アニリール・セルカンの研究不正・詐欺事件

東大助教で、自称 宇宙飛行士候補のアニリールセルカン(松村秀一研究室)の経歴詐称・業績捏造・研究盗用の追及ブログ 

共同通信: 盗用論文など懲戒解雇相当と決定 東京大のトルコ人元助教

2009-04-23 | NEWS
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010040201000380.html

盗用論文など懲戒解雇相当と決定 東京大のトルコ人元助教

 東京大は2日、学位授与のもとになった論文に盗用などの不正が見つかり博士号を取り消したトルコ人のアニリール・セルカン元大学院助教(37)を、3月31日付で懲戒解雇相当と決定したと発表した。本人は3月15日に辞表を提出し29日付で退職したため、処分はできなかった。

 東大によると、元助教は採用選考で提出した履歴書に、卒業した事実がない米国などの大学の学位を記載したほか、国から受け取った科学研究費補助金の報告書類に、盗用部分が含まれる論文や存在が確認できない論文を記載していた。

 東大は「言語道断で極めて遺憾。こうした行為が本学で起こり、社会的責任を痛感している」とのコメントを発表した。

2010/04/02 12:26 【共同通信】

産経新聞: 東大が元助教を懲戒解雇相当の処分 採用で学歴詐称

2009-04-23 | NEWS
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100402/crm1004021251011-n1.htm

東大が元助教を懲戒解雇相当の処分 採用で学歴詐称
2010.4.2 12:45

 東京大学(東京都文京区本郷)は2日、採用選考の際に偽造した大学の卒業証明書を使っていたなどとして、同大大学院工学系研究科のアニリール・セルカン元助教(37)=トルコ国籍=を3月31日付で懲戒解雇相当としたことを明らかにした。セルカン助教は虚偽の履歴書について「記載ミスだ」と弁明していた。
 セルカン元助教はすでに同月15日に辞意表明したため、民法上は同月29日に辞職は成立している。
 同大によるとセルカン元助教は平成17年5月、同大の採用選考で、実際には卒業してないのに、米国のイリノイ工科大学やトルコのイスタンブール工科大学など計3校の卒業証明書を偽造するなどして学歴を詐称。さらに自身の研究実績報告書を作成する際に、他文献から計16カ所を盗用するなどした。
 セルカン元助教は実際にはトルコの別の大学などで学位を取得していた。

日本経済新聞: 博士号論文盗用問題 トルコ人助教「懲戒解雇相当」 東大

2009-04-23 | NEWS
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C889DE2E7E2E5EAE3E2E2E2E0E2E6E0E2E3E29180E2E2E2E2

東京大学工学系研究科のアニリール・セルカン助教(37)=トルコ国籍=が、博士号取得論文に他人の著作物を盗用していた問題で、東大は2日、助手採用時 の履歴書にも虚偽の学歴を記載していたなどとして「懲戒解雇相当」とし、退職手当を支給しないことを決めたと発表した。

処分は3月31日付。同助教は同月2日、東大として初めて博士号を取り消されていた。15日に辞職願を出し、29日に雇用契約の解約が成立していたが、東 大は懲戒解雇に相当すると判断した。

東大の田中明彦副学長(コンプライアンス担当)は「言語道断の行為で極めて遺憾。社会的責任を痛感している」とのコメントを発表した。

東大によると、同助教は2005年5月に助手として採用された際の履歴書に、イリノイ工科大学(米国)やイスタンブール工科大学(トルコ)を卒業した事実 がないのに、学位を取得したと虚偽の記載をしていた。

また、06年度の文部科学省の科学研究費補助金(科研費)の研究実績として3本の論文を報告していたが、うち1本に多数の盗用が見つかり、ほか2本は存在 を確認できなかったという。

朝日新聞: 東大、トルコ人助教を解雇処分 自称「宇宙飛行士候補」

2009-04-23 | NEWS
http://www.asahi.com/national/update/0402/TKY201004020229.html

東大、トルコ人助教を解雇処分 自称「宇宙飛行士候補」

2010年4月2日14時28分


 東京大学は2日、トルコ人のアニリール・セルカン助教(大学院工学系研究科)を懲戒解雇処分扱いにしたと発表した。東大側に提出した米国とトルコの大学の卒業証明書などが偽造されていた。アニリール元助教は国の科学研究費を2年間で計350万円受けていたが、研究成果として盗用した論文を報告していた。東大は研究費を国に返還する方針。

 処分は3月31日付。アニリール元助教は3月15日に辞職を申し出ており、29日に退職扱いとなっていた。東大は、過去に授与した博士号も盗用があったとして取り消している。アニリール元助教は「トルコ人初の宇宙飛行士候補」を自称し、その偽造書類も東大に提出していたことが判明している。

読売新聞: 論文盗用のトルコ人、東大が「懲戒解雇相当」

2009-04-23 | NEWS
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100402-OYT8T00686.htm

論文盗用のトルコ人、東大が「懲戒解雇相当」

 他人の論文を盗用したとして先月、東京大学が工学博士の学位を取り消したトルコ人研究者、アニリール・セルカン氏(37)について、東大は2日、大学院工学系研究科の「助教」の身分を「懲戒解雇相当」にしたと発表した。


 3月31日付。セルカン氏は先月2日に学位を取り消された後、同15日に辞職願を提出。辞職は承認されなかったが、雇用関係についての民法の規定で同月29日に辞職が成立していた。懲戒解雇相当の決定で退職手当は支給されない。

 東大によると、セルカン氏は2005年度、東大が助手の採用選考を実施した際、米国のイリノイ工科大学を卒業していないのに、履歴書には、同大を卒業し、学士の学位を授与されたなどと虚偽の記載をした。

 また、06年度の科学研究費補助金の研究実績報告書に報告した三つの論文のうち、一つの論文に盗用が9か所、盗用の疑いが7か所あった。残り2つの論文については存在そのものが確認できなかった。

 東大の田中明彦副学長は「極めて遺憾。社会的責任を痛感している」とするコメントを発表した。

(2010年4月2日 読売新聞)

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毎日新聞 論文盗用:東大がトルコ籍の元助教懲戒解雇、経歴偽造も

2009-04-23 | NEWS
http://mainichi.jp/select/today/news/20100402k0000e040054000c.html?link_id=RTH04

論文盗用:東大がトルコ籍の元助教懲戒解雇、経歴偽造も

2010年4月2日 12時39分

 東京大は2日、他人の論文盗用や履歴書の虚偽が判明したトルコ国籍のアニリール・セルカン大学院工学系研究科元助教(37)を3月31日付で懲戒解雇したと発表した。

 東大によると、元助教は実際には卒業していない米国の大学などの証明書を偽造して履歴書を提出、05年に東大助手として採用された。03年には全体の約4割を盗用した論文で東大から工学博士の学位を取得。06年度の科学研究費補助金の報告書でも論文盗用や実際には存在しない文献を実績として虚偽報告していた。

 東大は3月2日付で学位を取り消した。本人は15日に辞職届を提出し、民法の規定に基づき29日付で雇用契約が解除されていた。大学側は「論文盗用に加え、証明書偽造など極めて悪質」と判断、懲戒解雇とした。退職金は支払われない。【山田大輔】