ここまで来たついでに良いか、なんて気持で思わず、「はい!」なんて応えてしまい、どうしょう・・・?なんて不安に駆られてしまって、・・・。

そんなこんなで、ついに滝の落ちる中へ!

 

 

 

 

 

 

頭からの衝撃は中途半端な物ではなく、泥玉を機関銃で打たれているような、それも冷たい氷並のやつ、いい加減にしろなんて思い、「う~~~~~~!」

と力の限り自分に力を入れたら、「あら・・・・・?!」

滝の水が止まってしまった?????????

何時までも??????

そんな状態で、空を見上げていると、なんだかさっきのお坊さんがこっちを向いて拝んでいる?!

おれ。死んだのか?!

なんて思ってしまった、が、   いや違う、冷たい水に打たれて身体がほってってる。

髪の毛をかき揚げそろそろと、岩の上に上がってどうしょう?なんて考えていると、なんと不思議なことがある、足が、足が地面に付いていない、足の裏に感じる岩のギザギザの痛い感覚がない!

なんで!何なんだ!なんて路頭に迷う心境でいることになってしまった。

嘘だろ!なんて思った、誰にも信じてもらえないだろうな、なんて思いながら、今本当にここにいる自分が分からなくなって、意識が遠のいて行くのがはっきりと分かった。

 

このときの事ははっきりと覚えている。

空を飛んでいるのかな?なんて感覚の中で夢を見ているのが分かるのが変な気分で、「夢なんだぞ」なんて自分に言い聞かせている。

何もない世界で、ただ浮いている、その中で何をするでもなし、ただ気持ちよくういている。

本当に至上の世界と言うのはこの世界だろう、なんて考えていたのを覚えている。

 

なんで、この先が思い出せない!

 

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