アニリール・セルカンの研究不正・詐欺事件

東大助教で、自称 宇宙飛行士候補のアニリールセルカン(松村秀一研究室)の経歴詐称・業績捏造・研究盗用の追及ブログ 

産経新聞: トルコ人の東大助教が論文盗用、博士号取り消し

2007-04-23 | NEWS
産経新聞: トルコ人の東大助教が論文盗用、博士号取り消し
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100305/crm1003051531017-n1.htm

魚拓 
http://megalodon.jp/2010-0306-0805-58/sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100305/crm1003051531017-n1.htm


2010.3.5 15:31


 学位請求論文の4割で盗用があったとして、東京大学は5日、大学院工学系研究科建築学専攻のアニリール・セルカン助教(36)=トルコ国籍=について、平成15年3月に授与した工学博士号を取り消したと発表した。
 同大によると、セルカン氏は論文「宇宙空間で長期居住を可能にする軌道上施設に関する研究」で、376ページ中149ページで他の著作物やウェブサイトから文章や図表を盗用。原典を自分の著作のように偽装した悪質な盗用も、疑わしいものも含めると計21カ所あったという。
 外部からの指摘を受け、同大は昨年11月に調査委を設置していた。同氏は「ポケットの中の宇宙」(中公新書ラクレ)などの著書がある。同大は今後、同氏の経歴詐称などについても調べ、処分を検討するとしている。

朝日新聞: 東大、創立以来初の博士号取り消し 助教の盗用で

2007-04-23 | NEWS
2010.3.5 朝日新聞

http://www.asahi.com/national/update/0305/TKY201003050394.html

東大、創立以来初の博士号取り消し 助教の盗用で


 東京大学は5日、トルコ人で大学院工学系研究科のアニリール・セルカン助教(36)に授与していた博士号について、他人の論文やウェブサイトからの盗用があったとして取り消したと発表した。旧帝大時代も含めた133年間で博士号取り消しは初めて。公称する経歴にも疑惑があり、特別委員会が調査を進めており、結果が判明次第、関係者を含めた処分を判断する。

 東大広報グループによると、アニリール助教は2003年に「宇宙空間で長期居住を可能にする軌道上施設に関する研究」と題した英文の論文で工学博士の学位を受けた。現在、助教が所属する研究室の教授ら5人が審査をした。

 論文の疑惑について外部からの指摘を受けて、今年1月に特別調査委員会を設けて調べたところ、376ページのうち、約4割にあたる149ページで文章や図表の盗用が確認された。「自らの創作物のように偽装した悪質な盗用」が11カ所、その疑いがある部分が10カ所見つかったとしている。取り消しは2日付。本人も盗用を認めているという。

 東大の浜田純一総長は5日、教員と学生向けに「前例のない事態が生じ、極めて遺憾。教育指導や学位審査のあり方に対し、厳しく反省を迫るものであると受け止めている」との文書を出した。

 アニリール助教は「トルコ初の宇宙飛行士候補」を自称しており、それを示すトルコ政府や米航空宇宙局(NASA)の偽造書類を東大に提出したほか、職歴や学歴、研究成果にも疑惑が指摘されている。

 アニリール助教は、昨年末から「体調不良」を理由に休職している。

毎日新聞: 東京大学:トルコ国籍助教の博士号取り消し 論文盗用で

2007-04-23 | NEWS
http://megalodon.jp/2010-0306-0807-36/mainichi.jp/select/science/news/20100306k0000m040070000c.html

東京大学:トルコ国籍助教の博士号取り消し 論文盗用で

 東京大学は5日、大学院工学系研究科のアニリール・セルカン助教(36)の博士論文に他人の論文からの悪質な盗用などの不正が見つかったとして、03年に授与した工学博士の学位を取り消したと発表した。論文不正で博士の学位が取り消されたのは東大で初めて。

 東大によると、学位を申請した宇宙での長期滞在施設に関する論文全376ページのうち約4割の149ページで他人の論文からの盗用が見つかった。他人の論文の主語を自分に書き換えるなどした悪質な盗用やその疑いがある個所は計21カ所あった。セルカン助教は盗用した事実を認めているという。

 セルカン助教はトルコ国籍。東大博士課程、宇宙航空研究開発機構研究員を経て、05年に東大大学院建築学専攻助手(現助教)になった。自身の著書やブログで「米航空宇宙局(NASA)で訓練したトルコ人初の宇宙飛行士候補」と称して講演や執筆活動を続けていた。昨年秋に経歴を疑問視する声や論文不正の指摘が東大に寄せられ、調査委が設置されていた。

 東大の佐藤慎一副学長は「極めて遺憾である。二度とこのようなことがないよう、全学をあげて取り組んでまいりたい」とのコメントを発表した。

 東大の決定を受け、中央公論新社は5日、セルカン助教の著書「ポケットの中の宇宙」(中公新書ラクレ)を絶版にしたと発表した。【江口一】

時事通信: 人助教の博士号取り消し=論文の4割に盗用-東大

2007-04-23 | NEWS
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201003/2010030500483

トルコ人助教の博士号取り消し=論文の4割に盗用-東大

 東京大は5日、大学院工学系研究科建築学専攻のアニリール・セルカン助教(36)=トルコ国籍=について、2003年3月に授与した工学博士号を取り消したと発表した。博士号の根拠となった論文「宇宙空間で長期居住を可能にする軌道上施設に関する研究」の4割に、他の著作物からの盗用があったとしている。
 同大によると、同助教は調査に対し事実関係を認め反省しているという。(2010/03/05-13:55)

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